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【ライブラリ】notes

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2019年4月の記事一覧

呼吸改善のプロが教えるあなたの呼吸力が一発で分かるテストと改善方法

「1日5分呼吸を整えてあなたも健康に」 「マインドフルネスで呼吸してココロとカラダを整えよう」 「呼吸力を鍛えてあなたも不調を一気に改善!」 昨今、こういった言葉がメディアで踊り、呼吸に関する書籍も飛ぶように売れています。 呼吸って大事なんだ、呼吸をすれば体が良くなるんだ、「呼吸」という言葉が魔力を秘めているかの如く、私たちはそれに魅了されています。 実際、健康になりたい、常にパフォーマンスを最大限発揮したいと願いこれらに取り組んでいらっしゃるのではないでしょうか。 私

アート思考は日本的身体と相性良し? 〜日経COMEMOイベントより

4月23日、日経COMEMO主催のイベントに参加しました。「アート思考✕ビジネス」シリーズの第2回、お題は「日本流イノベーションの可能性-アート思考と身体」です。カバー写真は当日のグラレコ(by山野元樹さん)、尊敬します。 シリーズ第1弾(↓)は不参加でしたが、熱いイベントだった様子が伝わっていました。 主催が日本経済新聞社で「ビジネス✕アート」と謳っているから、ビジネスに距離をおく自分(失業中という意味で)がこの場にいていいものか、すぐ実践につなげられないな、と少々腰が

スマートシティって何だ?

LINE Fukuoka株式会社 Smart City戦略室 室長の南方です。最近スマートシティについてお話しする機会が増え、色んな方とお話しする中で「スマートシティってこういうこと」というのが何となく整理されてきたので書き記してみようと思います。 みなさんはスマートシティと聞いて、どんな世界を思い浮かべますか? ・自動運転の車が街中を走り回ってるような世界? ・光熱費や家電の利用状況など暮らしに関する様々なデータが一元化されてる世界? ・通勤通学や買い物などあらゆる行動が

自分の世界を広げてくれたのは、たくさんの「好き」だった

平成最後の……だからってわけではありませんが、最近よく考えていることを。 いま、自分はUIデザインを中心に、ロゴのデザインや写真撮影、執筆や学校の講師をやらせて頂いてます。 本当に、自分は恵まれているしとても運がいいなあとつくづく思います。 そして自分の30年ちょっとの人生を振り返ってみると、「好き」に支えられ「好き」で広がっていたんだなあと ぼんやり見えてきたのがわかりました。 ガンダムが「好き」を拡げてくれたいろんなところで話していますが、やはり自分の人生はガンダム

新しくできたバングラデシュ料理屋さんがたのしかったよ!@大塚スナリ

※スナリの姉妹店が近くに出来たようです。 お間違いなく。 またまた大塚に行ってしまいました。 今回の目的は大塚にある モスク「マスジド大塚」 を見に行くこと。 モスクとはイスラム教の礼拝堂のこと なんですが、祈るだけでなく 人々の集いの場所として 利用されているようです。 代々木上原にある東京ジャーミー が有名ですよね。 東京ジャーミーの美しい建築物に 通るたびに息をのみます。 大塚のモスクはどんな感じでしょう? 細い・・ 上原の東京ジャーミーを イメージして

カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 - 後編

Goodpatchの組織とカルチャー崩壊からの再構築までのストーリーを描く記事、後編です。前編をまだ読んでない方はこちらから。 流れを変えた17年新卒カツキのプレゼン2018年に入りましたが、まだ会社には閉塞感が残っていている状況でした。そんな時に会社でオースティンであるSXSW2018への参加資格を掛けて、希望者が自分の持つデザインノウハウのプレゼンをして、全社員の投票でオースティンに行けるメンバーが決まるという社内企画がありました。 SXSWに行くために6名のメンバー

「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

と思っている話です。もはやタイトルでぜんぶ言ってしまった。 せっかくなのでもう少し続けます。 2020/05/03追記:第二弾?書きました なぜこの記事を書こうと思ったか。 先日、執筆した「はじめてのUIデザイン」の一般販売がスタートしまして。 この本がまだ初稿になる前、共著者のみなさんと執筆真っ最中の頃に何度か打ち合わせがあったのですが、そこで「書籍的な文章を書き慣れてない人って、"という"と"こと/もの"を多用しがちなので、この2つを抑えるだけでも文章がシュッとする

「高校生で世界一周」で得た大切なモノ。

2017年6月21日、僕は「高校生で世界一周」を宣言した。理由は色々ある。本当に色々。そんな色々が積み重なってウジャウジャと暴れ出して足掻いて悶えて耐えきれなくなったその時、 「そうだ、逃げよう。」 そう覚悟した結果が、あの宣言だった。 心からの叫びは多くの人に届くのだと知った。(当時フォロワー200人くらい) ・・・ そんな宣言から約9ヶ月間。本当に長い準備期間だった。人脈ゼロ経験ゼロ知識ゼロからのスタートだったけれど、その中で打開策を模索し続けた。舞い込んでくる

悲しいコンサートをなくすために~「社会包摂」という考え方について

悲しいコンサート以前働いていたコンサートホールで、客席誘導係をやっていたときのこと。その日は知的障がいと見られるお客さんが車いす席に座っていました。国際コンクールで優勝したての、新進気鋭のピアニストの公演。若さのしたたり溢れるような演奏で、疲れ知らずの彼は何度もアンコールに応えてくれ、最後の美しい曲を静かなフェルマータで終えようとした時でした。 「ぅあ~!!」音がまだ消え切らないうちに、感動に震えた声が、車いす席からもれました。 ピアニストはその瞬間、ステージから声の方を

僕がイラクに行く理由

週末からイラクに5日間ほど行ってくる。ご存知の方も多いと思うけど、僕が15年前の4月7日に武装勢力に拘束された場所。様々なバッシングがあり、僕は4〜5年近く対人恐怖症やパニック障害、ひきこもりの期間もあったりするなど社会から孤立した。 去年の4月にabemaTVに出て、その体験を語った。あまり人前に出たくなかったので、これまでテレビ取材など断ってきた。自分の体験を語ることで心が黒くなる感じがして、怒りの感情や誰かにぶつけたくなる感情が出てくることもある。それでも、多くの周り

モヤモヤに光をあてる「会話」の方法 ー三位一体型対話モデル(仮)

「楽しかった」と思う飲み会には共通点があります。それは自分のなかのモヤモヤのかたちを発見できたと思えることです。最近ぼくは「そのような飲み会ではどのような会話が行われているのか」を考察しながら、体系化し、ワークショップをつくることを試みています。今日はその経過を書きます。 自分のあり様を肯定する言葉の発見たとえば、ぼくは最近ある悩みをもっていました。それはアーティストに仕事を依頼するときの態度についてです。「ちゃんと文脈をふまえていないといけないのではないか」とか「自分なん

ラ・ヴィア・デル・テ(La Via del Tè dal 1961): イタリア・フィレンツェ生まれの紅茶専門店

イタリアといえば珈琲の国。 そんな珈琲の共和国では珍しい、フィレンツェ発祥の茶葉専門店「ラ・ヴィア・デル・テ」(La Via del Tè dal 1961)の店舗が、ミラノにもある。 1961年、アルフレド・カッラーリ(Alfredo Carrai)によって設立された当社。 かねてよりお茶の魅力にとりつかれていたアルフレッドは、 珈琲の国イタリアに、当時知られていなかったお茶の文化を広めることを決意した。 お茶について学ぶためにアルフレッドは、まず中国に旅に出た。

望月優大『ふたつの日本』と、移民家族の歌としてのキリンジ「エイリアンズ」

■これは「彼ら」の話ではなくて、「私たち」の話 望月優大さんの新刊『ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実』を読んだ。 いろんなことを考えさせられる、とても興味深い本だった。 本の内容は、タイトルのとおり、「いわゆる移民政策はとらない」というスタンスを取り続ける政府の“建前”と、労働力を求める企業の“現実”によって引き裂かれ、在留外国人たちが複雑な立場に置かれ続けている日本という国の構造を精緻にルポルタージュしたもの。本文にはこんな風に書かれている。 日

多様性あるまちづくりは”地域間交流”から?

はじめまして、インター・ローカルプロジェクト「○○と鎌倉」を主宰している株式会社カンバセーションズの狩野です。私たちは、2015年に東京から鎌倉に移り住んだことを機に、鎌倉とさまざまな地域をつなぐ「○○と鎌倉」をスタートしました。 これまでに「○○と鎌倉」では、各プロジェクトのパートナーとなる地域の人たちと一緒に、「五島と鎌倉」「阿久根と鎌倉」など地域の人、モノ、文化をつなぐ各種イベントやフリーペーパーの制作、商品の開発などを行ってきました。 「○○と鎌倉」では、地元目線