マガジンのカバー画像

”国際系” note まとめ

3,076
This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
運営しているクリエイター

#日記

🇵🇱ポーランド・ワルシャワ🎹ショパン誕生の世界遺産旧市街🌍中世へタイムスリップ⏰

2020年にポーランドに行った。 日本・成田からポーランドまでは 直行便で15時間だ。 今はロシア上空を飛べないから アラスカ・アンカラ経由か イスタンブール経由などだろう! ポーランド面積は日本の5分の4 日本から九州・四国を引いた くらいの大きさだ。 国の人口3800万人 首都のワルシャワは180万人だ。 そして旧ソ連の面影が色濃く残る 建造物と近代的な建物が共存する。 びっくりしたのだが ワルシャワはとても綺麗だった。 ワルシャワ旧市街は中世の街並で 1

Museu Picasso──バルセロナのピカソ美術館

 スペインの偉大な画家の絵は、どれも無言のまま語りかけてくる──晴れたり曇ったりするなか、予約していたピカソ美術館へ家族三人で向かった。ピカソの『El Piano(ピアノレッスン)』という絵の前で妻は立ち止まって、しばらくじっとその絵を見つめていた。 *  祖母の母国、スペイン。11月上旬からスペインに赴任している。いまのアパートが見つかるまで間借りさせてもらった叔父に、「予約していないと並ぶ羽目になる、公式サイトで予約が良い」と聞き、そのとおりにし、美術館は午後見学する

北欧の先住民「サーミ」の人々に会いに、最北端までサバイバルした話

私がサーミに興味を持ったのは、「朝鮮学校と何がちがうんだろう」というサーミの教育現場に対する興味からだった。 サーミの学校教育について詳しく記述されている分厚い本をメルカリで購入して読んでいたときに、サーミの教育においても、生徒数の減少が課題になっていたり、オンライン化や長期休みの間だけの教育もはじめているという取り組みを知ることになった。 朝鮮学校について知らない人のために書くと、朝鮮学校とは、日本の植民地支配によって日本に連れてこられた在日コリアン1世の人々の子孫たち

毎朝食べてたフォー屋に行くと、そこにもベトナムの発展が。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ご覧いただきありがとうございます! 自分が撮影した写真と共に気づいたこと、 感じたことをツラツラ書いてます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回の旅ではダナンだけの予定だったけど、急遽ハノイにも行くことになった。 ハノイはベトナムの首都で、私が住んでた都市。 ハノイに行くなら、、、と一番先に思いついたこと。 『フォーを食べに行こう』 これは個人的な意見だけど、やっぱりフォーはハノイが美味しい。 そして自分が毎朝食べてた家の

カメラと旅|ミュンヘン・オクトーバーフェスト編

先週ついに念願のドイツ旅行に行って帰ってきたのでお気に入りの写真を振り返っていこうと思います。 オランダから夜通し電車で15時間半、途中信号トラブルで3時間半閉じ込められたりしながらミュンヘン中央駅に到着したのが午前10時。 アフリカ旅行から合流した友人とスウェーデンに交換留学している同じ大学の友人2人と合流しました。 写真載せていいよ〜と言ってくれたので渾身の変顔からスタートです。 早速オクトーバーフェストの会場に歩いて向かうも、あいにくの小雨。でも現地の人はお構い無

カフカをめぐるプラハ旅行記

2017年の秋にプラハへ旅行に行ってきました。まだ日本は暑く薄着のままでオランダ経由でチェコに行きました。航空会社はKLMです。 前の座席についているタッチパネル式のディスプレイがあまりにも高性能で驚きました。昔は壊れてる座席があって点かなかったり、音が出なかったりして、使えても映画を見たり、落ちゲーみたいな簡単なゲームしかなかったのに、今では世界各国の音楽やラジオが聴けて、スマホの充電ができるようにUSBポートがあって技術の進歩を感じましたねー。特にいつもは安い飛行機で移

THAILAND : Phuket (JAN2023)

2023年はタイ南部プーケット島でゆったりとした年始を過ごした話と、 フィルムカメラでの記録です。 THAILAND : Phuket (JAN2023)昨年の春、世界的に新型コロナウィルスに対する様々な措置が緩和され始め、春過ぎ頃にはワクチン接収を念頭とした観光ビザでの渡航・滞在が解禁された国が多くありました。 昨年はシンガポールとマレーシアへ様子を見に行ってみたのですが、もう殆どコロナ蔓延前と変わらない印象があり、折角なので年始の休みを使ってプーケット旅行に友人と行っ

【大人の読書感想文】紛争地のポートレートを読んで〜紛争地の看護師が出会った人々〜

みなさんこんにちは 人道支援家のTaichiroSatoです 国境なき医師団の大先輩である白川優子さんの2冊目の本を読み終えてから、いつものように【大人の読書感想文】に取り掛かろうと思っていたのだけれど、今回はいつもより長くなりそうだ。理由は、僕の内側から湧き出てくる言葉が多すぎること。それをみなさんにわかるように整理するのに、いつもより時間がかかった。それだけに僕の中での歴史があり、強い想いがある。 仕事や仕事外でも親交のある優子さんと、彼女の通ってきた道筋への想い、本

ヴェネチアのビエンナーレへ行って来た

8月の初め、ヴェネツィアに行ってきた。聞きしに勝る観光地で、住人よりも観光客の方が多いのではと思うほど。カメラ片手に歩き回る人の数に驚く。 パリは猛暑日でも湿気がなくカラリとしているのを物足りなく感じていたが、8月のヴェネツィアはジメジメと蒸し暑く、日本の夏を思い出す。 ねっとりした空気が体にまとわりつくのは懐かしくもある。しかし潮風の中を泳いでいるような茹だる蒸し暑さが、こんなにも体力を奪うものだったとはすっかり忘れていた。歩いているよりは泳いでいる気分でジリジリと体力を

SDGs:ニジェール発アフリカの教育を根底から変える「みんなの学校」プロジェクト

「世界には学校に行きたくてもいけない子どもたちがいる」そう聞いてもなかなかピンとこない人もいると思います。私もそのうちの1人です。今回、オンライン英会話のレッスンを通して、SDGs課題の1つ「教育」について学んだことをnoteにまとめました。アフリカ諸国が抱える問題、日本の教育問題、アフリカのニジェールから始まった学校プロジェクトなどについて紹介します。 オンラインイベントに参加して特典チケットをゲット!久しぶりにQQ EnglishのSDGsコースを受講。というのもQQ

朱位昌併エッセイ連載「霜柱を踏みしめて アイスランド、土地と言葉と物語」#3

アイスランド在住の詩人・翻訳家・研究者の朱位昌併さんが、言葉や文化の切り口からアイスランドを紹介する連載、「霜柱を踏みしめて アイスランド、土地と言葉と物語」。第3回のテーマは「オーロラ」。アイスランドに住む人々にとっては当たり前の光景になっているオーロラが、中世以降の文学ではどのように扱われてきたかをひもときます。 #3. オーロラの灯を前に 手袋を外して、指を組んだ両手の平を空高く突き上げる。肋骨を存分に軋ませ、胸の真ん中で息が詰まるまで身体を伸ばしたら、指をほどく。喉

憧れのパリ紀行(連載その3)フォンテーヌブロー宮殿🏰。。🥺💘

この日は兼ねてからずーっと行きたいと思っていたフランス王朝時代の王家の居城と言われたフォンテーヌブロー宮殿へ "Château de Fontainebleau" パリ・リヨン駅➡️トメリー(フォンテーヌブロー)まで電車🚃で約44分。 フォンテーヌブロー宮殿はセーヌ・エ・マルヌ県にありフランスでも最も大きな有名な宮殿🏰。 1981年にはユネスコの世界遺産に登録された最も優美な館である。 宮殿は多くのフランス王たちによって増改築され現在の姿に…。 元々フォンテーヌブ

続編2:2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学

当方はウクライナやスラブ研究者では無く、米国大学にてホスピタリテイ・観光経営分野で研究系博士教員をしている日本人学者・米国永住者です。ウクライナには縁があって旧ソ連崩壊後数年であった1995年から往訪しており、渡航回数は30回程度です。過去5年は年に数回のペースで渡航していました。 自分の研究領域専門分野ではありませんが、比較的現地情勢に詳しいので、約一か月前に掲題の雑学メモを書きました。現地に行かずに欧米メデイアを分析・評論するような日本語メデイア、或いは親ロシア派の自称

109. エピローグ

ヒジュラ暦1443.6.27 (2022.1.30) 昨年末、6年間のサウジアラビアでの仕事を終えて、日本に帰ってきた。 6年前、なかなか来られない国だから、記録をしておこう思って「こちらリヤド、43℃」を書き始めた。当初は2,3年のつもりの記録だったが、縁あって6年間書くことになった。 6年間で0から109まで話を書いてきた。ざっと見返してみると、序盤は生活面でのカルチャーショック的な話が多い。中盤以降は仕事の話なんかも入ってきて、そこでの異文化体験などがあり、終盤はパ