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再会~告白

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「先生、好きです。付き合ってください」

いつものレッスンの日、私は先生に告白しました。

「動物園とか遊園地とか行くの?」

「そういうとこはあんまり行きたくないな」

私がそう言うと、先生はすごく嬉しそうに笑っていました。私はあらかじめ書いておいた手紙を先生に渡しました。

「ラブレターです!」

帰宅後、先生から手紙の返事がメールで届きました。真面目過ぎる武士みたいな文章でした。

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(先生はまだ来てないみたい…)

冬の昼下がり、私は一人で席に着きました。しばらくして、先生がお店に入ってきました。深い色のジャケットと私があげたアクセサリーをつけて。

「こっちの席にしない?」

私は移動して先生と隣同士で座ります。レッスンのない日に先生と会うのは初めてで、私のテンションは初めから最高潮です。先生は知り合いのライブに誘ってくれたのです。

「もう少し上手になったら、あなたの方が

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それから私と先生は急速に仲を深めていきました。

レッスンの中で、私は先生の伴奏で歌うようになりました。自分の気持ちを歌詞に重ねるための選曲をして。先生は気づいていたでしょうか。私は歌が苦手で精一杯歌ったのですが、先生がそれを聞いて「可愛いね」と言ってくれたのがとても嬉しくて、何度も思い出しては顔を緩ませていました。

ある日私は、手作りのアクセサリーを先生にプレゼントしました。後日、先生のライブ

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毎月参加するのが恒例となった、先生のとある集まりに私も慣れてきたころ、先生のお弟子さんという男性が訪れました。かつて先生に習っていたその方は今ではお一人で活動され、腕は相当なもので、怖いくらいの迫力と眼差しでした。

その男性と仕事仲間の男性を両脇にしてカウンター席に座っている先生を、私は横目でそっと観察しました。私はてっきり、年下の男性に挟まれて浮かれているのかと思ったのも束の間、先生は子分を従

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ついに先生とお食事の日、まずはいつも通りレッスンです。口で言えば分かるのに、先生がふいに、私の手の甲に指先で触れました。指先から先生の体温が伝わり、私はその後レッスンどころではなくなってしまったのを今でも覚えています。

「ご飯行きましょうか。お腹すいちゃった」そわそわとぎこちない様子の先生に、私はついていきます。

先生はすごくおしゃべりで、色々なことを私に聞いてきました。それも、とてもプライベ

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先生のレッスンを再開して、私はやっぱり楽しくて、メールでも好きアピールをしてしまいます。先生のアドバイスや考え方はとても尊敬できるもので、私の心は先生で満たされて眠りにつくのでした。

その翌朝、奇跡が起きました。

先生からご飯のお誘いのメールが来たのです。私は頭の中で「なんで?なんで?」を繰り返しながら、嬉しさで布団の上を転がりました。

さらに先生は、私と関りが持てる機会をたくさん作ってくだ

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先生と離れて3ヶ月が過ぎました。色々と試行錯誤しても先生への気持ちは変わらず、私は思いました。諦められないなら先生を好きでいるだけでいい、と。そして先生を許そう、と。許すことで、先生に貸しを作ることができるような気がしたのです。

連絡しようと考えていた年明け、先生の方からメールが届きました。私はレッスンを再開したいと、返信しました。私は仲直りの印に動物の写メを送りました。先生にも福がきますように

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