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女と男

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女と男 優しい夜

女と男 優しい夜

貴方が優しい夜

 夢を見ている自分を愚かに感じる…。

貴方はありのままの私を見ている
 受け入れないのは自分、
  だから夢に逃げている

 長い長い夜だね、
 逃げるよ私。

       貴方が優しいよる

 時間も…何もかもがのびてのびて、

  やがて夢の色は薄くなる

逃げるよ私

 貴方からも夢からも。

 残念

 残念

 
 今日ですか?いまですか?神ですか?

カミ一枚の下でこれでいいんだと堪えています

`サヨナラ'はツカイステでした、残念

 爆音を出しながら近づいてくる、残念

 全てが終わりを迎える音が耳鳴りになりました、残念

 私時間の最速で通り過ぎて行く、残念

慣れたくないのに気づいたら変わった時空、残念

 神神が馴れ馴れしいのは何故?残念

 
カミ一枚の下で2人を見つめてくれる者は無いこと

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女と男 もしもの物

女と男 もしもの物

 本物が欲しくて迷っているようにみえる?

口のない彼らは相変わらず

 贅沢な暮らしを選んだから
 贅沢な思想はあきらめたの

耳のない彼らは相変わらず

 ガチャガチャから出た指輪はエコバッグの中?

カラオケの後あなたは300円を無駄にした 

 いらないけどいるの?

目のないあなたのレプリカ

 一緒にすてたもしも

なんて答えればよかった?

 一緒に捨てれたもしもの

一人で残された

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女と男 湖

女と男 湖

私もただの執着で過ぎない…

周りが騒がしく汚れが立つ湖の中だから、

薄まって見えないだけだと言い当てた、

 どれだけ欲しいのか

 よくわかった満月夜に

 膝を突いて待っていた

 全てが沈むまで…

 自分が鮮明に見えるまで…

二つの仮面が浮かび上がると

ほんのり赤い素顔で立ち上がった、、
 たったったった

 わたしも…わたしも

ただの執着だった。

女と男 ピカピカ

女と男 ピカピカ

 貴方と別れてから知らない男とやった。

私たちが過ごしたときが自分勝手な真似をして特別になれないように願った。

 潰す、
血肉が出る、
ほっとく、ほら
 カピカピ

 偶然じゃないのに
通りすがりで現れた者は
すべてを見たかのようにこういう、

動いてくれるから忘れられる
貴女のカピカピなモノはくっついたままで
後になにをしても水と油だ。

でも
でも
でも
(はぁ、あいつなんなん?)。

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女と男 ごめん

女と男 ごめん

 ごめん、適当に言った
私だけつらいとか
被害者なふりをした

いまも日常は平和で何もかも変わらなく。

 ごめん、嘘が多めだった
聞かれないと思って
曖昧な言葉で答えた

いまもこれからも断片的な見せ方のまま。

 またまたごめん、
解像度低いスキを言いふらした
自分に賭けたのかあなたに賭けたのかそれすら不分明なくせに、希望だけが先に走り出した
綺麗にみえた…

いまも向こうは綺麗なままとけない

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女と男 ピリオド

女と男 ピリオド

私がここまで長く引っ張った。

 だから綺麗に離すからご心配なく
長い間、全てのものは消すね
   サヨナラ

二人だけの時間は私の中で永遠に
 言えなかったことも
  聞きたかったことも
   もう全て離す
   サヨナラ

大好きだったあなたも
 あなたの好きになれなかったわたしも
   もう、サヨナラ。

女と男 絶叫

女と男 絶叫

 変わらない愛が欲しい
ないものねだりはとてもではないが
わたしにはむりだから、

 奥に秘めた欲心はただの情欲とかじゃ無いこと
恥ずくて、

 この世に、
変わらないものなんかない…赤ん坊の時からわかっていたのに
御伽話の姫に憧れるのをみてひいて来たのに
 明かされたならまだ救いがあるのに…

 揺るぎない気持ちが2人の間にある、
そんな絆が欲しいことを気づいてしまった。

 変わってもいい、

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女と男 停止

女と男 停止

会いたいから何回も何回も尋ねた、

信じてもらいたいから何回も何回も好きだと言えた、

誤解されるのを恐れて何回も何回も言い方を変えて返信した、

諦められないから何回も何回も自分から先に謝った、

 これ以上できることがあるかもね
 ならこれからは教えてほしい、
 何回も何回も教えてほしい.

私は何をすれば良いのか、
何をしないでほしいのか、
 
  貴方が言ってよ.

女と男 ピース

女と男 ピース

 私に足りないもの

 貴方がもっていた

 私が無くしたもの

 貴方が持ってきた

私が見下したら

貴方は見透かし、

私が見逃したら

貴方は見通してくれた、

 みえない.貴方が見えない.

 私が貴方を忘れても
 貴方は覚えてくれる…勝手に思ったら、

 いない.貴方は何処にも居ない…

夢の中で夢から目覚めた
だけのことなんだ.
 

女と男 卒業

女と男 卒業

卒業した…
偶然とか、運命とか、タロットとか

卒業した…
お揃いとか、ストーリーとか、写真だらけのスマホとか

卒業した…
躊躇いとか、タイミングよくとか、
会えない人の幸せを願うとか

綺麗な…
触れないものたち

 綺麗に残せるため綺麗に終わらせるため
我々の頭の中の終わらない編集…

すべてを

卒業する。

女と男 共に

女と男 共に

でも重なりたい。

意地悪な貴方の
共には

最近口に出す
一緒にじゃなく、共には

最近ドキドキした
一緒じゃなく、共には

わかるようで
わからないわたし
ドキッとしてしまった

そんなには
上手くいかないから
それだけは笑うほど
はっきりわかる私は

ともにじゃなく
たまに、、
だから重なりたい。

女と男、サンラン

女と男、サンラン

 夢をみているのか

 貴方じゃない男の背後で
 私は肩にほっぺを当てて
 息ができ落ち着いていた

 夢をみているのか

 選ぶ言葉が全てちらほら
 口から出るとどこかには
 だれかには当たるはずが

 夢をみているのか?

 耳元まで行けたのに
 私の言葉はサンラン
 隙間で迷いサンラン

 あなたに害がないまま
 あなたに届かないまま
 私の話は綺麗に消えた

女と男、硬いわたしと柔らかいあなた

女と男、硬いわたしと柔らかいあなた

 言葉足らずのあなた

 言葉に重きを置くのをやめたいわたし

 柔らかいものに耐性がないわたしだから

 ふわふわにファンになりがちなわたしだから

 硬い言葉を求め過ぎたけど、

 あなたは何故か知っていて、

 はっきりした言葉を使うわたしは
 あなたより別れに近づいていることを.

 あなたは何故か知っていて、

 二人の間も言葉で詰めれば分かり合えると思っているわたしがあなたより先に別れ

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