しけもく。

「言葉にできない感情を言葉にする」 そんな普遍的なテーマでTikTokフォロワー3万人…

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「言葉にできない感情を言葉にする」 そんな普遍的なテーマでTikTokフォロワー3万人います。

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学年1位だった人の現在

高校2年生の頃のクラスはとても賢い人が多いクラスで、一時期のテストでは学年1、2、9位がクラスTOP3のときもありました。 先生が授業に来なくて自習になったときも誰も喋らず黙々と勉強する人が多く、賢くなかった私は初めのうちは「まじか、、、」と思わされました。 高校に限らず、成績の良い人はいつだって将来もこのまま順風満帆でエリートコースを歩むんだろうなあと思いますが、最近高校の頃の友人と会う機会が増え、周りの話を聞くと意外なことを多く聞かされました。 今回は先ほど言った学

    • 喋るのが怖い

      いま、喋ることが怖くなるときがあります。 26歳。小さい頃から言葉がよく詰まっていました。 吃音という言葉を知ったのは比較的歳を重ねてからで、確か高校生くらいだったように思います。 伝えたいことがあっても言葉が出ない。 同じ意味で違う言葉を使ったり、倒置法にしたりして何とかごまかしながらやってきました。 母親からは「吃音」という言葉は一度も聞いたことがなく、「頭の回転が早いから口が付いてきてないだけ」と言われていました。 僕はその言葉を本当に信じていました。 そのお

      • 10月25日、僕は詐欺に遭った

        10月25日、僕は詐欺に遭いました。 というのも僕は約2年前からTikTokで投稿をしているのですが、そのTikTokのアカウントを売ってほしいという話がDMで来たのが全ての始まりでした。 そのときのフォロワーは32,000人ほどで、提示された金額もそんなおかしくない話でした。 僕としては一旦ここで売ってまた新しく始めればいいやと思い、話に乗ることにしました。 ただこのときは僕も詐欺の可能性があると思っていたので、アカウント売買(違法ではないです)を仲介してくれるサイ

        • 25歳になってハマった銀杏BOYZ

          銀杏BOYZを好きな人の中で、曲から入らなかった人は他にいるだろうか。 銀杏BOYZという存在をちゃんと認識するようになったのは去年のこと。 このときは25歳だった。 著名人のエッセイを読むことにハマった僕は、たまたま平積みされていた峯田さんの「恋と退屈」を手に取り買ってみた。 銀杏BOYZのボーカルということは知っていたものの曲は一曲も知らず、石原さとみさんとドラマで共演していた人というのが1番イメージとしてあった程度だった。 家に帰り、読み始めるとここまで赤裸々に

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          一生懸命なんてしんどいだけだから一所懸命くらいでいい

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          彼女に「300字でサウナの感想書いてきて」とボケられ、返した返信

          彼女と付き合って4年が経ちました。 お互い大阪生まれということもあり、隙あらばボケてしまいます。 そして今日彼女にサウナ行ってくると伝えたところこんなLINEがありました。 こういうボケを「なんでやねん」と返す流れは僕の中ではもうとっくの前に終わっており、ここで本当に書くというボケ返しはもしかしたら面白いのかも、という風な思考回路になっていました。 そこで試しに書いてみたところ、こんな内容になったので、今回それを載せようと思います。 次からが彼女に送り返した文章です。

          彼女に「300字でサウナの感想書いてきて」とボケられ、返した返信

          人生の計画は完璧なのに

          僕は計画を立てるのがとても好きです。 例えばお金なら生活防衛費として生活費3ヶ月分を貯めて、残りは積立NISAと仮想通貨。 1ヶ月の生活費は全て合わせて約20万円なので生活防衛費は60万円。 それを貯め終えると、何か急に現金が必要になったときのために少しの現金貯金と、後は残りの2つに注ぎ込む。 そのために積立NISAとは何かを調べ、仮想通貨を何が将来伸びるのかなとあれこれ調べながら予想するのが楽しく、これら全てがうまくいったときどうなるんだろうなんて夢を膨らませています

          人生の計画は完璧なのに

          ちょっともう働きたくない

          26歳。社会人4年目。今の会社に入り1年と少しが経ち、仕事にも慣れました。 幸いなことに人間関係にも恵まれ、残業も全くと言っていいほどありません。 これを聞くだけで恐らく多くの人は恵まれているな、と思うかもしれません。 かくいう僕自身も恵まれているとすごい実感しています。 ただそれでも改めて思います。 ちょっともう働きたくない。 働きたくない、というより今の仕事で働きたくない、が正しいのかもしれません。 何がそこまでの気持ちにさせているのか自分自身でもよく分からず

          ちょっともう働きたくない

          高校生までは勉強する意味を考えなくていい

          どうして勉強するの? この質問を将来出来た子供に聞かれたら、自分はなんて答えるのだろうと妄想することがたまにあります。 将来の選択肢の幅を広げるため、というのは島田紳助さんが深イイ話で言っていで、どこかで聞いたことある方もいるかもしれません。 僕もすごい納得して、共感もしました。 だけどどこかで心が芯を食っていなかったのは自分の考えた言葉で言いたいと思ったからでした。 恐らくですが、子供の頃に勉強する理由を聞いてもそれで納得して勉強しようと思う人はほとんどいないと思

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          怒られても誰かのせいに出来ない

          怒られたり、注意されたりしたとき僕はどうしても誰かのせいにすることが出来ません。 これを人によっては「ちゃんと自分で受け止めて偉い」と言ってくれる人がいるのですが、このことがいかに自分を追い詰めているか自分では分かっているつもりです。 ただ出来ない。 言い訳も出来ない。 理由があって出来なかったことを説明しようとしても、怒られた、注意されたという事実が全てそれらに対する返事=言い訳と僕自身思ってしまいます。 また誰かのせいにしようと頭の中で誰かを責めても、脳の中の別

          怒られても誰かのせいに出来ない

          7年ぶりに会った父はやっぱり老けていた

          19歳の頃、本当に父が大嫌いだった。 嫌いだったからこそ影響も大きく、反面教師として自分はその反対の人間になろうと強く誓ったほどだった。 僕が13歳の頃に両親が離婚し、その後も定期的に父とは会っていた。 近況報告をするなかで、父は毎回僕の消極的な部分に口を出してきた。 「そんなんな、とりあえずやってみたらええねん」 この言葉を聞くたびに、本当にうんざりした。 とりあえず行動するタイプと父と、あれこれ考えてあまり行動が出来ない僕とでは相性は合うはずもなかった。 そん

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          売れてるアイドルは偶像化し、売れてないアイドルはドキュメンタリーで魅せる

          最近のアニメで話題になってるのがジャンプ+で連載中の「推しの子」です。 僕自身は1話の途中で観るのを辞めてしまったのですが、アイドルとしては乃木坂46をはじめ坂道系アイドルグループが好きです。 そこから見える売り出し方の違いに少し面白いと感じた点があったので、その点を今回は書いていこうと思います。 センターは入場口アイドルのセンターに選ばれる人は可愛いのはもちろんですが、そのアイドルグループの方向性をその人で伝えているなと感じました。 AKB48のセンターに前田敦子さ

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          手段の目的化の先に幸せはない

          少し前にはなりますが、一時期FIREというのが流行りました。 お金をある一定貯めてそれを資産運用し、そこから得たお金だけで生活することで働かなくても生きていけるという考え方で、それにより定年になる前に仕事を辞め自由快適な生活を送るというわけです。 ですがそんな理想とも言えるFIREをした人がしばらくしてまた働き始めたなんてことを聞くようになりました。 理由は「退屈」でした。 辞めてもやることがなく、それによりストレスが溜まる。 辞めてからのことを特に考えてなく、人との

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          「友達」という言葉がない国

          僕は昔から本を読むのが好きで、好きになったきっかけは好きな漫画のスピンオフの小説が始まりでした。 他の小説とは違い登場人物の顔は漫画ではっきりしているため、とても想像しやすく小説の入り口として読みやすかったと今になって思います。 そこから色々な本を読むようになり、何の本かは忘れましたが印象に残ってる言葉の1つに「自分という認識は他人という存在があるからである」みたいなことを読んだとき、ハッとさせられました。 そんなことを今まで考えたこともなかった自分にとって新しい風が吹

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          「そんなん無駄だよ」と言われることものほど熱中した方がいい

          幸せはお金では買えない。 この言葉が最近の日本では特に夢見がちな言葉として受け止められているような気がします。 いつもお金が足りないせいで幸せになれない。 お金さえあれば幸せになれるのに。 そう考えれば考えるほど無駄遣いというものに敏感になってきます。 そして今は倍速視聴というのがよくされているという時代背景もあり、効率化というのもよく目にします。 これらからわかるのは"無駄"=悪と思われていることです。 無駄なことをせず目的まで最短で行きたいからこそ、読書をせず

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          吃音な僕は書くことが1番伝えられた

          小さい頃、祖母から言われた言葉がなぜか今でも忘れられない。 「もっとゆっくり喋ってみい」 優しい言葉でそう言ってくれた。 でもその言葉が僕には辛かった。 当時は何も思わなかったが、そんな何気ない言葉が今まで残っているのは何かの感情が強く残ったからだと思っている。 そしてその感情が良いものではないと気付いたのもここ何年かのことように感じる。 頭の中に話したいことは浮かんでいる。 でも口から出ない。 出そうとすると口が固まってしまう。 詰まってしまう。 そんなときに母が

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