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004-3 : 100年後の義手・義肢とドーピングと攻殻機動隊

004-2 : 100年後の義手・義肢とドーピングと攻殻機動隊


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高出力義体に対応する為のドーピング

この様になると、高出力の義手・義肢・義体に対応するための生身の身体づくりが必要となる。
とめどなく進む高出力の義手・義足の進化に人類はドーピングを余儀なくされる。

現在は臓器、特に心臓と腎肝臓へのダメージが深刻で、若くして命を落としたり、副作用に苦しむ競技者が多くその使用倫理に対してシビアになっているが、100年後は医療も必ず発達すると予想する。臓器ダメージの無い、もしくは相殺するような薬品が開発される可能性もなくはないだろう。

高出力義体開発が進む未来の犯罪抑止や対抗策としてのドーピング

何故必要なのかの考察として、高出力義体・義手・義足の犯罪に利用される可能性があるからだ。
犯罪に手を染める人達は恐らくスーパーマンになる為なら、望んで高出力の義手・義足を手に入れるであろう、その為にドーピングも辞さないであろう、むしろ上からの命令でどっぷり薬漬けでマシンと化した兵隊を手に入れたがるであろう。

現在の義手・義足技術でも恐らく人を殺める機能を有する事は出来るではなかろうか。


想像してみて欲しい、現在世界最高峰のボディビルダーの手足が高出力殺人マシンと化し襲って来るのだ、警察や軍隊も自衛の為に同等の事をするしかないかもしれない。
もはや本当の攻殻機動隊の世界だ。


平和と秩序を護る為のドーピングとナチュラルスポーツの共存

結論的な考察として、100年後はこれ迄語って来た軍事利用を軸としたドーピングと、スポーツとしてのアンチドーピングと言う超二極化になると思われる。

クリーンな競技はやはり熱くなる、そこに使用していない体裁で実際はドーピングを利用して勝利を騙し取るのは許せない。
ドーピングはドーピング同士で戦えば良い。

残念ながらドーピングは今後無くなる事はないだろう。
人類の筋量や強さへの追求は絶対に止まらないからである。

であればシノゴの言わず受け止めて棲み分けるしかない。

100年後の地下格闘技は、高出力の義手・義足モンスター同士の戦いが観れるかもしれない。勿論四肢以外な生身なのである程度出力は規制するだろうが、残念がなら死者は出そうである。。。


モンスター同士の戦いはエンタメとしては面白いかもしれないが、
やはりスポーツは断然正々堂々クリーンで安全な方が良い。


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