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004-2 : 100年後の義手・義肢とドーピングと攻殻機動隊

004-1 : 100年後の義手・義肢とドーピングと攻殻機動隊


義手・義肢の進化

義手・義肢に関しても目覚ましい進化をしている。
スウェーデンのチャルマーズ工科大学が開発した義手は正に人の手を模したロボットの手になっていて、普通に物を掴んだり、任意の指だけ動かす事が出来る。


シカゴ・リハビリテーション研究所が開発したバイオニック義肢は学習する事が出来、階段の昇降や椅子から自然に立ち上がる事も可能だ、さらっとお伝えしているが、これは相当な事であるらしい。

またMIT Media LabのHugh Herr氏が創る義肢も同様に高い技術力を誇り、両足義肢のまま走ったり、社交ダンスを踊れもするのだ。

https://www.autodesk.com/jp/design-make/articles/hugh-herr-robotic-legs-jp


https://www.youtube.com/watch?v=pZjuFSOh4IE

https://wired.jp/2013/10/10/researchers-unveil-first-thought-controlled-bionic-leg/


こうなって来るとパラリンピック出場選手の義手・義足はどうなっているのかと考えてしまう。

細かい話、義手も義肢もどこの関節から先を失っているかにより使用が変わって来る。
人差し指第一関節からの場合は、投てき種目以外であれば問題なく競技者として活動出来るだろう。
膝から下の場合はカーボン製の弓の様な板状の義足を付けて走る。

バイオニック義手・義肢とパラリンピック

つまりバイオニック義手・義肢の開発次第でパラリンピックの記録が変わってくると思わないだろうか。考え方としては、競泳用水着やスノーボードの板の様な感覚で、各企業がこぞってバイオニック高機能・高出力な義体を開発するのではないかと考える、
100年後の競技用バイオニック義手・義肢やはりロボットの様な見た目になってもらいたいと切に願う。

勿論パラリンピアンが使用する義手・義肢に関しては通常の人が生きて行く上ではオーバースペックとなる。
メカニカルな義手・義肢となると、当然動力源は電力になる、電力で動くとなると当然出力の調整が出来るようになるであろう。
例えばあたかも普通の手の様に使える義手が、競技用の場合は高出力になると言う事だ。

高機能・高出力義体の軍事利用に関して

このバイオニック高出力・高性能義手・義肢・義体に関して言えば軍事利用や犯罪抑止力の為に、実用性が帯びてきた場合ある一定以上の開発が進んだ後は、加速度的に進むであろう。

004-3へ続く


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