「理想と現状のギャップ＝問題」

問題は放置すればするほど
解決することが難しくなっていく。

放置することで
新たな問題が発生することが多いから。

問題に気づいたら
すぐにでも解決したい。

そのために、
「問題に気づいたらすぐにその問題に取り組む」
という習慣を持っておきたい。

問題を解決する上で一番難しいことは
「解決方法を見つけること」ではなく、
「問題を正しく認識すること」。

問題を正しく認識していないと、
見つけた解決方法では解決できないから。

「そもそもこれは本当に問題なのか？」
「この問題によってどんな不利益を被っているのか？」
「何のためにこの問題を解決するのか？」

そういったことをきちんと把握しておかないと、
間違った問題を解決することになり、
欲しい結果が得られなくなってしまう。

例えば、
「パートナーが口うるさくて困っている」
という場合、

「パートナーが何も言えないようにする」
という解決策がある。

その解決策によって
「パートナーが口うるさくて困っている」
という問題をなくすことはできる。

しかし、それでは
パートナーとの関係は
さらに悪化すると言えるだろう。

そして、本当の目的が
「幸せな家庭を築きたい」
というのであれば、間違ったアプローチである。

解決方法はとても大事なもの。

しかし、
問題を正しく認識することができていなければ、
その解決方法はマイナスに働いてしまう。

「問題を解決した」と誤解して、
まだ存在している問題に気づくことができなくなってしまうから。

問題を正しく認識することは
解決方法を見つけることよりも大事なことでありつつ、
ものすごく難しいことでもある。

しかし、
問題を正しく認識する力を高めることができれば、
欲しい結果を手に入れやすくなるし、
周りの人の根本の問題を解決してあげることもできる。

だからこそ、
問題と出会ったら、
「問題を正しく認識するための訓練」として、
その問題と向き合っていくと良いのではないだろうか。

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