Differential Equation

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記事一覧

詰将棋日記 #009

詰将棋日記 #009 すっかり更新をさぼってしまいました。 『将棋図式集 上』(森雞二編、ちくま学芸文庫)に取り組んでいたのですが、「将棋秘伝鈔」(初代大橋宗桂)43…

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詰将棋日記 #008

「詰むや詰まざるや」の前段階としての『将棋図式集 上』 正月休みが明けて仕事が忙しくなったこともあり、すっかり更新をさぼってしまいました。 『将棋図式集 上』に…

詰将棋日記 #007

初代大橋宗桂の墓参り ここのところ取り組んでいる「将棋秘伝鈔」の作者は、初代名人、初代大橋宗桂(1555~1634)です。 初代大橋宗桂、で検索すると、11年前の名人戦の…

詰将棋日記 #006

将棋秘伝鈔 17日目 昨日解けなかった第五十一番が解けました! 初手は8二か6二から金か銀を打ち込むしかないのですが、どちらも続かなさそうで途方に暮れたのですが……

詰将棋日記 #005

将棋秘伝鈔 14~16日目 将棋秘伝鈔、14日目は第五十番に取り組みましたが、解けませんでした。 15日目。改めてにらめっこすると、「そっか~!」とひらめき、解けました…

詰将棋日記 #004

将棋秘伝鈔13日目 きょうは4題解けました。 まずは第四十五番。 初手の二択で少し迷いますが、その後は、最後まですらすらと進みます。 ちょっと素朴過ぎる気もします…

詰将棋日記 #003

将棋秘伝鈔12日目 きょうは第43番から。これはほとんど見た瞬間に解けて爽快でした。 続いて第44番。 中盤、ちょっと読みにくい手がありますが、わりと好きな味わい…

詰将棋日記 #002

将棋秘伝鈔11日目 筑摩書房の「日本将棋大系」の『図式集 上』(森雞二著)は、初代大橋宗桂の「将棋秘伝鈔」43題から始まります。 そのうちの23問目が上の図面、第四十…

対局日記 #002

三間飛車試運転続き 昨日に続いて三間飛車試運転。 第1図から、本譜は▲8八飛と向飛車にしてみましたが、(一直線銀冠類似の)5筋不突き型にはいまひとつだったかもし…

詰将棋日記 #001

昨年末から『将棋図式集 上』(筑摩書房)に取り組んでいます。 きょうは初代大橋宗桂(1555-1634)の「将棋秘伝鈔」から第三十四番と第三十六番です。 4七の馬が強す…

対局日記 #001

三間飛車試運転 昨年も仕事が忙しくて将棋を指す余裕がほとんどなく、たまに指すネット将棋も指しっぱなし。ということで、今年はできるだけ振り返り、言語化してみたいと…

詰将棋日記 #009

詰将棋日記 #009

詰将棋日記 #009

すっかり更新をさぼってしまいました。

『将棋図式集 上』(森雞二編、ちくま学芸文庫)に取り組んでいたのですが、「将棋秘伝鈔」(初代大橋宗桂)43題を解き終えた後、「将棋経鈔」(二代大橋宗古)に入り、収録されている27題中26題は解いたのですが、最後の第百番で躓いてしまい、そうこうしているうちに『13~17手詰パラダイス 五段を目指す200題』(詰将棋パラダイス編、マイナビ

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詰将棋日記 #008

詰将棋日記 #008

「詰むや詰まざるや」の前段階としての『将棋図式集 上』

正月休みが明けて仕事が忙しくなったこともあり、すっかり更新をさぼってしまいました。

『将棋図式集 上』に収録されている、初代大橋宗桂の「将棋秘伝鈔」(「将棋力草」)43題は、1月21日に終わりました。

そもそもこの本を解こうと思ったのは、身の程知らずにも図巧・無双に取り組みたいと思ったからでした。

下記の雲の上の方(直接存じ上げません

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詰将棋日記 #007

詰将棋日記 #007

初代大橋宗桂の墓参り

ここのところ取り組んでいる「将棋秘伝鈔」の作者は、初代名人、初代大橋宗桂(1555~1634)です。

初代大橋宗桂、で検索すると、11年前の名人戦の際、森内俊之名人(当時)と挑戦者の羽生善治二冠(当時)が宗桂のお墓参りに訪れたことが報じられていました。

この霊光寺、幕末の棋聖といわれた天野宗歩も眠っているそうです。

一度訪れてみたいものです。

将棋秘伝鈔 17日目&

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詰将棋日記 #006

将棋秘伝鈔 17日目

昨日解けなかった第五十一番が解けました!

初手は8二か6二から金か銀を打ち込むしかないのですが、どちらも続かなさそうで途方に暮れたのですが……。

以下ネタバレがあります。
まずは考えてみてください。

初手▲8二銀に△同玉の変化、▲9二飛 △同玉 ▲8四桂 △8二玉……で続かないと思い込んでいたのですが、なんのことはない、▲9二飛ではなく▲9二金と打っておけば、△7一玉

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詰将棋日記 #005

将棋秘伝鈔 14~16日目

将棋秘伝鈔、14日目は第五十番に取り組みましたが、解けませんでした。

15日目。改めてにらめっこすると、「そっか~!」とひらめき、解けました。9手目が完全に死角に入っていました。

攻め方5七銀の意味をまるっきり取り違えていました。

下記に決定的な? ヒントがあります。まずは見ないで解いてみてはいかがでしょうか。

ヒント:13手詰めです。この手数を知ると、ぐっと

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詰将棋日記 #004

将棋秘伝鈔13日目

きょうは4題解けました。

まずは第四十五番。

初手の二択で少し迷いますが、その後は、最後まですらすらと進みます。

ちょっと素朴過ぎる気もしますが、龍追い趣向の源流という感じでいいですね。

続いて第四十六番。

こちらも、6六銀の配置が大ヒント。

初手以外はさして紛れもなく、すらすらと進みます。

このくらいの難易度で、21手詰というのは、変化をきちんと読み切る基本を

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詰将棋日記 #003

将棋秘伝鈔12日目

きょうは第43番から。これはほとんど見た瞬間に解けて爽快でした。

続いて第44番。

中盤、ちょっと読みにくい手がありますが、わりと好きな味わいの作品です。19手詰めです。

ほんとうは、1日10題、ほかに「筋トレ」としてハンドブックシリーズのタイムトライアル毎日1冊! などと目標を立てたいところですが、三日坊主に終わるのは目に見えているので、細々と続けていきたいと思います

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詰将棋日記 #002

将棋秘伝鈔11日目

筑摩書房の「日本将棋大系」の『図式集 上』(森雞二著)は、初代大橋宗桂の「将棋秘伝鈔」43題から始まります。

そのうちの23問目が上の図面、第四十番です。

少し手こずりましたが、25手詰を読み切った……と思って答えを見たところ、9手詰でびっくり。ただ、9手は元禄16年(1703年)に出た増補版(「将棋力草」の名で知られます)に書かれている答えとのことで、解説には25手の変

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対局日記 #002

三間飛車試運転続き

昨日に続いて三間飛車試運転。

第1図から、本譜は▲8八飛と向飛車にしてみましたが、(一直線銀冠類似の)5筋不突き型にはいまひとつだったかもしれません。
ここは▲3六歩~▲3七桂の活用を急ぐか、▲5六銀と出て△4四歩を突かせる指し方がスマートだったようです。

5~6筋の折衝が一段落して第2図。ここで△7五歩が嫌でしたが、本譜は△6六銀 ▲6八角 △5七銀成 と銀損の攻めだっ

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詰将棋日記 #001

昨年末から『将棋図式集 上』(筑摩書房)に取り組んでいます。

きょうは初代大橋宗桂(1555-1634)の「将棋秘伝鈔」から第三十四番と第三十六番です。

4七の馬が強すぎるので、逆に考えやすいとも言える作品ですが、20分近く考えてしまいました。答えは合っていましたが、2手目の変化をちゃんと詰ましておらず、気分的には△です。

こちらはかなり手が限られているので、順調……に思えたのですが、最終手

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対局日記 #001

三間飛車試運転

昨年も仕事が忙しくて将棋を指す余裕がほとんどなく、たまに指すネット将棋も指しっぱなし。ということで、今年はできるだけ振り返り、言語化してみたいと思います。

まずはきょうの対局から。

見よう見まねでAI流と言われる三間飛車を初めて指してみました。

第1図で私は△8四歩。先手が9九に玉をもぐった瞬間に仕掛けたかったので、価値の高い手で待とうという考えでしたが、ここは△1四歩や△

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