見出し画像

自由を求めて税理士になった。でも今は『自由の奴隷』かも知れない話。

今回お話を聞かせて頂いたのは、税理士として活躍する萩原寛太郎さん。
税理士では珍しく20代で税理士免許を取得し、早くに個人事務所を作り独立されました。
『萩原さんにしか話せないお話』をぜひお聞き下さい。
きっとあなたの心に何かの感情が湧き立つはず

税理士になったのは『お金を稼ぐため』

あなたはなぜ今この仕事を始めたのですか?
という質問に対して『お金を稼ぎたいから』とハッキリと答える人は少ないと思います。
その理由は、どこかそのように直接本音を言う事が後ろめたかったり、『少し変わった人』と思われたく無いので、それっぽい職業使命を何となく用意する人もそれなりにいるように思います。
しかし、萩原さんは税理士になったのは『お金を稼ぐため』と、とっても気持ちよく言い切ってくれました。
これは中々簡単に言えることではありません。
なぜなら、人は人の目が気になるからです。

事業拡大をしない『足るを知る』

お話を聞くと、萩原さんのご両親も税理士で、両親の背中を見て育った萩原少年は同じく税理士を目指す事になったそうです。
しかし、同じ税理士でも萩原さんが両親と違った事が一つありました。
それは事業を拡大しないと決めた事です。
その背景には両親が事業を拡大した結果、お金は充分にあったが、時間があるようには見えなかったとの事でした。
その経験から、萩原さんはそんな両親を尊敬しながらも、両親とは真逆の方針を取っています。
お客さんを制限して、自分が生活していくのに必要な資産と収入を確保して、自分の時間を作る事に重きをおいています。
ここから『自分の時間=自由な時間』をつくる為の萩原さんの人生の冒険が始まります。

元気な時にやりたい事をする事に意味がある

萩原さんは以前、飽くなき自由な時間を求め、税理士の仕事を全部ストップさせて1年間世界一周旅行に出ています。
お客さんを一気に失い、帰国後もそのお客様が再び萩原さんの所に戻ってきてくれるかわからないリスクを承知の上で決断されたそうです。
世間では定年した後に、お金と時間を得て『人生の余暇』を楽しむ為に色々な場所に旅行に出る人は多くいますが、萩原さんはそれを嫌いました。
その理由は『気力も体力もある若い時、元気な時にやりたい事をする事に意味がある』と萩原さんは言い切ります。
その話をする表情は自信に満ち溢れ、自分の人生を自分で設計している事に楽しみを感じているように見えました。

家族が増えた事で無くなった『自分の時間』

そんな萩原さんですが、世界一周旅行後に結婚し、今は二児の父となりました。
子供は可愛いし大好きではあるが、育児に自分の時間を取られて少しモンモンとしているようでした。

萩原さんはこう言いました。
『育児に時間を取られるのは当たり前、勿論子育てを協力していく。』
でも、その中で・・・
『自分の時間=自由な時間を作る追求を絶対に諦めたく無い』と語気を強くして私に話してくれました。

そして萩原さんは続けてこう言いました。
『多くの人が、家族が出来ると自分の時間が無くなってしまう事を仕方なしに受け入れてしまうが、自分はそうしたく無い』
『自由を得るために税理士になって独立したんだ』

『自由の奴隷だね』

人にはそれぞれ何らかの悩みがあります。
お金の悩み、時間の悩み、健康の悩み。
どの悩みが特化しているかはそれぞれですが、萩原さんの今の悩みは明らかに『自由な時間への悩み』でした。
そんな萩原さんを見て、萩原さんの奥さんが『自由の奴隷だね』とに優しく言ったそうです。

世間に目を向けると、漠然とした将来へのお金の不安を抱き、お金の悩みを抱えている人が実際に多くいるように感じられます。
しかし、萩原さんのお話を聞いていると例えお金の悩みが解決しても、新しい悩みが浮上してきます。

私達は、人生で事足りる事は永遠にないのでしょうか?
あなたは萩原さんのお話を聞いて、何を考え、どう思いましたか。
ぜひあなたの感想を聞かせて下さい。

ポッドキャスト(音声)で、お話を更に詳しく聴いてみませんか?

萩原さんのインタビューを収録・編集したPodcastのご案内。
文章だけでは伝わりきれなかった『情報と感情』をセットにしてお届けしています。
気軽に聴けるように短く10分に編集していますので、ぜひ『ながら』で聴いてみて下さい。

ポッドキャストでは、お金と税金のプロである萩原さんが話してくれた、『自由になる為の3つのポイント』『お金のつくり方』についてお話を聞かせて頂きました。

実際に自由を手に入れた萩原さんのお話は大変説得力があります。
また、『お金のつくり方』については子供にも教えたくなるような非常にわかりやく説明をしてくれています。
ぜひポッドキャストもお聴き下さい。

聴くだけで『お金と自由』への視点が少し変わるかも?

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?