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映画、ライブ、舞台鑑賞記録&感想
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2024/3/3 るふとぱうぜ~空気のおやすみⅢ~

2024/3/3 るふとぱうぜ~空気のおやすみⅢ~

バイオリニスト 佐久間聡一さんのXのポストで知ったサロンコンサートに行ってきました。
(めちゃくちゃ地元にこんな音楽サロンがあったことを全く知らず、一度入ってみたい…という好奇心もあり…😅行きつけの美容院のすぐそばだった。。笑)

知ったきっかけ

そもそも佐久間さんを知ったのはYouTubeの厳選クラシックちゃんねるにゲスト出演された時から。

このYouTubeライブで紹介されてるジェネオケ

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2024/2/21 越境~BORDER CROSSING~石田組×SUGIZO

2024/2/21 越境~BORDER CROSSING~石田組×SUGIZO

2024.2.21
初めての生 石田組×SUGIZO先生🎻🎸@LINE CUBE SHIBUYA。
(石田組とは神奈フィルのコンマス等々でご活躍のコワモテな人気バイオリニスト 石田泰尚氏率いるストリングス集団です)

見た目が厳つかろうと、曲が厳つかろうと、決して音が粗くならず、激しくても美しい音で演奏されるのが本当にかっこいい。
キング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』もめっち

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遅ればせながら、映画『PERFECT DAYS』を観てきた

遅ればせながら、映画『PERFECT DAYS』を観てきた

カンヌで役所広司さんが受賞したのはニュースで知っていたけど、映画を観そびれていた。
先日ニーナ・シモンの曲について調べていたら、この作品に”Feeling Good”が使われていると記事で読んで、「うわぁ…観に行けばよかった…」ととても残念に思った。が、ダメ元でなんとなく地元の映画館のサイトを覗いてみたら、アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたせいか、上映があった!(昨年末の公開だったみた

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2024/2/1 亀井聖矢×イム・ユンチャン@芸劇

2024/2/1 亀井聖矢×イム・ユンチャン@芸劇

2024年コンサートはじめ。

東京芸術劇場 リサイタル「VS」シリーズ Vol.8
亀井聖矢×イム・ユンチャン

クライバーン国際ピアノコンクールをYouTubeで観てた時から、見た目が似てる!と思ってた2人の2台ピアノコンサートが実現した!笑
見た目は今もすごい似てる(並ぶと亀井くんの方が少し大きい)んだけど、出てくる音が全く違う!
最初は互いにソロで弾いてくれたんだけど、同じピアノを使ってて

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藤井風さんの死生観に触れるのはメンタルの調子が良い時の方がいいかもしれない…

藤井風さんの死生観に触れるのはメンタルの調子が良い時の方がいいかもしれない…

ここ数日、久しぶりに酷くメンタルが落ちている(←単純に夜更かしが続いた自業自得かもしれないが…)。

そんな時に…、そんな時だからこそ?だったのか、これまでほぼ全く聴いて来なかった藤井風さんの曲を急に聴くようになった。

聴かず嫌いは同族嫌悪的な(?)"スピリチュアル"への抵抗から

これまで風くんの曲を聴いてこなかったのには理由がある。

以前、私は何がきっかけだったか覚えてないのだが、曲をちゃ

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現在の曲に過去の面影を見つけながら聴いてみる楽しみ

現在の曲に過去の面影を見つけながら聴いてみる楽しみ

自分が好きでセンサーに引っかかる曲って、なんか無意識に共通する要素みたいのがあるのかなぁ…と感じざるを得ない今日この頃。

決して曲が似てるとかではないのですが、過去に好きで自分が聴いてた曲の要素を最近の曲に見つけると、「お?!なんか聴いたことあるような気がする?!」とちょっと嬉しくなるのです。
それは自分が最近の曲に触れるチャレンジをするのに大切なフックになってるなぁ…と感じます。

前日書いた

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11/9 かてぃんラボより「なぜ音楽に感動するのか」について考えてみた

11/9 かてぃんラボより「なぜ音楽に感動するのか」について考えてみた

昨日11/9のかてぃんラボ、テーマは「音楽と数学」だったのだが、話はもう少し哲学的な方へ。

そこでかてぃん氏から問われた「なぜ音楽を美しいと思うか、なぜ音楽に感動するのか?」について。
即答できない大きな課題だったので、ラボ直後から今朝にかけて色々思い浮かんだことを書き出してみた。

まず、私の中で音楽に感じる美しさと感動にはいくつか種類がある。

「数学的」を感じる音楽の美とそこに感じる感動

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アレクサンダー・ガジェヴ氏のピアノリサイタルへ行ってきました

アレクサンダー・ガジェヴ氏のピアノリサイタルへ行ってきました

昨夜は私にとって初めてのガジェヴ氏のリサイタルを聴きにオペラシティへ。

ピアノ2台を前半後半で使い分けるそう…。

プログラムはこちら

客電が落ちると最初にご本人の声でメッセージが流れます(続けて日本語アナウンスもあります)。

光の前に闇があるように、音の前にも静寂がある…。(←最後のところのみ記憶)

静寂を味わってもらうよう、2分間、真っ暗な中で目を閉じて瞑想。
そして、静かにバッハが始

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ジャン=マルク・ルイサダ氏ピアノリサイタル@9/2 武蔵野音大ベートーヴェンホール

ジャン=マルク・ルイサダ氏ピアノリサイタル@9/2 武蔵野音大ベートーヴェンホール

少し前になりますが、9月2日(土)に武蔵野音大江古田キャンパス ベートーヴェンホールで行われたジャン=マルク・ルイサダ氏のピアノリサイタルに行ってきました。

はじめましてのルイサダ先生(私の敬愛するピアニスト角野隼斗さんの先生でいらっしゃるので、私も勝手に先生と呼ばせていただいてます)のリサイタルは、映画の名場面の写真を集めた映像をスクリーンに映しつつ、先生による映画に纏わるお話も挟んで進んでゆ

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「singsジブリ」コンサートに行ったら封印してた幼い頃の記憶が溢れ出した

「singsジブリ」コンサートに行ったら封印してた幼い頃の記憶が溢れ出した

7月17日(海の日・祝日)に東京国際フォーラムホールAで開催された 『sings ジブリ』コンサートに行ってきました。

昨年の同コンサートは、かてぃんさんが出るのは知っていたけど、子供向けのコンサートなのかと思って遠慮してしまい、行かなかったことを後悔しました。なので今回の開催が決まった時は迷わずチケットを申し込みました。

と言いつつ、実は私はトトロ以外のジブリ作品はほとんど観ていない非国民(

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2023.6.30 第138回 日フィルさいたま定期〜バルトークピアノ協奏曲3番と《田園》

2023.6.30 第138回 日フィルさいたま定期〜バルトークピアノ協奏曲3番と《田園》

敬愛しているピアニストの角野隼斗さんがソリストとして来てくれる!というのがきっかけで、市民でもあるし…と思い、今年初めて日フィルさいたまシリーズの定期会員になってみました。
確か今年はソニックシティリニューアル後最初のシリーズで、通年プログラムも聴きやすそうな魅力的なラインナップな気がします。
今回の演奏会で3回目ですが、いずれもとても楽しんでおります♪

今回、第138回のプログラムはこちら。

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【ラブシュプ2023】Dinner Partyがただただすごかった…

【ラブシュプ2023】Dinner Partyがただただすごかった…

一晩明けてぼちぼち落ち着いて振り返り。。

元々ファンで知ってる感じを生で追体験するのも楽しいけど、自分の知識くらいじゃ全く語るに及ばないけど、なんかものすごい良かった!!と感じられる音楽体験が実はとても刺激的で幸せなのかも…と昨日の余韻に浸りながら考える。。

Dinner Party(ロバート・グラスパー、カマシ・ワシントン、テラス・マーティンのバンド)のライブ、難しいこと抜き(というか知識と

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🎹[千秋楽]角野隼斗コンサートツアー2023 ”Reimagine” 心情記録

🎹[千秋楽]角野隼斗コンサートツアー2023 ”Reimagine” 心情記録

◇角野隼斗コンサートツアー”Reimagine”
東京オペラシティコンサートホール
2023.3.10 19:00〜 (ツアー最終日)

はじめに…

東京千秋楽で、おそらくメディアの方々もたくさんいらっしゃってたでしょうし、今回は配信もあったので、かてぃんさんの演奏についてにはあまり触れず、演奏を聴いて特に印象に残った部分に対して私が感じた心の動き(妄想含む)だけをアルバムのように録っておき

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🎹[石川公演]角野隼斗コンサートツアー2023 ”Reimagine” 遠征してきた

🎹[石川公演]角野隼斗コンサートツアー2023 ”Reimagine” 遠征してきた

◇角野隼斗コンサートツアー”Reimagine”
石川県立音楽堂
2023.3.5 16:00〜

川崎、札幌に続き3回め。
なぜ同じプログラムの演奏会を何度も聴きに行くのか…?というのは愚問です。笑
状況の許す限り何度だって聴きたいし、推しは推せる時に推せ!ってやつです。

いや…それもあるのですが、大好きなかてぃんさんの演奏を聴くというご褒美を目の前に吊るすことで、数年引きこもり生活が続い

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