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講演あれこれ

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日々の講演など活動報告を記載します.
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記事一覧

練馬光が丘病院 2022:ER診療の原則

練馬光が丘病院 2022:ER診療の原則

ER診療の原則本日は練馬光が丘病院で『ER診療の原則』の話. 以前訪れたのは2016年の3月, もう6年も前のことなんですね. その際は『高齢者救急』の話をしたようです. 今回はonlineで心構え的な話を70分.

Hi-Phy-Vi>TestHistory(病歴聴取), Physical(身体所見), Vital signs(バイタルサイン), これが大切なことは理解しつつも, どうしても沢山

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島根県指導医講習会:アンガーマネジメント

島根県指導医講習会:アンガーマネジメント

2020年度に引き続き島根県の指導医講習会の講師を担当しました. 私のテーマは『アンガーマネジメント』. 私は専門科ではありませんが, 救急外来においてだけでなく, 日常においても非常に重要なテーマであり数年前からコツコツと学び機会をいただいています.
島根の指導医講習会はコロナ禍となりzoomで進行, 運営が素晴らしく私も参加しながら感動の嵐です.

アンガーマネジメントとは日本アンガーマネ

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Dr.SOの研修医救出大作戦

Dr.SOの研修医救出大作戦

CareNeTV収録2021年5月14日, 私は千代田区のとある建物で収録をしていました. 救急外来で奮闘している初期研修医の皆さんに向けて60分語ったのでした. 5月19日から期間限定で無料配信された今回の番組でしたが, ありがたいことに8月の1ヶ月間再度無料公開となりました. 初期研修医のみなさん, ぜひ見て下さい!指導医の先生方もぜひ!(リンクは下記↓)

初期研修医が救急外来でまず意識すべ

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救急外来, ここだけの話

救急外来, ここだけの話

2021年6月, やっと出版することができました. 『集中治療, ここだけの話(医学書院)』という名著を読んで, これはぜひ救急外来版も作りたいと思い竜馬先生にメールをしたのを今でも覚えています. 原稿を一つ一つ確認する作業は非常に大変でしたが, その作業を通じ非常に学ぶことも多く, 手元に本書が届き, 毎日のようにページをめくっています. 執筆いただいた先生, 出版社の皆様, ありがとうございま

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長野中央病院 2020 vol.4:痙攣

長野中央病院 2020 vol.4:痙攣

今年度最終回の4回目は『痙攣』のお話. 1回目は『めまい・失神』, 2回目は『呼吸困難』, 3回目は『発熱』でしたね.
最近は表の7点を中心に話すようにしています. それぞれから伝えたいメッセージがわかるでしょうか.

①ABCの安定は絶対!これは痙攣に特別なことではありませんが, ”けいれん”と聞くと, すぐに”セルシン®”と声をあげたくなりますがそうではないということは常に意識しておく必要

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GGG

GGG

今回は, 福井大学医学部附属病院総合診療・総合内科センター, 通称GGG(Global General Good Doctor)で講演の機会をいただきました. 林寛之先生からご指名いただき, 救急外来で出会う頻度の高い頭痛に関して, 医学生, 初期・後期研修医の先生方(主に福井県)へ向けてお話ししました.

頭痛 7 rules救急における頭痛疾患というとクモ膜下出血がまず頭に浮かぶと思います

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