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理想のドル円レートは115円より円高らしい 150円突破? 日本終了? 急激な円安で経済と家計が崩壊? 

長野県の専門家によりますと、理想のドル円レートは115円より円高だそうです。つまり、現在より30円以上日本の為替が円高になりませんと企業の採算が取れないということです。そして、今のような円安が続いた場合、企業が商品やサービスに価格転嫁しませんと倒産の危機に襲われることを意味します。

なお、今日の16時16分現在は、142円64銭辺りで落ち着いているようです。これが早急に130円台に進むとありがたいのですが、一説には今後も150円や160円の円安に向かうという専門家もいます。今後も目が離せない為替市場の動きです。


今回の記事は長野県の長野経済研究所によるものです。2022年4月の調査ですから、約5か月前の若干古いアンケートになります。93.6%の企業が「115円より円高が望ましい」と回答していますので、現状がどれだけ厳しいかをご理解いただけることでしょう。


円安止まらず…急激な円安で県内経済と家計への影響は?専門家に聞く 長野


上の記事の一部を抜粋しておきます。

<前略>

(長野経済研究所・小澤吉則調査部長)

「140何円という水準は円安に行き過ぎて、各企業コストを大きく負担せざるを得ない面において厳しい」

長野経済研究所が県内企業に行ったアンケートによりますと、望ましい円とドルのレートについて、「115円より円高」と回答した企業がおよそ9割を占めました。

輸出だけやっているととてもいい状況なんですよ、そういう企業もないことはないが一部で、多くは輸出入をしながら海外に拠点を持ちながら円高でもやっていけるという体質を作ってきたものですから今回の円安も行き過ぎると厳しい

円安による輸入資材やエネルギーの価格高騰により、製造業の多くは、これまで以上の業績悪化が懸念されるといいます。

<後略>


あくまでも個人的な意見ですが、緩やかな円安であればその動きに対応できる企業もあるかもしれません。しかし、今回はあまりにも急激な円安でした。140円近辺で為替が停滞しますと、日本人の95%は何らかのマイナスの影響を受けるはずです。もちろん、私もその1人です。

政府の物価高対策は今のところ、上の3点だけです。つまり、輸入小麦の売り渡し価格の据え置きとガソリン補助金の年末までの再延長、そして、住民税非課税世帯への5万円給付です。残念ながら、地方自治体への地方創生臨時交付金の6,000億円追加が私たちの生活に対してどのような好影響をもたらすかは不明です。

また、日銀による円買い介入が決定し、速やかに介入が行われれば、少しはましな円安になるかもしれませんが、果たしてそううまく行くでしょうか。なぜなら、世界中があれだけ金利を上昇させているのです。日本だけ低金利のままです。ましてや日本を見捨てる国や外資系企業が増える中で、日銀に為替市場を動かす実力があるかどうかは私には疑問です。もちろん、日銀を応援していますが・・・。


<今日の3行日記>

今日も相変わらずの天候不順です。
ですが、ビタミンDを飲まずとも体調はいいです。
明日以降晴れるといいのですが、さてさてさ~て。


今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

<追記>

例の救急車ですが、昨夜から急激に減少しました。
多分、昨夜と今日の分を合わせても2台しか通っていません。
このまま収まってほしいものです。




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