浅川 水音(アサカワ ミト)

いわゆる繊細さんな自分が、生きづらさを抱えながらも様々な体験と出会い…そして心身の探求…

浅川 水音(アサカワ ミト)

いわゆる繊細さんな自分が、生きづらさを抱えながらも様々な体験と出会い…そして心身の探求を通して得られる気づきを綴ってゆきます。本業はコワーキングスペースのコミュニティマネージャー。かたわらで"こころとからだの声を聞く"をテーマに、演劇ワークショップ活動をしています。

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最近の記事

【気づきのミトりごと。】自分を大切にするって。

自分を大切にするって、本当にむずかしい。 今まで自分は、割と好き勝手に生きてきたと思っていたし、 自分勝手に生きてきたと、そう思っていた。 実際そうではあるんだけれど。 けどそれが、自分を"大切にして生きてきたか"というと、 どうもそうではなかったんではないか。 近頃、そんなことにようやく気付き始めたというのが、今回のはなし。 いつも機嫌を伺うように生きてきた。 ある日書店で、「親といるとなぜか苦しい」というタイトルの本が目に入った。するとその瞬間「あぁ…」とまるで

    • 【ミトりごと。】気づきと安心を伝えるエッセイに。

      「ミトりごと。」に込めたもの。 「ミトりごと。」というタイトルは、以前から使いたいと思っていた。 自分の視点で物事を綴ること。そもそもエッセイはそういうものだけれど、それがアサカワミトという人間の視点から綴られる言葉だということが、ひと目でわかるように見えるので便利に思えた。 それと同時に「ミトりごと。」からは「看取る」という言葉が思い浮かぶ。 ある本に書いてあった「息を引き取る」という言葉のエピソード。それが自分の中に強く残っていて、そこから連想して思い出すからだ。

      • 【トークイベント出演します】ハレではなく、ケの演劇をする。

        こんにちは。 演劇を通して生活を豊かにする人、アサカワミトです。 アサカワ、なぜかトークゲストに呼ばれる。 沖縄の名護市は枚方と友好都市。この夏、名護市が枚方で名護市のPRイベントをすることとなり、その中のコーナーのひとつで名護市と枚方の交流も兼ねて、演劇をテーマにトークセッションをすることになりました。 そこで何故か、ろくな演劇活動をしていないボクがゲストに呼ばれることになりました。 ホントに定期的にワークショップをしてるだけなんですけど、ボクは「面白そう」と思って

        • 【稽古のはなし】台本読みは、作者との対話。

          こんにちは。アサカワミトです。 ボクがこれまで参加したカンパニーで「台本読み」を丁寧にやってきたカンパニーはひとつしかありませんでした。 それほどに台本読みというのは適当にされがち。 「台本読み」は、これからその世界を共に創り上げてゆく上での対話の始まりでもあり、多くのヒントが散りばめられた宝箱のようなものでもあります。 今回はその「台本読み」について少しお話しようと思います。 そもそも「台本読み」とは?? 「台本読み」とは、稽古を本格的にスタートする前にスタッフや

        【気づきのミトりごと。】自分を大切にするって。

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        • アサカワミトの演劇コラム
          5本

        記事

          【不安】変化を恐れないためにはどうすれば良いかを考えてみた。

          こんにちは、アサカワミトです。 昨日の話のつづきをしたいと思います。 昨日の記事はこちらです。 とにかく意思が弱いボクは、なんでこんなんなんだろう。 というのをその場で考えながら書いた記事です。 ここでは"変化が、自分を悪い方へと向かわせるんじゃないか" と思い込んでしまうことについて告白しました。 今日はもう少し深堀して、 "どうして変化を恐れるのか"というところから話をしてみたいと思います。 そもそも人は、良い変化も悪い変化もストレスになる。 どうして変化を恐

          【不安】変化を恐れないためにはどうすれば良いかを考えてみた。

          【告白】意思が弱いボクが、それでも挫けないために。

          負のループ こんにちは、アサカワミトです。 突然ですがボクは本当に意思が弱いです。 決めたことをすぐやらなくなります。 そうやって自分を裏切り続けてきて今に至ります。 "今"というのは、やりたいことがありながらもカタチに出来ていない現状のことです。 自分を裏切り続けると、段々と自分が信用出来なくなります。 何か決める→出来ずに自分を裏切る→自分を信用出来なくなる。 また何かを決める→また出来ず、再度自分を裏切る→自分をさらに信用できなくなる。 こういうループをずっ

          【告白】意思が弱いボクが、それでも挫けないために。

          【イベントを特別なものにしない】という考え。

          アサカワミトです。 「ラジオ版 学問ノススメ」で宇野常寛さんのエッセイ「水曜日は働かない」についての話を聴きました。 "何かをするための休日ではなく、何もしない日を作るーー" とても共感します。 この話を聴いたときに、 「そうだ。ボクも演劇のイベントを特別なものにするんじゃなく、日常のとなりにあるようなものにしたい」 そう思っていたことを思い出しました。 だから、しばらくはカフェ公演というカタチでやっていました。日常のそばにある空間で。 演劇を見ることは特別なことじ

          【イベントを特別なものにしない】という考え。

          【環境づくり】そうだ、プレイベントから始めてみよう

          こんにちは。何も成し遂げてないながらも、なんとかやりたいことに向けて動こうとnoteを書きはじめたアサカワミトです。 ボクなりの演劇スタイルというものをなかなかカタチに出来ていないんですが、それも何らかのイベントの機会を作らないと始まらないわけで。 そのボクがやりたいことって?? それを少しおはなしすると、、、 それは照明も音響も頼らない「みひとつ」で出来る演劇をすることです。 それを短い作品としてまとめ、2,3作品ほど上演出来るようなイベント。 そんな構想を考えてい

          【環境づくり】そうだ、プレイベントから始めてみよう

          【劇団づくりドキュメント】というスタイル

          こんにちは。昨日はnoteを書くことでリスタートのためのリスタートを切ってみた、いつも思いつきで動くアサカワミトです。 以前も記事で書きましたが演劇というのは、みひとつで出来ても良いはずなのに、なかなかそれが出来ません。 ボクは上演のハードルをとことん落として、表現者がもっと気軽に活躍出来る場を。そしてそれを定期イベント化することで、表現者による交流と技術向上の活性化を目指していきたいと思っています。 だからここでそれを言葉にしてゆくことで、そういった演劇環境を実現させ

          【劇団づくりドキュメント】というスタイル

          【演技の良し悪しってなに②】外国人の演技の良し悪しを見抜けるのか。

          みなさんは演技の良し悪しをどこで見ているんでしょうか??? ここでは、そこから生まれる疑問を数回に分けて考察していこうと思います。 前回は「演技をしている者は、良い演技も悪い演技も、観るとなぜか引っ張られちゃう」という話をしました。それは「何が良くて何が悪いか具体的には解ってないから、引っ張られるんじゃないか」という話で終わりました。 今回も「何が良くて何が悪いのか、ちゃんとわかってないよね」っていう話をひとつしたいと思います。 ジョニー・デップ裁判で語られた、元妻は

          【演技の良し悪しってなに②】外国人の演技の良し悪しを見抜けるのか。

          【演技の良し悪しってなに①】なぜか悪い芝居に引っ張られちゃう。

          よく思うんですが、みんなは演技の良し悪しをどこで見ているんでしょうか??? ドラマを見てて「あの人は上手」とか「あいつは下手くそ」とか、割と気軽に言ってると思うんですが、よくよく考えると一体どこでそれを見ているんでしょうか。 見ているだけならいいのですが、演劇をやっている側もそんな風に見ていると、いざ自分がやるときになって苦しい思いをします。 今回は、演技の良し悪しって何なのか。どういう風に見ているのかを数回に分けて書いていこうと思います。 何が面白くないかが、わから

          【演技の良し悪しってなに①】なぜか悪い芝居に引っ張られちゃう。

          HPの紹介文を全面的にリニューアルしてみた。

          スウィトリトのアサカワミトです。 ちょっと自分の整理に集中していたために、noteを再開したばかりにも関わらず、間隔が空いてしまいました。 振り返ると4月は謎の精神的だるさが目立ち、ボクはそれを「早い五月病」と言っていたのですが、その原因を探るべく、とあるワークに取り組んでいました。 おかげさまで、かなり前向きな気持ちを取り戻しまして、また少しずつ浮上しようと思っています。 浮上っていうけど、どうせまた沈むんじゃないの?? 浮き沈み激しいだけじゃないの?? とお思いに

          HPの紹介文を全面的にリニューアルしてみた。

          劇団じゃない?? 演劇プロジェクト『スウィトリト』とは

          こんにちは、演劇をデザインする人 アサカワミトです。 いくつかブログを転々としていたのですが、noteに一本化しようと思いました。そこで、これを機にいままで書いてきたブログの中で、残しておきたいものを加筆修正して公開していきます。 今回はボクが演劇活動の屋号としている「スウィトリト」という名前について。 『スウィトリト』は劇団じゃなくて…『スウィトリト』は、 演劇活動をしますが劇団ではありません。 演劇を通して日常生活の中にある ささやかな気づきや 発見を通して、自分を

          劇団じゃない?? 演劇プロジェクト『スウィトリト』とは

          私は、演劇をどう学んでいったのか(後編)

          こんにちは。演劇をデザインする人 アサカワミトです。 大阪府枚方市で演劇体験をもっと身近に、そして未経験の方にも気軽に演劇を体験してもらえる機会を作っています。 今回は「演劇を学ぶ」をテーマに、アサカワがいままでどうやって演劇を学んできたか。そしていま、演劇をどう学んでいるのかを数回に分けてお話ししたいと思います。 ということで、今回は後編。 具体的にアサカワがどういう風に演劇を学んでいったのか。そして今も学んでいるのかをお話しします。 誰しも、楽しくなくなる時期がある

          私は、演劇をどう学んでいったのか(後編)

          私は、演劇をどう学んでいったのか(中編)

          こんにちは。演劇をデザインする人 アサカワミトです。 大阪府枚方市で、演劇体験をもっと身近に、そして未経験の方にも気軽に演劇を体験してもらえる機会を作っています。 今回は「演劇を学ぶ」をテーマに、アサカワがいままでどうやって演劇を学んできたか。 そしていま、演劇をどう学んでいるのかを数回に分けてお話ししたいと思います。 ということで、今回は中編。 前回はアサカワの演劇スタートを語るだけというただの自己回顧録となってしまい、本題とはほぼ関係のない話題で終わってしまいました。

          私は、演劇をどう学んでいったのか(中編)

          私は、演劇をどう学んでいったのか(前編)

          こんにちは。演劇をデザインする人 アサカワミトです。 大阪府枚方市で、演劇体験をもっと身近に、そして未経験の方にも気軽に演劇を体験してもらえる機会を作っています。 今回は「演劇を学ぶ」をテーマに、アサカワがいままでどうやって演劇を学んできたか。 そしていま、どう演劇を学んでいるのかを数回に分けてお話ししたいと思います。 前編ではボクの演劇スタートについてのお話しをしていきます。 どこぞの馬の骨かもわからない奴の話なんてと思われるかもしれませんが、まあ、ひとつの参考にでも

          私は、演劇をどう学んでいったのか(前編)