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獄中からの手紙、無力だった私
その人に私は心、寄り添えずに終わってしまった。
「その人」というのはA刑務所服役中の受刑者の男性Bさんだ。
少し前まで、某NPO法人に属して「刑務所ボランティア」をしていた。ボランティア内容は、刑務所で服役中の受刑者の方との文通であった。
活動を始めるにあたっては厳しい審査があった。それらをクリアして初めて、受刑者の方を紹介される。ただし、この活動は、もちろん、交際相手探しとは全く異なるの
酒飲みについての一考察
私もイイ歳になるが、生まれてからこのかた、ビールを飲んだことがない。だからといって「あ、じゃあ、日本酒のクチね」というわけでもない。
じつのところ日本酒も飲んだことがない。
ワインやカクテルを口にしたことがある程度だ。しかもグラスに少しだけの程度である。
つまり、私はお酒というものをほとんどまったく知らないのだ。
先入観がある。
「飲んで酔うとどうなるのかが怖い」といった気持ちからだ。
では、こ
2011年3月11日の十字架
あの日、私がどこで何をしていたのか。
あの瞬間、私は何を思ったのか。
そして、どうしたのか。
誰かに聞いてほしくて
だけど
誰にも話せなくて
13年の歳月が流れた。
たったひとつ言えることは
私は被災していなくて
今なお生きながらえている。
消えない十字架を背負いながら。
浜崎あゆみになりたかった
『あゆ』と同じブレスレッド。
あゆと同じような服装。
会議ではあゆと似た発言をしてみたりして。
あのころ私は浜崎あゆみになりたかった。
有名人になろうとしたわけではない。
お金が欲しかったわけでもない。
浜崎あゆみの楽曲の歌詞が好きだった。
深い悲しみを抱きつつ、それを隠そうとはしないで歌詞として表し、この地上にこの時代にメッセージを発する浜崎あゆみの生き方に惹かれた。
あゆがまるでジャンヌ・ダ