『言語の七番目の機能』訳者あとがき
これはけっして、柳の下の三匹目のドジョウではありません。
ついにローラン・ビネの第四作目『パースペクティヴ』(仮題。Perspective(s) ; Editions Grasset & Fasquelle, 2023. 東京創元社より来年刊行の予定)の翻訳に取りかかったからです。フランスの版元の触れ込みでは、ルネサンス期のフィレンツェを舞台に展開される「書簡体歴史ミステリー」とのこと。もちろん、ローラン・ビネのことですから、あっと驚く仕掛けが満載です。ちょっと早めの前宣