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86章-2 SLEの治療(臓器別)Treatment of Systemic Lupus Erythematosus
ケリー 86章、SLEの治療の続き、今回は臓器別です。 総論、薬剤別は以下に参照 https://note.com/takenouchi14/n/n2a52fa7b39b1 全体のキーポイントはまたここで復習、怒…
86章-1 SLEの治療(総論+薬剤編)Treatment of Systemic Lupus Erythematosus
Kelley86章 皆が大好きSLEの治療。今回はボリュームが多いので2つに分けます。まずは総論+薬剤編。臓器別は次回(↓)にします。 https://note.com/takenouchi14/n/na8068b…
108 Proliferative Bone Diseases- 増殖性骨疾患、主にDISH
Kelley108章、主に
びまん性特発性骨増殖症(DISH: Diffuse idiopathic skeletal hyperostosis)
キーポイント
はじめに
増殖性骨疾患は、亢進した骨化および内骨化および石灰化を特徴とする様々な疾患を含む。新生骨形成は、びまん性特発性骨増殖症(DISH)および肥大性骨関節症(HOA)の主な特徴であり、変形性関節症でも一般的な所見である。強直性脊椎
105 Clinical Features of Osteoarthritis 変形性関節症の臨床的特徴
Amanda E. Nelson
Firestein & Kelley's Textbook of Rheumatology, 105, 1789-1802
はじめに最も一般的な関節炎である変形性関節症(OA)は、世界中で見られ、加齢と強く関連している。2010年から2012年にかけて行われた国民健康調査(National Health Interview Survey)のデータでは、関節炎に罹
101章 痛風の症状と治療
kelley101章は Clinical Features and Treatment of Gout100章の病態生理についてうちのエースが神がかったまとめをしてくれているので、ぜひそちらを参照してください。複雑系の免疫学が本当におもしろいことを痛感できると思います。
Pearl: 2015年米国リウマチ学会(ACR)/欧州リウマチ学会(EULAR)の痛風分類基準は、臨床試験の組入基準を整える
蕁麻疹様血管炎 Urticarial Vasculitis
Kelleyの免疫複合体性血管炎をまとめていたときにできた蕁麻疹様血管炎について、知識がなさすぎるのでまとめました。
小血管炎は、免疫複合体が沈着しないANCA関連血管炎と免疫複合体性血管炎の病態に分けられる。後者の詳細は以下のリンク先にまとめてあります。
免疫複合体性血管炎の代表が、IgA血管炎とクリオグロブリン血症性血管炎があり、そのならびにあるのが、低補体血症性蕁麻疹様血管炎(= 抗C1q
96 Immune Complex–Mediated Small Vessel Vasculitis
kelley96章、小血管炎のなかでANCA関連血管炎と双璧をなすもう一つの血管炎、「免疫複合体性血管炎」について。代表選手はIgA血管炎です。ここを抑えるとかなり血管炎に強くなれると思います。総論として読んでください。
キーポイント免疫複合体(IC)を介する血管炎には、ICの過剰産生、あるいはICのクリアランスの低下によって引き起こされる疾患群である。
IC介在性血管炎の最も一般的な型は、過
免疫関連有害事象irAEマネジメント mini、これはirAEを診ない先生も楽しめる名著
峯村信嘉先生の、「免疫関連有害事象irAEマネジメント 膠原病科医の視点から」のアップデートmin版
とっても良かった。楽しかった。激アツだった。irAEを見ない先生にもぜひ読んでもらいたい。俺なら副題としてこう付け加える。
「自己免疫疾患との最強の戦い方がここにはある」
現地点で自己免疫疾患の治療を学ぶ本としてこれを超えるマニュアル本はないと思う。膠原病という垣根を超えた、皮膚、関節、肺、腎
92章 血管炎の分類
92 Classification and Epidemiology of Systemic Vasculitis
キーポイント血管炎は、虚血や臓器障害を引き起こす、血管の炎症を特徴とする疾患群である。
分類基準は、臨床研究のために患者の均質なコホートを作成することを目的としており、診断基準として使用するべきではない。
多くの血管炎の分類基準は、個々の疾患に対する理解が進むにつれて進化してき
86章-2 SLEの治療(臓器別)Treatment of Systemic Lupus Erythematosus
ケリー 86章、SLEの治療の続き、今回は臓器別です。
総論、薬剤別は以下に参照
https://note.com/takenouchi14/n/n2a52fa7b39b1
全体のキーポイントはまたここで復習、怒涛の反復
臓器別治療のキーポイント皮膚・関節Myth: 皮膚病変のほとんどはヒドロキシクロロキン、ステロイドやカルシニューリン阻害薬の局所療法で治療ができるReality: Almos
86章-1 SLEの治療(総論+薬剤編)Treatment of Systemic Lupus Erythematosus
Kelley86章
皆が大好きSLEの治療。今回はボリュームが多いので2つに分けます。まずは総論+薬剤編。臓器別は次回(↓)にします。
https://note.com/takenouchi14/n/na8068b53e179?magazine_key=mc6f8754860ed
全体のキーポイント全身性エリテマトーデス(SLE)の治療により、寛解を目指すか、それが不可能な場合は、疾患活動性
75章 関節リウマチの病態 Pathogenesis of Rheumatoid Arthritis
お待ちかねの、Firestein & Kelley's Textbook of Rheumatology, Eleventh Edition、75章、RAのPathogenesis
キーポイント
はじめに
・関節リウマチの病態は数十年にわたり広く研究されており、滑膜炎や関節障害の持続に寄与する多くの機序が明らかにされてきた。これらの知見の多くは、炎症反応を標的とし、臨床的に大きな利益をもたらす
71章 リウマチ性疾患における鎮痛薬
Kelley71章、Analgesic Agents in Rheumatic Disease
NSAIDs以外の鎮痛薬の話です。
オピオイド、トラマール、抗うつ薬(三環系抗うつ薬、SNRI)、プレガバリン・ガバペンチンについて。
キーポイントアセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬、オピオイドなどの鎮痛薬は、侵害受容性疼痛や炎症性疼痛に有効である。
抗うつ薬、抗けいれん薬、筋弛緩薬などの鎮
Joanne Reeve のジェネラリズムの触り
Facebookではいま、Joanne Reeveの「Medical Generalism, Now! 」で盛り上がっている。英語で読んだぜと、ドヤ顔したくなるような、そんなジェネラリストの心を擽る、我々を正当化させてくれる、控えめに言ってモンスター級の名著だといっていい、とまだ全体的な拾い読みと、一章最後までの精読の段階だがそう確信させてくれる。
ジェネラリズムとは何か。私の実体験としては、学