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企業法務insiders

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ビジネスの現場と法令との間で葛藤&奮闘する企業法務の「中の人」たちが書くnoteを集めたマガジン。「中の人」の定義は広めで。
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2020年7月の記事一覧

労働判例を読む#174

「京都市(児童相談所職員)事件」京都地裁R1.8.8判決(労判1217.67) (2020.7.31初掲載) …

芦原一郎
3年前
5

経営組織論と『経営の技法』#100

CHAPTER 5:個人に能力を発揮してもらう モティベーションとリーダーシップ  たとえ目標や役…

芦原一郎
3年前
7

労働判例を読む#173

「狩野ジャパン事件」長崎地大村支R1.9.26判決(労判1217.56) (2020.7.30初掲載)  この事…

芦原一郎
3年前
7

経営組織論と『経営の技法』#99

CHAPTER 4.4.2:ネットワーク型組織  最後に、ネットワーク型組織について考えることにします…

芦原一郎
3年前
13

労働判例を読む#21

「建通エンジニアリング業務委託契約者ほか事件」東京地裁平29.8.31判決(労判1179.71) (201…

芦原一郎
3年前
9

経営組織論と『経営の技法』#98

CHAPTER 4.4.1:チーム組織とプロジェクト組織  チーム組織は、組織全体が複数のチームによっ…

芦原一郎
3年前
9

経営組織論と『経営の技法』#97

CHAPTER 4.4:新しい組織  社会の中にある経営組織をはじめとする組織には、ここまで紹介してきた組織形態に限らず、さまざまな組織形態があります。ここでは、近年見られるいくつかの組織形態について紹介することにしましょう。まず、チーム組織あるいはプロジェクト組織と呼ばれる組織形態について見ることにしましょう。 【出展:『初めての経営学 経営組織論』93頁(鈴木竜太/東洋経済新報社2018.2.1)】  この「経営組織論」を参考に、『経営の技法』(野村・久保利・芦原/中央

経営組織論と『経営の技法』#96

CHAPTER 4.3.2:マトリクス組織と一部事業部制組織(③カンパニー制組織)  一部事業部制組織…

芦原一郎
3年前
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経営組織論と『経営の技法』#94

CHAPTER 4.3.2:マトリクス組織と一部事業制組織(①マトリクス組織)  ここまで基本的な2つ…

芦原一郎
3年前
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労働判例を読む#172

「日本郵便(北海道支社・本訴)事件」札幌地裁R2.1.23判決(労判1217.32) (2020.7.24初掲載…

芦原一郎
3年前
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経営組織論と『経営の技法』#93

CHAPTER 4.3.1:職能別組織と事業部制組織  職能別組織は、部門化が職能あるいは機能によって…

芦原一郎
3年前
5

労働判例を読む#171

「協同組合つばさほか事件」東京高裁R1.5.8判決(労判1216.52) (2020.7.23初掲載)  この…

芦原一郎
3年前
5

経営組織論と『経営の技法』#92

CHAPTER 4.3:基本の組織設計――機能別組織と事業部制組織 では、具体的な組織設計の形を見て…

芦原一郎
3年前
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労働判例を読む#20

「A社長野販売ほか事件」東京高裁平29.10.18判決(労判1179.47) (2018.10.25初掲載)  この裁判例は、会社代表者が、その会社の全女性従業員4名に対し、退職を強要するような言動を行い、実際に4名とも退職に追い込まれた、と争われた事件で、一部従業員への降格処分、賞与減額処分の違法性、4名に対する退職強要の違法性について、(金額はともかく)原告の請求をいずれも認容した事案です。実務上のポイントとして特に注目している点が1点あります。 1.間接的な退職強要