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You nailed it! キマったな!【英語】

You nailed it!

このフレーズは、学校だろうが職場だろうが
何かを達成したり、バッチリうまくやってのけた場面で使われています。
以前に触れたkill it (記事はこちら)も同じ意味です。

そもそもnailは動詞で「釘を打つ」という意味です。
釘をがむしゃらにトンカチで打っても、真っ直ぐに打つことはできません。
一振りごとに、適切な角度でトンカチを釘の頭にうまく当てていかなければ失敗します。

そんな感じで、釘を「バッチっと打つ」感覚がこのスラングの元になっています。

ハリウッドで演技のワークショップに通い出した頃に、ディレクターが私に言ったのを覚えています。

モノローグ(一人で話すセリフ)をクラスの前で演じた後に
ディレクターが、

Wow Taro! You totally nailed the scene!
「太郎!このシーン完全にキメたな!」
(totall「完全に」なので強調しているだけです。)

自分がテストで上手くいったと言いたい時は、
I nailed the test!
「テストはバッチリだったよ!」

歌を上手く歌った人に対して、
Not just nailed the song, you made it your song.
「ただ完璧に歌いこなすだけでなく、自分の歌にしたね。」

という具合ですが
言葉は進化するもので、皮肉を込めて使う場合もあります。

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(出典:knowyourmeme.com)

このように残念なピカチュウを見た時も使えますが…
(皮肉たっぷりの「お見事!」って感じねすね)

相手が傷つかないか
ちゃんと見極めてから使ってみて下さい!

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