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自転車関係

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自転車愛好者が集うサイクリングカフェの新業態

自転車愛好者が集うサイクリングカフェの新業態

「自転車」は、年齢を問わずに、誰でも気軽に楽しめるスポーツとして、日本でも人気となっているが、英国では、自転車を起点としたリアルなコミュニティビジネスが形成されてきている。もともと、英国では19世紀からサイクリングを楽しむ文化があったが、近年の健康・エコブームもあってサイクリング愛好者が急増している。

「Cycling UK」は1878年に設立された200年近い歴史を持つ、非営利のサイクリスト団

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「走る」「曲がる」「止まる」そして「温まる」

「走る」「曲がる」「止まる」そして「温まる」

昔、車のタイヤのテレビの宣伝で、「走る」「曲がる」「止まる」をキャッチコピーにしたものがあった。

車が走るって、その三要素か!と感動したのを覚えている。

その頃、自転車でツーリングするクラブのキャプテンをやっていて、旅という自由を求める性質のものと、部活という集団行動の規律の間(矛盾)で悩んでいた。

大学を卒業した後だろうか。この「走る」「曲がる」「止まる」がポイントだったと、気づいた。

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世界から日本を自転車で。そして日本から世界へ。

世界から日本を自転車で。そして日本から世界へ。

自分が30年近く前、外国人が日本を自転車で旅行するためのサイトを作ったのは、日本を旅行をする人が、自転車に関わらず今と真逆でほとんどないなかったから。

25年ほど前に、稀有な応援者に支えられて作り始めた初期のサイト。↓

当時は、東京はニューヨークについで物価の高い都市だった。

今は。

円安もあり、日本は断然旅行費が安い。

当時、日本を自転車で走ることを世界に向けてインターネットで紹介した

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東京初サイクリング

東京初サイクリング

高校2年生の息子が、スポーツ自転車が欲しいと言った。中途半端なものを買って飽きるくらいなら、20万円位のを買わないと、とそろばんを弾く。

ところで、嫁さんの実家は自転車のパーツメーカーで、LEVELさんという荒川区のハンドメイド自転車メーカーとお付き合いがある。

義父はそのLEVELさんにクロスバイクを作ってもらってしばらく乗っていたが、乗らなくなっていたので、息子がスポーツ自転車に乗りたくな

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横浜まで自転車で走って、労働者の人生に思いを馳せ、電車で帰ってきた。

横浜まで自転車で走って、労働者の人生に思いを馳せ、電車で帰ってきた。

時々、横浜まで自転車で行きたくなる。

横浜には独特の雰囲気がある。

東京の北にある我が家からは、まず日本橋を目指して走り、そこからは東海道沿いに走る。

昔はひたすら国道15号を走っていたが、自転車の真横をスピードを上げて走る車に神経がすり減っていた。

コロナ発生をきっかけに、東海道を京都に向けて歩くことを始めて、東京や神奈川にもかなり旧東海道が残っていることを知った。

そして、国道を走っ

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Japan Cycling Navigatorを始めて25年。そして、あと25人。

Japan Cycling Navigatorを始めて25年。そして、あと25人。

25年前、インターネットを始めて、ホームページを作った。

当時は、ホームページを作るCD-ROMのアプリケーションを買う時代だった。

インストールして、解説本を買って、少しずつページを増やしていく。

作ったファイルは、サーバーにアップロードするソフトを立ち上げて、アップロードする形で進めていた。

電話回線の時代。パソコンもよくフリーズして、かなりアナログだった。

その前の年、アメリカを2

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世界中の人達が自宅のフィットネスバイクに乗りながら、バーチャルに日本を走って、お土産を買って自宅に届く世界。

世界中の人達が自宅のフィットネスバイクに乗りながら、バーチャルに日本を走って、お土産を買って自宅に届く世界。

Facebookは、そのうちメタバースでアバター同士でしゃべる場になるんじゃないか、と前に書いた。

自分がやっている、国内サイクリング情報を英語で交換するFacebookのグループで、チャットができるように、今日した。

便利だとトラブルも起きるかもしれないが、こういうことをどんどんやっていかないと、日本が沈没していく危機感がある。

リスクもあるが、外国の人は、YES NOがはっきり伝えられれ

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