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撮影こぼれ話。

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映像の制作にまつわるエピソードです。
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#岐阜

撮影こぼれ話。(離れていてもダンス。)

撮影こぼれ話。(離れていてもダンス。)

私がサポートメンバーとして所属しているダンスチーム、「MJ TRIBE 岐阜」は現在、練習自粛中。

普段は撮影したり、音源編集、演目構成やフォーメーションの相談、チーム全体の細かいサポートを行っている。出演者が少ない時はダンスも参加。

イベントはほぼ参加しているけど練習参加率低い私。

いつもメンバーの皆さんにはいろんなことを助けてもらっている。このような状況で、私に何か出来ることはないか考え

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撮影こぼれ話。(鶴瓶師匠に呼ばれたけど会えなかったお話。)追記。

撮影こぼれ話。(鶴瓶師匠に呼ばれたけど会えなかったお話。)追記。

昨年12月。
写真展や展示会でお世話になっている岐阜の上宮寺さんから連絡が来た。

「今いちょうの木がとてもキレイですよ」

私はいつも撮影させてもらっている2人のダンサーさんにすぐに連絡を取り、2日間にわたり撮影することに。

完成映像は、く

↑なにやら気迫を感じます。色々あったらしい。笑

↑お寺から来た写真。

いつもより落葉が遅く、連日天気が良かったため、絶好の撮影日和だった。

2日目

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撮影こぼれ話。(氷瀑 前編)

撮影こぼれ話。(氷瀑 前編)

3月に撮影した、短編映画のオハナシ前編。

⚫マイナス8度
⚫ロケハン
⚫カメラを止めて

マイナス8度友人たちが1年近くかけて制作した「夢駆ける坂」(2017)。飛騨小坂の美しい景色と、いずれ消え行く廃校。映画として残しておきたいという熱い思いが実り、クラファンも大成功で完成した。

飛騨小坂は滝めぐりで有名な観光地。
映画撮影後の豪雨被害により、美しい滝の1つが完全に消失。映画に記録出来た事は

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撮影こぼれ話。(ダンサーと美術館)

撮影こぼれ話。(ダンサーと美術館)

2016年。美術館の広報を担当していた友人から美術館の講堂で短編映画祭をやりませんかと声がかかった。

美術館で映像を流してもらえるなんて、貴重すぎる。喜んで引き受け、友人3人にも声をかけ、合計5作品の制作が始まった。
自分は映画よりは映像作品の方が得意だし、好きな事をやりたいと思いダンス作品をつくることに。

以前から素敵だなと思っていた女性ダンサー二人に声をかけることにした。上手く伝えられる自

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撮影こぼれ話。(リバーダイビング 後編)

撮影こぼれ話。(リバーダイビング 後編)

このノートは「撮影こぼれ話。(リバーダイビング前編)」の続きです。

●呼吸を止めるな
●ようこそ川底へ
●オオサンショウウオ スルー

呼吸を止めるな私は無我夢中で泳ぎ、以外と簡単に川の反対側にたどり着いた。
購入したのはオリンパスの水中カメラ「TG-5」。その時はまだ発売されたばかりで、かなりの人気機種。無理を言ってカメラ屋さんになんとか間に合うようにしてもらった。ギリギリすぎて練習する時間が

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撮影こぼれ話。(リバーダイビング 前編)

撮影こぼれ話。(リバーダイビング 前編)

リバーダイビングに挑戦した話。

●樹齢500年以上
●水の中を撮影したい
●いざ水深5メートルへ

樹齢500年以上2017年、私はグループ展に出展する作品を制作していた。舞台はお寺。
そのお寺は樹齢が500年以上とも言われるいちょうの木がシンボルとなっている。

太平洋戦争の戦火や、濃尾地震にも耐えて今でも元気に実をつけている。

そのいちょうの木を妖精にみたて、戦争や地震に耐えながらも優しく

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