コーヒーにまつわる音楽 vol.08

2020年8月20日 08:32

Wilco - Alone

コーヒーにまつわる曲を探すと直面するのが、その歌詞の内容です。コーヒーはやっぱりブラックなビターの代名詞として使われること多が多いです（笑）。

今まで必死にポジティブな内容のコーヒーにまつわる曲探しをしてきました。が、今回はちょっぴり寂しい内容の曲です。取り上げるのはWilco。

Wilcoの曲を聴くと、必ず歌い手であるJeff Tweedyの姿が目に浮かびます。この曲を聴いてもJeffがひとり佇む姿が見えてきます。俳優としてもやっていけるんじゃないかっていうぐらい存在感のある人です。この曲が収録されているのがアルバム「Yankee Hotel Foxtrot」。2002年の発売です。このアルバムにはWilcoの曲の中でも特に好きな、Jesus,Etc が収録されています。

誰しも孤独な気持ちになったり、ふと虚無感、寂寥感に苛まれることがあります。そんな感情を表す曲は、ややもすれば暗く悲しい音色になりがちです。でも、この曲は違います。歌詞はポカーンとひとりの気持ちを素直に述べていますが、メロディーはいたって明るい。そんな時もあるさ、ぐらいの軽さが逆に救いをもたらしている感じです。

Wilco - Alone

Shakin' sugar from a sugar spoon
Peppermint tea afternoon
Alone, alone, alone
スプーンから砂糖をふりかけて
午後に飲むペパーミントティー
ひとりひとりひとり

Taking a shower take another nap
Watching television take a bath
Alone, alone, alone
シャワーを浴びてまた昼寝
テレビを見たらまたお風呂
ひとりひとりひとり

Feel like a book, but I just cant start it
Feel like a lover, brokenhearted
Look in the mirror at the face in the glass
Look like a question no one ever asks
本があっても、読む気にならない
恋に落ちても、心は晴れない
鏡ごしに見る自分
解けない課題を見ているようさ

Alone
Like I'm supposed to be
Lone lonely alone
Like I'm supposed to be
ひとり
こんな気持ちになるのはわかってた
ひとり　ただひとり
そう、こんな気持ちになるのはわかってた

Go for a walk, go for a drive
Listen to the stereo stay inside
Alone, alone, alone
散歩をしても　ドライブに行っても
音楽を聴いても　家にいても
ひとりひとりひとり

Shakin' sugar from a tablespoon
bitter black coffee underneath the moon
Alone, alone, alone
スプーンの砂糖を
月明かりの下の苦いブラックコーヒーに
ひとりひとりひとり

Feel like a book with a big ghost heart
I didn't finish, I didn't start it
Look in the mirror at the face in the glass
Look like a question no one ever asks
パラパラと本をめくっても
読み終わるはずもない　読み始めてもいないのだから
鏡ごしに見る自分
解けない課題が立っているようさ

Alone
Like I'm supposed to be
Lone lonely alone
Like I'm supposed to be
ひとり
そう、こんな気持ちになるのはわかってた
ひとり　ただひとり
そうこんな気持ちになるのはわかってた

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