死にたがりが病弱児の指導案を書く

こんにちは。だんだん寒くなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。

先日、模擬授業をやることが決まりました。
病弱児・身体虚弱児の教育についての授業です。
まず全員、指導案を書いてみる。グループで持ち寄って、良いものをグループで実演する。という流れらしいです。

私たちのグループは、「悪性新生物」の児童を想定して授業づくりをすることになりました。
悪性新生物とは、簡単にいえば癌のことです。小児がん。
その中でも私たちは「急性リンパ性白血病」を取り上げます。小児白血病のなかで最も多い症例です。

グループのなかで特別支援教育を専門に学んでいる学生は私を含めて3名のみ。そしておそらく、私が一番真面目に授業を受けていて一番知識があります・・・。やばい。
指導案を作成するのは全員必須なので仕上げなければならないのですが、うつ状態で頭が働かず、集中力も続かず。
さっきまで作業を進めていたのですがアイデアが思い浮かびません。
うーん。無念。

でも、私の病気のことはグループの人誰も知らないので言い訳にすることもできません。やるしかないのです。しんど。


子どもは空想の中の子どもなので実際のモデルはいないですが、ついついその子の思いを考えてしまいます。
急に病気になっちゃってしんどいだろうなあ。
もっと友達と遊びたいよね。お外に出たいよね。
いきなり死ぬかもしれない病気にかかってびっくりしたよね。
もっと生きていたいだろうなあ。

生きることが楽しいのに、病気は容赦なく降りかかります。残酷です。
実際、小児白血病は8割近くが寛解すると言われていますが、小児の疾患による死亡原因の1位です。

ついつい、「死にたい私と代わってあげたい」なんて考えます。


それに、生きようと頑張っている子に対して、死にたがりの私ができる授業なんてない。
私なんかが先生になるのが申し訳ない。教える立場であることが申し訳ない。

安心して過ごしてね。信頼関係を築こうね。大丈夫だよ。きっと治るよ。
なんて言う人が死にたがりですよ?笑っちゃうね。

私が届けられること・伝えられることは少ない(というかない)だろうし、良い授業を構成できるほど技量もないけど、空想のあなたに精いっぱいの授業を届けられるように頑張るね。

私は病気で先生になることを諦めたから、人生の見本になんてなれないけれど、病気を隠してる見習い先生として、まっすぐあなたと向き合うからね。