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音楽ときどき旅。 「47都道府県に何らかのライブを見に行く」達成まであと1県。 かつて…

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音楽ときどき旅。 「47都道府県に何らかのライブを見に行く」達成まであと1県。 かつて禅寺で2年間修行するも、その経験の意味がない現在。

最近の記事

「特別」な、佐々木莉佳子の優しさ

最近とあるラジオ番組に投稿して採用された話なのだが、色々な都合で微妙に違う話になって紹介されてしまったので、ここで改めて話したい。 2017年初頭、アンジュルム相川茉穂がパニック障害の為に活動休止した。3月から始まる単独ツアーもお休みする事になった。 自分は元々、アンジュルムでは相川茉穂推しだった。とりあえずこのツアーでは、ペンライトは同期である室田瑞希のライトブルーと、佐々木莉佳子の黄色を交互に点す事にした。 それに加えて新たに、光る腕輪を購入した。100均にある細くて丸

    • 狭くて見えないひなフェスが帰ってきた

      この週末に行われたひなフェスは、コロナ禍による制限が全くないものとしては、2019年以来、実に5年ぶりとなった。 総フラットな会場なので、前の列にいる人によっては視界が遮られやすいこと。 昔からの一般的な接続式パイプ椅子なので間隔空けずに100%キャパで客を入れたら狭いこと。 そういえばこれがひなフェスだった。 自分は身長が178cmあるので、自分の後ろになった人は正直かなり見えなかったろうなと思う。 しかし今回、AブロックとCブロックの間にあったサブステージを見ようとす

      • 「個推しグッズ」隆盛の今、私は箱推しグッズが欲しい

        まずは過日、ハロショで見たことの話から… いつも通り、何を買おうか品定めをしていた時のこと。 およそ60歳くらいと思われるオッサン(というか爺さん)が入店してきた。 まぁ、コンサートに行けばこのくらいの年齢の人はたまに見るので、それ自体は別におかしいことではない。 しかし、まず一目見て、場外馬券売場か大衆居酒屋にでも行くかのようなナリなのである。 ハロショに来るヲタクは、センスの良い悪いは別にして、街歩きを意識したようなオシャレをみんなしているなという印象を持っている。

        • アイドルの普段の食事管理

          ♪太った~んじゃなく 女性と~してね 魅力的になったと言~ってよ~ 「なにを歌いよんですか」 スマイレージの『好きよ、純情反抗期』じゃ 「曲名を聞いたんやないです」 まぁ今回書くことに繋がってくるような歌詞やということや。ちょっとデリケートな話かもしれん 「それにしても」 なんや 「しばらくご無沙汰してるうちに随分とキャラが変わってるように思うんですが」 気にせんでええ 「気になるわ!」 さて、「THREE OF US」と題されたハロコンが開催中である。

        「特別」な、佐々木莉佳子の優しさ

          思い悩み続けた室田瑞希の10年

          NGT48の中井りかが、衣装スタッフの度重なる杜撰な姿勢に怒りをブチまけたことが物議を醸している。 某コメ欄などでは、「誰々は裏方から嫌がらせされても全く顔に出さずやりきったそうなのにそれに比べて」といった過去の芸能人のエピソードを持ち出すような人もいる。 正直、度々炎上を起こしている中井ゆえに世間の見方は最初から厳しいだろう。多く見受けられる「こんな晒し方をしても物事は良い方には向かない」という意見も、それは概ねその通りと思う。 それでも、この件に限って言えばそもそもの落ち

          思い悩み続けた室田瑞希の10年

          続・ハロプロのマネージャーについて考える〈S氏〉

          モーニング娘。に井上 春華と弓桁 朱琴、アンジュルムに後藤 花と下井谷 幸穂、Juice=Juiceに川嶋 美楓の加入が一斉に発表されて2か月。 今月から9月初めにかけて行われる「2023 Summer CITY CIRCUIT」にて、各グループの活動に合流。 ただし、ネタバレにもなるので詳しくは言わないが、本格的にステージをこなすようになるのは秋以降なんだなという出演内容。 2011年夏からコロナ前までは基本的に、新メンバーはまず1人あたりの出番が少ないハロコンでステージ

          続・ハロプロのマネージャーについて考える〈S氏〉

          妖怪「百人力」のおはなし

          ひゃくにん‐りき【百人力】 1 100人分を合わせたほどの力。 2 強力な援助を得て、非常に心強く思うこと。「君が加勢してくれれば百人力だ」 むかーし昔、とまではいえない2017年のこと。 アンジュルムがROCK IN JAPANに初出演が決まり、メンバーもヲタも期待と不安が綯い交ぜになっていた時。 ある人がアンジュルムの出演日に来場する旨のツイートを、目にした。 そのある人とは。 踊るクラウザーさんという、各地のフェスに出没する名物客である。 漫画「デトロイト・メタル

          妖怪「百人力」のおはなし

          タケちゃんにあなたの“声”を届けて

          前回、山口まで遠征したことに少しだけ触れたが。 アンジュルムでは声出し解禁2公演目だった、下関公演。 「鈴蘭様」コールのお試しなど、メンバーもコールがある事の感覚が戻ってきてだんだん欲が出てきて微笑ましいw 自分的には声出し1発目だったのだけれど…。 あれ? 声が 2曲目で 枯れてるよ …3年ものブランクは、私の喉を相当に退化させていた。 ちょくちょくカラオケをするなどして喉の維持をしていたつもりだったのだが、歌とコールの発声は違うと痛感した。 そしてこれは、どう

          タケちゃんにあなたの“声”を届けて

          広島、平和とアイドル

          先日、山口遠征への行きがてら、行程的に前晩は広島に宿泊した。 広島自体は結構何度も来ている街なので、原爆ドームも、平和資料館も、既に行った事もある。 宮島も2回行った。1回目の時は大潮で干潮だったから大鳥居の根元まで歩いて行けたな。 まぁ今回は夜着翌早朝山口へ、なので広島では飯を食うぐらいしかやれることはなかったのだけど。 それと、街の各所での厳戒態勢の雰囲気をちょっとだけ肌で触れた。 今、ハローで広島といえば段原瑠々である。 地元への愛を幾度となく語り、マツダスタジアムで

          広島、平和とアイドル

          フェスのセトリは難しい

          本日、JAPAN JAM 2023に、モーニング娘。'23・アンジュルム・鈴木愛理が出演。皆さん楽しまれたようで何より。 で、だ モーニング娘。'23 セットリスト 01.リゾナント ブルー 02.Ambitious! 野心的でいいじゃん 03.シャボン玉 04.青春Night 05.この地球の平和を本気で願ってるんだよ! 06.Happy birthday to Me! 07.わがまま 気のまま 愛のジョーク 08.メドレー One・Two・Three ~ Help m

          フェスのセトリは難しい

          酒と金と芸能とアイドル

          先日、推しのライブに遠征した時のこと。 前乗りをして、前々から降り立ってみたかった場所への訪問や温泉めぐりなど充実した週末を過ごせた。 前乗りをしたその日は、戦国大名のお膝元として知られる街に宿泊し、夜は城址公園で行われていた桜祭りに足を運んだ。 とは言っても今シーズンの異例の速さの開花のため、ソメイヨシノはほとんど散ってしまい、枝垂れ桜など他の品種がなんとか見れた、という具合だったが。 名物を目当てに屋台が立ち並ぶ広場に行ったところ、広場の中央でなにやら1人の男性が機材や

          酒と金と芸能とアイドル

          サイレントサマーから2年、改めて事務所の「ストーカー及びネット対策」について

          先般、かつてLoVendoЯで田中れいならと共に活動していた宮澤茉凜が、Twitterである告白をした。 LoVendoЯ時代から、ある女ヲタによるストーカー行為に悩まされていた。 ネット番組で弟の実名を口にしてしまった事から弟のSNSを突き止められ、弟や弟の友人たちと直接関わるようになった。 弟の携帯で弟のフリをしてLINEしてきたり、他の家族や親戚にまでも手を伸ばそうとした。 さらに弟はその女ヲタから借金をし、そしてあろうことか妊娠までさせてしまう。(後に借金は家族が返

          サイレントサマーから2年、改めて事務所の「ストーカー及びネット対策」について

          アンジュルムの不遇だったアルバムたち

          今週22日に、アンジュルム4年ぶりのアルバム『BIG LOVE』がリリースされた。 昨年頃から「そろそろアルバム出てほしいなあ」とぼちぼち思い始め、そんな折の秋頃に「インスタライブでお知らせしま~す!」ときて、いよいよアルバムか?と期待したものの、ニューシングル「悔しいわ/Piece of Peace~しあわせのパズル~」発売のお知らせ。まぁ、シングルはシングルで良いんだけどもね…。 それと同時に、あぁ、アルバムは竹内朱莉が卒業するタイミングで出すんだな、と。そして、それま

          アンジュルムの不遇だったアルバムたち

          nouvelle vagueのもとで漕ぎ出すJuice=Juice

          Juice=Juiceが、3か月越しの、日本武道館の振替公演に臨む。 この公演と、昨秋のツアーには「nouvelle vague」(ヌーヴェルヴァーグ・フランス語で「新しい波」)と冠されている。 新しい波。そのまま英語で「ニュー・ウェーブ」という言葉もあるが、当然昨夏に加入した石山咲良・遠藤彩加里を指しているだろうし、そこに有澤一華・入江里咲・江端妃咲といったコロナ禍以降に加入した面々だけでもグループの半数を占めるようになり、さらに工藤由愛・松永里愛を含め現在10代のメンバー

          nouvelle vagueのもとで漕ぎ出すJuice=Juice

          ハロプロはいつ“声出し”できるのか

          先月末、新型コロナの「5類」移行が5月のGW明けをもって行われることが発表され、そして同時にこの発表をもって、感染対策を行えば定員100%でも大声で発声可能なライブを可能にすることも発表された。 それからの約1か月で、様々な有名アーティストのライブで“声出し”解禁が急速に進んでいる。また、各プロスポーツでも続々と声出し応援が解禁されている。 一方ハロプロはというと、先日ファンクラブ先行受付を行った春のCITY CIRCUITも、ひなフェスも、 『公演中の声援は全面禁止となり

          ハロプロはいつ“声出し”できるのか

          虎に断りなく虎の威を借る狐と、アイドルのまわりの人たち

          首相秘書官による差別発言が問題となっているが、私が気になったのは 当初「秘書官室もみんな反対する」「私の身の回りも反対だ」と言った点について「そういう考えじゃないかなっていう、同世代だからという趣旨で言った」「実際に意見を聞いたわけではない」と釈明したこと。 本当は“秘書官室みんな”反対の意見を口にしていたが、責任を取ってトカゲのシッポになった、という線も無いわけではないが、ここは釈明した通りとして話を進める。 実際に意見を聞いたわけではないのに、みんな(或いは、特定の“

          虎に断りなく虎の威を借る狐と、アイドルのまわりの人たち