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本を読んで。思った・考えた・やってみたこと。

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#本

10/22 本の思わぬ相乗効果

 季節の変わり目のせいか、ここ最近ずっと頭皮が乾燥して荒れて、頭皮というかかさぶたみたいなのが剥けるひどい状態になっていた。それが、昨日ヘアサロンに行って、担当の美容師さんが地肌の状態を見て「お疲れなんですかね」と、血行のよくなるシャンプーを使って髪を洗ってくれたりヘッドマッサージしてくれたり地肌の鎮静効果があるというトリートメントを使ってくれたり仕上げに頭の付け根から肩回りをマッサージしてくれた

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8/8 歌詞はまっすぐなラブレター

 あゆ、こと浜崎あゆみの過去の恋愛が暴露されているとして話題の『M 愛すべき人がいて』(小松成美著)を読んだ。

 わたしが一番あゆの曲を聴いていた1998-1999年、ちょうどその頃のことが書いてあった。あの頃のあゆの曲、好きな曲がいくつかあるのだけれど、それらは全部、あゆが愛する人に向けて書いた、ひたすらにまっすぐなラブレターだった。その頃のふたりの物語を知ると、歌詞は、もうなんというか感情も

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8/6 蜜蜂と遠雷

 今日に日付が変わって数時間経った深夜、遅ればせながら『蜜蜂と遠雷』(恩田陸著)を読み終わった。

 『蜜蜂と遠雷』、直木賞にノミネートされたときからピアノものだと知って興味を持っていたのに、直木賞を獲って、さらには本屋大賞まで獲って、おもしろさは保証付きになっているのに、ハードカバーの厚み(500ページ超)に怯んで後回しにしていたら、そのうちにもう上下分冊の文庫がでてしまって、なんなら映画化も決

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2/19 自分の内側を外に出す

 自分の中で大部分を占めていて、ぐるぐる渦を巻いている気持ちや考えこそが外に出したいものなのに、いざそれを出そうとすると、絡まり過ぎちゃっているせいか、うまく出せないでいる。無理やりにでも外に出そうとすると、自己弁護やら言い訳やらでどんどんコーディングしてしまって、またそのコーディングの厚みがすごくて、『元々、なんだったっけ?』という代物ができあがる。人にも見せたくないし、自分でも見たくない、醜い

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