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「産め圧」とは…          [基本無料]

基本用語記事。ここテスト出るぞー!ノート取っとけよー!

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「産め圧」ってなんぞ?

この言葉は、辞書を引いても書いてありません。
Wikipedia をググっても記事は見つかりません。
𝕏の中でミームにならないかなと私が言い始めた(つもり)のネットスラング。

これまで、この言葉を連呼しておきながら、
ハッキリと、こういう意味だよ!って説明した事がなくて、
色んな人が、こういう事?って聞いて来てくれたときに、ホンソレ!とか、
君なら言わなくても分かるな!…って雑に答えてただけだったんだけど、
流石に、そろそろちゃんと書かなきゃいけない気がしてきたので筆をとる。

まず、一昔前に「クロワッサン症候群」ってのがあったんすよ。
ざっくり要点だけまとめるとこんな感じ。

クロワッサン症候群(クロワッサンしょうこうぐん)とは、
人生の選択肢としての結婚を拒絶したが、結婚適齢期出産適齢期を越え、
自らの生き方に自信喪失し、焦りと絶望を感じている中年女性の心理葛藤の形容である。
語源は、1988年に刊行された松原惇子の『クロワッサン症候群』。
<中略>
バブル経済期
1980年代日本経済バブル期を迎え、男女雇用機会均等法が施行された。
<中略>
利他的な母親と同じ道を歩むという選択に強い抵抗を持ち、結婚そのものを拒否するという新しい生き方を模索するようになっていった。
雑誌『クロワッサン』はそのような女性たちに"自由で前衛的なシングルライフ"という新しいライフスタイルを提案した。
<中略>
バブル経済崩壊後
<中略>
政府の施策も「子ども手当」に代表されるように、将来の労働力再生産の担い手となりうる、家庭を持ち子育てをする女性たちを支援する方向に転換していった。
<中略>
その事実に気が付いた段階では、同誌の愛読者たちの多くは結婚出産適齢期を過ぎており、同世代の男性が結婚を忌避しない年下の年齢層の女性と結婚するのを尻目に、彼女たちにはもはやなす術はなかった。
群ようこは自著のエッセイの中で、 このような女性の状況について、「展望台の2階に上がったら、始めはすごく眺めも良くて気持ちが良かったけど、 気が付いたら、誰もいなくなっていて、あわてて降りようとしたら、 階段もなくなっていた」と喩えている。
<中略>
そんな女性達に追い討ちをかけたのは雑誌『クロワッサン』の編集方針の転換である。同誌はやがて想定読者層を、在職の独身の女性から在職のヤングミセスにシフトしていった。
<中略>
女性たちは言いようのない失望、虚脱感、孤独感、そしてぶつける対象を見出せない怒りを感じることになった。

出典 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「クロワッサン症候群」

要するに、この逆をやろうってのが私が言う「産め圧」をかけるという事。

まだ子供を産める若さや健康が有るのに結婚や産む気が出ない人や、
産む勇気がまだ出てない人たちの背中を押していこう。

善人のふりをしながら、若い内に結婚するべきじゃないとかウソ言ったり、
40歳を過ぎて落ち着いてからでも子供は作れると大袈裟なことを言ったり、
周囲が結婚子育てを勧めるのを自粛するべきだとか言ったり…

または、今の社会じゃ産めなくて当然とか、
生涯産まなくても良いとか、むしろ産むべきじゃないとか、
寝言を放つ連中に、ちゃんとノーを突きつけよう!という皆への提案です。

「産め圧」はワシが育てた?

多分、”産め圧"って表現を、ポジティブな意味合いで広めようと、
最初に意識的に使い始めたのは私だと思っている。
少なくとも、𝕏(旧:twitter)上のポスト(旧:ツィート)だとそうじゃないかな?

確認してみたら、どうやら、○○(子、子供、うちで、早く…など)産め圧とか、産め(圧)みたいな類似表現も含めると、
現在検索可能な最古のツィート(当時)だと以下の物みたい。

エアリプとかで文脈不明なのもあるけど、否定的じゃなくて、
中立的な発言の中で初めて使った人は、多分、As'257G さん。

私が、”反”産め圧への反撃を最初に言語化したのは、この時だった。

99%の若い女性達の背中を押したい先輩たちの言葉を、
1%の被害妄想女性のために、自粛する事が正しいと言う風潮を払拭しないと、少子高齢化は脱出できないと思う。

結婚も妊娠も、未経験の時に不安に思わない女性はいないと思う。
そして、結婚や出産を薦められると嫌な気持ちになることも多いと思う。
だけど、それでも、若い頃にモタモタしていなかったら、
もう一人二人産めたなぁ、産みたかったなぁと言っている女性は沢山いる。

”今じゃない”と先送りした夫婦が、将来に子供を欲しいと思った時には、
残念ながら手遅れになっている可能性は高い。
だから、産め圧を掛けられた時には反発しても、
結果として間に合えば感謝するし、間に合わなければ悔いるはず。

短期的には嫌がられたとしても、長期的には、
産め圧を掛ける事が相手の為になるのは基本的に間違いないと思う。

この呼びかけに直ぐに応えてくれたのが、
まりねちゃんやもねちゃんや飴蜘蛛ちゃんだった。
ちょっと後に伊豆れもんちゃんも参加。

※ もねちゃんは現在鍵アカで飴蜘蛛ちゃんはログ残さないスタイルなので、
  ポストの引用は無し。

…かくして、私の産め圧雑説明ツィが、
たまに軽くバズったり、炎上してビビッて削除したりしながら、
あんまり皆に理解されぬまま、知名度が上がっていったのでした。

産め圧を目の敵のようにしている人達は、
無責任に産め産め言うヤツは産んだ責任を取らない」とか、
さも正論の様に言うんだけど、それで妊娠出産の適齢期外して、
高齢不妊症に悩んだとしても、誰も責任取れないんだよね。

いったい、どちらが無責任なのか、明らかだと思うけどね…。

「産みキュア」と「ウマンゾー」の出現

産め圧論やっていると、物凄い憎悪を向けて来る人達が、
入れ代わり立ち代わりやって来ると分かりました。

そんな人たちと、よわよわレスバを繰り返すうちに、
産め圧に共感してくれた婚活妊活ど真ん中現役世代が、
自ら「産みキュア」を名乗ってくれるようになったんだよね。

ちなみに、多分、𝕏(当時:Twitter)で「産みキュア」と言う造語を、
最初に言ったのは、産め圧とか全然関係無いこの人達。

産め圧の当事者世代の人達を指す言葉としての命名のきっかけは、
産め圧論レスバの中での、ちょっとしたおふざけノリ。
一番最初は出生キュアだったんだけど、語呂が悪かったので、すぐ変えた。

まりねちゃんは、最初、誰でもみんな産みキュアって言ってたんだけど、
婚活妊活真っ只中の子たちが差別だなんだと攻撃されているのを見かねて、
子持ちの産め圧論者の特に露悪的なキツめのディスりとかは、
別に産圧会とか鬼産連合を名乗って引き受けるということにした。

光の「産め圧」が「産みキュア」で闇の「産め圧」が「産圧会」w

(と言っても、反出生界隈からの誹謗中傷へのカウンターなんだけど。)

産め圧に激しい拒絶反応を示す反出生主義とかの人達にも、
ウマンゾー」という可愛い名前が一時期定着してました。

そのうち、ウマンゾーのイラストも描いてほしいw

綴じの考え

産め圧の話をしていると、説明しても説明しても、
超高頻度で、こっちが言っても無い事で怒られ続けてる。

この記事で、産め圧がもう少し正しく広まって、
誤解を説明するのに疲弊する事が減ると良いな。

病気や障害などの事情で産めない人も産めとか言って無いし、
学問や仕事やスポーツに特別の才能がある人に、
結婚妊娠出産を優先して辞めろとか言って無い
し、
行政が保育所を充実させたり補助金や助成金を出す事も反対してない。

( ただ、支援が若者より高齢女性に向かってる現状に疑問はあるが。 )

あと、子育てにお金が掛かり過ぎるから不可能だとか、
小学生の塾通いや大学進学をさせられないなら産むべきじゃないとかは、
もはや、産め圧とは、また別の話なんよ。

産め圧」「産みキュア」は、もっとポジティブな言論活動であり、
” 28歳という、まだ未熟だけど、子供ではない。大人のような。子どものような。そんな今の私 ”
…みたいなコト言ってるオンナノコの背中を押す活動と理解して欲しい。

実は、既に、少子化対策基本法そのものが産め圧説明してくれてんだよね。

少子化社会対策基本法
前文
我が国における急速な少子化の進展は、
平均寿命の伸長による高齢者の増加とあいまって、
我が国の人口構造にひずみを生じさせ、
二十一世紀の国民生活に、深刻かつ多大な影響をもたらす。

我らは、紛れもなく、有史以来の未曾有の事態に直面している。
しかしながら、我らはともすれば高齢社会に対する対応にのみ目を奪われ、
少子化という、社会の根幹を揺るがしかねない事態に対する国民の意識や社会の対応は、著しく遅れている。
少子化は、社会における様々なシステムや人々の価値観と深くかかわっており、この事態を克服するためには、長期的な展望に立った不断の努力の積重ねが不可欠で、極めて長い時間を要する。
急速な少子化という現実を前にして、我らに残された時間は極めて少ない。
もとより、結婚や出産は個人の決定に基づくものではあるが、
こうした事態に直面して、家庭や子育てに夢を持ち、
かつ、次代の社会を担う子どもを安心して生み、
育てることができる環境を整備し、
子どもがひとしく心身ともに健やかに育ち、子どもを生み、
育てる者が真に誇りと喜びを感じることのできる社会を実現
し、
少子化の進展に歯止めをかけることが、今、我らに、強く求められている。
<中略>
第二条(施策の基本理念)
家庭や子育てに夢を持ち、かつ、次代の社会を担う子どもを安心して生み、
育てることができる環境を整備
する
<中略>
第六条(国民の責務)
国民は、家庭や子育てに夢を持ち、かつ、安心して子どもを生み、
育てることができる社会の実現に資するよう努める
ものとする。

出典 : e-Gov法令検索

後は、まぁ、飲んだ後にでも書こう!

おまけ

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