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「世界一ラクにスラスラ書ける文章講座」から学ぶ文章の基礎

SNS、仕事、様々な場面で試される文章を書く力。

ネットや本など、プロが書く文章は読みやすいし違和感を感じず、ストレスフリーで読み進められる。

これが自分の文章だと違和感のオンパレードで、意味がよくわからなくなったり、読んでいて恥ずかしくなってしまう…(涙)

困ったことに、自分の文章のどこがダメなのかが具体的にわからない。

原因がわからないまま、キレイな伝わる文章を書こうと悩んでしまい、筆が全く進まず、時間だけが過ぎていく。

僕はこんなことが日常茶飯事ですが、みなさんはどうでしょうか。

多くの文章術の本が出版されている現状にも納得です。

多くの本の中でも、本書は基礎を分かりやすくまとめてくれている本書。

文章はどうやって書けばいいんだー!?

と悩む人にオススメの一冊。

文章の3つのテンプレートを持つだけで、文章の書きやすさが飛躍的に上がる、書くことに対するハードルを下げてくれるありがたい内容です。


○書く前のポイント

まず文章に取りかかる前に、

・書く目的は何か。

・読む人は誰で、そのニーズは何か。

・どんな反応をしてもらいたいか。

これらを考えてから書き始めることで、わかりやすい文章になる。

相手のことをしっかり考えることが大事。

○3つのテンプレートを使いこなす

・伝わりやすい列挙型

最初に、

○○には3つの□□がある。

と、文章の全体像を伝え、ポイントを挙げて最後にまとめる。

小学校のときに作文で、この手法をよく使ってた記憶があります。

読む側からすると、最初に全体像を把握できるので、伝えたいことが明確になってわかりやすい。

・結論優先型

ネットでよくみる王道型ですね。

結論を冒頭に持ってきて、その後に、

なぜなら○○だから

例えば○○。

など理由、具体例を続けて、冒頭で書いた結論をもう一度書いて、最後を締めくくる。

言いたいことを最初に伝えて、読者を引き込む。

SNSやネットでよくみる書き方。

・ストーリー型

自分の実体験で共感してもらうパターン。

最初私はこんなに悪い状態だったとマイナスを伝える。

そんな私が○○と出会う転機を迎え、

どう変わったかの成長過程、

そして今後の明るい未来を思い描く。

物語のような、右肩上がりのストーリーで読む人が共感する。

○テンプレートに当てはめる前に

テンプレートの各項目に当てはめる前に言いたいことを要約して、一文にまとめておく。

そこからふくらませていくイメージ。

この要約力でテンプレートの力も増す!

○まとめると

3つのテンプレートに当てはめて書くことで、どう書けばいいかわからないが解消される。

このテンプレートを知っているだけでも、ペンの進み具合や文章のまとまり方がかなり変わってくると思います。

そして、テンプレートを使いこなせるようになったら、それを応用させるテクニックも掲載されているので、さらに自分の文章テクニックも上げられる!

上手な文章を書こうとするあまり、文章を書けなくなった。

文章を書きたいけど、どうやって書くのかわからない。

そんな方にオススメな、基礎から学べる一冊です。

こんな書き方なんだ、と知っているだけでも文章にかなり差は出てきます。


最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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