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集まれ実家ごはん

ことしのGWは、のんびり実家ですごしました。早いもので、大型連休もきょうでおしまい。お昼すぎには新幹線に乗り込みます。


🎌ゴールデンウィーク2024

山の緑、水辺の景色ともしばらくお別れ。あんなに待ち遠しかったお休みも、すぎてしまうとあっという間です。

でも今回は日数も多くお休みを取れて、ゆっくりできました。学生時代の友人と久しぶりに飲みに出かけたり、ずっと観たかった博物館の建物を眺めたり。

こういう建築物、大好きなんです。漢字で浪漫と書きたくなるような、歴史と威厳を感じる、あの日のモダン的な洋風建築。

🏠集まれ実家ごはん

それから、帰省のタイミングに合わせて、家族が集まる日も楽しみのひとつ。

全員集合はお正月以来の久しぶりのこと。みんなで食べるごはんって、おいしさが倍増します。今回は自分がランチ担当。

この日は、帰省中の洋食屋さんのランチセット風第2弾。ハンバーグとチキン南蛮の盛り合わせにします。

お昼に合わせて、10時頃から買い出しにいって、準備スタートです。

🔪ランチ準備スタート

🥄ソース2種類作ります

まずはハンバーグのソースから。

🥄材料
・にんにく…1片
・玉ねぎ…1/2個
・赤ワイン…1カップ
・フォンドボー…3カップ
・トマトペースト…小袋1
・バター…15グラム
・こしょう…ひとつまみ

みじん切りのにんにく、玉ねぎ、赤ワインをお鍋に合わせます。

強火にかけて煮詰めていきます。

水分がなくなるまでしっかりと。

フォンドボー、トマトペーストをいれてもう一度火にかけて、半量くらいまで煮詰めます。

濾すときは、にんにくと玉ねぎをザルに押し付けて、吸い込んだ旨味もしっかり絞り出します。

熱いうちにバターを溶かしてこしょうで味を調えます。

これでハンバーグ用のソースは完成。いわゆるフレンチのソース・ヴァンルージュ=赤ワインソースです。

続いてチキン南蛮といえば、タルタルソース。

🥄材料
・玉ねぎ…1/2個
・ピクルス…スライス10枚くらい
・ゆで卵…2個
・マヨネーズ…大さじ3
・オリーブオイル…大さじ1
・こしょう…ひとつまみ

卵は冷蔵庫から取り出してすぐ、沸騰したお湯にいれて10分茹でます。

刻んだ玉ねぎ、ピクルスにゆで卵を合わせて、フォークの背で潰します。

マヨネーズ、オリーブオイル、こしょうを投入。

しっかり混ぜればタルタルソースのできあがり。

🍽メインはふた品盛り合わせ

🍗人気のチキン南蛮

メインのひと品めはチキン南蛮。このメニューって、洋食屋さんだけでなく、定食屋でも居酒屋でも人気ですよね。もしかしたら、嫌いな人なんていないんじゃないかと思うことがあります。

🍗チキン南蛮の材料(6人分)
・鶏胸肉…2枚
・小麦粉…大さじ3
・醤油…大さじ3
・酢…大さじ2
・砂糖…大さじ3
・水…大さじ2

味付けのポイントは揚げたチキンを甘酢醤油にからめてから、タルタルソースをたっぷり添えること。この甘酢の下味がまたおいしいんですよね。

醤油、お酢、砂糖に水を加えてさっと沸かし、砂糖をしっかり溶かしたら冷ましておきます。

続いて鶏肉の準備。チキンカツなんかもそうですが、揚げ物のときは淡白な胸肉を使うことが多かったりします。

厚みが均一になるよう、斜めに包丁を入れて削ぎ切りします。切り分けてから包丁で格子状に切込みを入れておきました。

ちなみに今回は胸肉1枚から6切れ。6人分が胸肉2枚で、お財布にも優しいすぐれものですよね。

小麦粉をしっかりまぶして揚げる準備。

火通りはいい素材なので、高温の油で揚げていきます。

からりと揚がったら、油を切って甘酢醤油をくぐらせます。

🥩みんな大好きハンバーグ

メインの2つめは、これもみんな大好きハンバーグ。洋食屋さんの花形メニューですよね。

🥩ハンバーグの材料(6人分)
・牛ひき肉…400グラム
・豚ひき肉…200グラム
・玉ねぎ…1/2個
・パン粉…2カップ
・卵…1個
・ケチャップ…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・お好みソース…大さじ1
・こしょう…ひとつまみ

ボウルにひき肉、みじん切りにした玉ねぎ、パン粉、卵、調味料を合わせます。今回お肉は、牛ミンチと豚ミンチをブレンドしました。

粘り気が出るまでよく練って、タネの完成。

フットボール型にまとめて、油を敷いたフライパンにタネを並べてから火を点けます。

強火で両面しっかりと焼き固めて、ここからは蒸し焼き準備。

水を注いで蓋をして、中火で8分が目安です。

今回、ここでひと手間というか、ひとネタ加えるはずだったのですが、忘れてしまいました…。食べはじめてから気づくことになるのですが、それについてはのちほど。

真ん中へんに竹串を刺して、軽く指で押したときに、透きとおった肉汁が出てきたら、焼き上がりの合図。

🍽実家のお皿はブルー貴重

さあ、盛り付けていきましょう。

6人分なので、けっこう本格的にランチつくってる感じがしてきました。

お皿が並ぶのも壮観。

ふだん自分が使うのは、白かったり、無柄のシンプルなお皿がメインです。

でも、実家のお皿はこういう藍色を貴重にしたお皿が多くて、盛付けのとき新鮮な印象を受けます。

付け合せのパスタは、先日のランチのときに、母に好評だった赤スパです。

我ながらけっこういい付け合せだなと思っているので、そのうちこのひと品をメインにした記事も書いてみたいなと思ってます。レトロな感じの洋食に欠かせない味だなと。

🍽6人前のランチタイム

ハンバーグも載せると、なかなかのボリューム感。

タルタルソースに赤ワインソース、本格的な感じに仕上がって、大満足。

ソースづくりをはじめたのが10時すぎ。6人前のランチ完成は、12時5分でした。正午を目指していたので、5分オーバー。家族は気にしてなかったけど、自分としてはちょっと悔しいところです。ささやかなこだわり。

でも、そんなランチは大好評。洋食屋さんみたいやね、という言葉は最高の褒め言葉です。そういうイメージでつくったメニューですからね。

今回のランチの中で、ハンバーグのソースが本格的といってもらえたのは、とてもつくりがいがありました。が、なによりみんなが喜んでくれたのはチキン南蛮でした。

ハンバーグはけっこう食べることあるけど、これは珍しいなとかなんとか。宮崎県のご当地グルメとはいえ、自分としてはいまや洋食屋さんの定番メニューと思っていたので意外でしたが、みんなの笑顔と感想に、つくってよかったなと思ったひとときでした。

🧀チーズはどこに消えた

ところで食事のあと。片付けものも終わってから、冷蔵庫を開けてあることに気付きました。

チーズが残ってる。

ほんとはハンバーグを蒸し焼きにするときに、チーズを載せてから蓋をして、チーズトッピングにするつもりでいたんですよね。ああ、それなのに。

ふだんこんなにたくさんのお皿を料理しないので、段取りとかなんとか、けっこう神経使ってたんでしょうね。ハンバーグ、チキン南蛮、赤スパ、キャベツを千切りにして…いろいろ考えつつ進めていくうちに、完全にチーズの存在を忘れてしまっていたのでした。

めっちゃおいしかったし、本格的やったからぜんぜんええよ。

そういってくれたのですが、自分としてはちょっとだけ不完全燃焼。でも、またつくってねといってもらえたので、そのチャンスに今度こそチーズハンバーグを実現しようと思います。

故郷で過ごしたGW。

緑に囲まれた景色も、夏までお預け。でも季節が変われば、その風合いも変わります。次に見るのは、夏の故郷。毎朝のウォーキングでは汗びっしょりになる、蒸し暑い夏が帰省を出迎えてくれるはずです。

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