とみこ

神戸⇄大阪 日々のことを書き残す場になればいいなと思っている関西人です。 最近、豆腐屋…

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神戸⇄大阪 日々のことを書き残す場になればいいなと思っている関西人です。 最近、豆腐屋さんの豆腐にはまってる。 noteのジャンル→ 日常系&お出かけ系

マガジン

  • とみこのお出かけ記録

    週末に外出した記録をまとめています。 神戸・大阪のものが多いので、関西に行きたいなと思っていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

  • 好きをつめこむ~とみことすーの往復書簡~

    • 1本

最近の記事

若松英輔「悲しみの秘儀」を読んで

つねづね私は、なんで人は読書をするんだろうと思っていた。 この本を通して、私は作者と対話しているんだなと感じた。そして、それは奥にある「自分」と向き合う瞬間でもあった。 浮かび上がっていない、見えていないものを見ようとする。暗くて何も見えない中に光を見つけようとすること。 私の中の私の声、あなたの中のあなたの声を聴く時間は、苦役なんかじゃなく、とても心落ち着く時間だと気づかせてくれた。 一度読了はしたけれど、何度も対話しに行きたい一冊。 若松英輔・著 「悲しみの秘儀

    • モヤモヤ残る結婚あれこれ。

      私事ですが、最近婚姻届を提出しまして、式は挙げていませんが、一応「結婚」しました。 婚姻届けの提出は、話には聞いていましたが、それはそれはもう呆気ないもので、本人確認のための待ち時間は少しあったけれど、体感的には、提出して数分で「はい、おめでとうございます、あなたたちは夫婦です!」みたいな……そんな風に感じました。 そんなこんなで提出は一瞬で終了した婚姻届けですが、記入にあたっては色々ありました。 新しい本籍地 婚姻届けのことを調べるまであまり気にしていなかったんです

      • 病み上がり、夜明けに涙が溢れてきた。

        先週、体調を崩した。 二日続けて38度を超える熱が出て、三日目からは熱が下がってきたが、合間合間で仕事をしようなんて、まぁできたもんじゃなかった。 せっかく休んでるんだし動画でも……という甘い誘惑も頭をよぎったが、食指が動かない。 重症だ。 なんせ七月に入ってからの発熱だから、今流れている汗は外の暑さによるものなのか中の熱さからなのか、とにかく悪寒がなかったのが唯一の救いだった。 そんな私の様子を見ていたからか、亡くなった祖父が夢の中に出てきた。 祖父と私は何か楽しそ

        • 腕を寝違えた。

          その表現が正しいのか、おそらく間違っているのだが、私は二日連続で腕を寝違えた。 朝、目が覚めるか覚めないかのとき、かすかに左の上腕に痛みを感じた。 「あ、やってしまった…」 と、頭によぎった瞬間、それで少し頭が働きだしたのだろう。痛みが強くなってきた。 いたたたた、 ゆっくり体を動かそうとするも、痛みが邪魔してくる。 左腕を伸ばそうにも伸ばせないし、右手で補助をしようとも試みたけれど、すべてが痛い! はぁ、完全にやってしまった。こうなれば少し痛みが引くまで、ひたすら待つ

        若松英輔「悲しみの秘儀」を読んで

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        記事

          昭和の縁日と令和のビルが混在している町―新今宮に行ってみた

          大阪に行くとしても、普段は梅田で終わってしまう私にとって、そこ以外の大阪はまだまだ未知。 そんな私に、友だちから誘いがあって、(記憶の中では)初めて新今宮に行ってきました! 大阪のディープゾーン手始めに「新今宮」と検索すると、「大阪のディープゾーン」と出てきました。 何があるのか、ますます興味が湧きます。 降り立ってみた第一印象は、活気のある街。 新今宮は通天閣や新世界にも近く、交通アクセスも良い! 休日ということもあってか人通りが多く、特に新世界は観光客でいっぱいで、通

          昭和の縁日と令和のビルが混在している町―新今宮に行ってみた

          今度の週末、神戸の西のほう行ってみいひん?(朝霧・西舞子・塩屋)

          神戸、どこ行けばいいですか?う~ん、これ神戸の人間からするとなかなか難しい質問なんですよ。 ガイドブックにも載っている三宮、元町、ハーバーランドって、確かに観光スポットもあるし、お店もたくさんあって時間を潰せるから楽しい。 でも、神戸って意外に東西南北広いんです。 そんな私、二週間続けて神戸の西のほう(三宮よりも西エリア)に行ってまいりました。 しかも先週末は一日に3か所も巡ったので、その様子をお伝えしようと、筆ならぬ指を走らせております! 神戸の西エリア(ちょっと明石も)っ

          今度の週末、神戸の西のほう行ってみいひん?(朝霧・西舞子・塩屋)

          この風呂に―黒っぽいナメクジの話

          私の住んでいる近畿地方は、10年ぶりに5月に梅雨入りしたらしい。 これから運動会をする学校もあるだろうし、傘をよく忘れる/失くす私みたいな人間にとっては、厄介な時期だ。でも、雨が降り続く中、土からこみ上げてくる匂いを空気とともに肺いっぱい吸い込むと、心がしんとする。 梅雨は心地悪い面も心地良い面もあるなと思うのだけれど、うちの家にとっての梅雨あるあるは、ナメクジだ。 昨日、風呂場に入ると、壁にナメクジがいた。 一見、黒くて、縮こまっていて、このナメクジは弱っているのかも

          この風呂に―黒っぽいナメクジの話

          彼が引っ越ししたい理由。

          うちの彼は、勤務先により近いところに住みたいと、以前から引っ越しを考えていた。が、つい先日、絶対に引っ越さねばならぬ新たな理由ができた。 その日の夜遅く、彼からの電話を取ると、どうやら何かと格闘中の様子だった。「どうしたん?」と聞くと、興奮と焦りが混じった声で、 ムカデ!!! と、叫ばれた。 そう、あの百の足と書いてムカデ様が降臨されたのだ。 わーわー言いながらも彼はムカデ様を無事に外までエスコートした。 でも、「ムカデが出現した」という事実が衝撃&恐怖だった彼は、

          彼が引っ越ししたい理由。

          私が三つ編みの上を取ったわけ。

          私の通っていた小学校は、髪が肩よりも下に行くと三つ編みをしなければなりませんでした。 最初は三つ編みなんてできませんから、祖母や母が結ってくれていました。 彼女たちの三つ編みのやり方はこうです。まず髪を梳かし、櫛で髪を二つに分けて二つくくりにし、それから三つ編みをする…という方法。だから結び目が上下に二つありました。 このやり方は髪がしっかり結えるし緩む心配も少ないので、まだ自分で髪が十分に結えない低学年で髪の長い子は、大抵この結び方でした。 さて、小学生の頃の私は今より

          私が三つ編みの上を取ったわけ。