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躁状態の父と、今後についての話をしてきました①

先日、父の入院先のソーシャルワーカーさんから連絡があり少し父の状態が落ち着いて来たので、前回出来なかったグループホームなどへの入居の話ができればとの事で今日は午後から母と共に病院へ。

相談室に入り、始めは担当医と僕と母との3人で話し合うことに。

担当医には最近の電話での父とのやり取りについての話をした。


父からは連日のように、朝昼晩と電話がかかってきていた。

電話の内容は持ってきて貰いたい物や、早く退院できるように先生と面談をしたいなどの事が多かったが。

そもそも、今までの入院時の傾向から考えても電話を頻繁にかけてくるという事は、気持ちがハイになっている証拠で。

5日ほど前の朝、電話越しの母の「ちょっと今は忙しくて…」という言葉が癇に障ったらしく。

激昂して「忙しいことなんかあるか、死ね。死にさらせ。」と暴言を吐いていたばかりだった。

事実その日、母は朝から家の工事の業者さんが来られていてその対応で忙しかったけど、父は相手の都合を考えられないので一方的に怒ってしまう。

その後に留守電にも同じように、僕の事も含めて「お前ら死ね」という発言や「忙しいという字は心が亡くなっていると書く。お前らは心が死んでるんじゃ」と怒鳴り散らす言葉が残されていた。

だが、カッとなっても時間が経てば「死ねと言ってすまんかった。本心ではなかった。」

と、その日の夜に僕が電話で話した時は言っていた。

ただ、感情のコントロールができないのは障害や病気などの影響もあるのでその部分は仕方がないと割り切るしかない。

今回入院にするにあたり、先生からは1ヶ月後には必ず退院させますという約束付きでのものとなっていたけど。

入院後に看護士さんに腹を立てて水をかけてしまったので先生から父に「入院は延期になります。」と話をされていたにも関わらず。

今日の面談に至る日まで、「もうすぐ退院できる。先生がそう言っていた。」「水をかけたのは身体の痒みのせいでイライラしていたから仕方ない。先生の薬の調合がヘタだからそのせいだった。」の一点張りで話が通じなかった。

そもそも、身体の痒みも冬場の乾燥による影響もあるので薬の副作用の可能性はおそらく低いと思われるが。

父の思い込みの激しさからくる一方的な考えでもあり、また自分の都合の良い部分だけを切り取り考えを繋げてしまうというところもある。



…そんな内容の話を、担当医に伝えた。

話を聞いて担当医も頭を抱えていた。

「薬も以前より強い物を飲んで貰っていますが、全く効果もなく本当に難しい状態で。先輩の医師やワーカーさんなどにも相談していますが正直、どうしてあげたらいいか…」と素直に話をされていた。

とりあえず、今日は父の思いに反する内容になるので本人が怒ることは承知でという事で。

正直に入居や今後についての話をしましょうということで、父を呼ぶ事になった。


【長くなりそうなので、また後日書かせていただきます。ここまで読んで頂いてありがとうございました】


                服部 佳弘

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