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脂肪の役割

脂肪というのは脂肪酸とグリセロール(アルコールの一種)から作られています。

脂肪の働きについて

①ホルモンの材料

男性ホルモンや女性ホルモンなどの様々なホルモンの材料となります。


②体内で備蓄できる高エネルギー源

例えば体重50KGで体脂肪率が20%の女性は10KGの脂肪を体内に持っていることになります。
10KGの脂肪というのはそのまま脂肪としてあるのではなく、水分なども含んでいるため実際には80%で8KGの脂肪を蓄えていることになります。

脂肪は1gにつき9kcalなので72000kcalのエネルギー源を備蓄しています。


③脂溶性ビタミンの吸収

ビタミンには水溶性と脂溶性のビタミンに分かれています。

水に溶ける性質のビタミン     脂に溶ける性質のビタミン

上記の二つに分けられます。

脂溶性のビタミンは、ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンKこの4つのビタミンの吸収に関わります。

④外的衝撃の吸収

コンタクトスポーツや体と体がぶつかり合ったりして外的衝撃を受けた場合内臓や身体の内部を守る働きを持っています。

⑤体温の保持 ⑥細胞膜や神経細胞の構成成分 などが挙げられます。

脂肪が不足した場合

・肌荒れ

・怪我をしやすくなる
などの不調が起こります。

しかし現代の食生活で脂肪が不足することはほとんどなく、逆に過剰に摂取してしまう事が多いです。

脂肪の過剰摂取した場合

・動脈硬化などの循環器系障害

・肥満

・高血圧症

などになりやすいと言われています。

また、乳癌や大腸癌の原因になるとも言われています。

今回はここまでです。次回も脂肪について書いていきますので、よろしくお願いします。



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