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カルチャーと食

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カルチャーと食 心を満たすカルチャーと、身体を満たす食 高次の欲求と低次の欲求と考えると 対極かもしれないカルチャーと食 カルチャーとそれに関わる食を楽しむことで、 新次元… もっと読む
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古都とポップアートと

古都とポップアートと

週末の京都旅。
目的のひとつめはこれ!

巡回なし、つまり東京では見られない展覧会。
なんとなく知っているようで、ほとんどなにも知らなかったアンディ・ウォーホル。

【概要】
ANDY WARHOL KYOTO
開催期間:2022年9月17日〜2023年2月12日
開催場所:京都市京セラ美術館
料金:平日一般2,000円/土日祝一般2,200円

日本初公開の
『三つのマリリン』
『最後の晩餐』な

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やっぱりオスカルが好き!

やっぱりオスカルが好き!

50周年ってことは、私が漫画で読んだのは、マーガレットの連載が始まって10年以上経っていたってこと。

漫画には疎い私が、子どもの頃に触れた漫画はというと、
りぼん(お父さんは心配性、ときめきトゥナイト、星の瞳のシルエット、有閑倶楽部)
キン肉マン、キャプテン翼、ドラゴンボール(男兄弟あるある、漫画よりもアニメのイメージが強いかも)
そして、ベルサイユのばら

アントワネットの気高い美しさと
オス

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またね!

またね!

「またね」
この言葉を何回言ってきたのかな。

一緒に過ごした時間が楽しかったよ
また会いたいよ
という気持ちを伝える3文字

小学生の男の子と、その友達のお話

初めて友達になった時の
「またね」
離れ離れになる時の
「またね」
込められた気持ちは違うけど、
どちらの「またね」も社交辞令でなかったことがラストでわかって嬉しかった。

あの頃のなんでもない日々や、
今思い返せばなんて事のない友達と

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からすからフランスへ パンやさんをハシゴ

からすからフランスへ パンやさんをハシゴ

仕事帰りに目に止まったポスター

うわぁ懐かしい!
からすのパンやさんの絵

子どもの頃に出会った絵本なので、作者を気にしたこともなかったけど
かこさとし という作家は知っている。

副題の
「子どもたちに伝えたかったこと」っていうのもよい。
Bunkamura ザ・ミュージアムという場所もよい。

帰りの足どりも軽くなって、観に行こう!と決めた。

渋谷のスクランブル交差点、109
という、これ

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ファミリーの食卓 男の料理

ファミリーの食卓 男の料理

便利に快適に映画を観られるシネコンもいいけど
「映画」感にどっぷり浸れるのが名画座の素敵なところで、
なかでも目黒シネマのスケジュールはまめにチェックしている。

その目黒シネマで7月に3週連続で上映していた
ゴッドファーザー

スクリーンで観られる機会なんて、この先ないかもしれないと思い
PARTⅠⅡⅢを観に行った。

ロゴといい色使いといい、カッコいいポスター

この映画については、詳しい人も

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スター★★★

スター★★★

トム・クルーズはハンサムだ。
イケメン、じゃなくてハンサムって言葉がぴったり。

そういえば中学生のとき、同じクラスにトム・クルーズのファンの子がいたな
顔は鮮明に浮かぶのに名前が思い出せない。

ハンサムなトム・クルーズのことを好き!って素直に言うその子を凄いなっていつも思ってたな。
その頃私は、ハンサムってダサいって思ってた。

その思いは今も変わらないけど、歳を重ねて変わったこともある。

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子どもに教わること

子どもに教わること

久しぶりに映画館で映画を観る
それだけで心が躍りすぎなもんだから、この日は仕事が手につかない

早く行きたい
早く行きたい
早く行きたい

早く!!!行きたい!!!

渋谷PARCO8階、WHITE CINE QUINTO

初!

昔のシネクイントはPARCO part3にあったんじゃなかったかな

バッファロー'66を観たのはシネクイントじゃなかったかな

ヴィンセント・ギャロがビビるほどカッ

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受け入れるのかぶつけるのか

受け入れるのかぶつけるのか

前日観た

偶然と想像が良かったもんだから

PASSIONを観に、ユーロスペースへ

軽やかな偶然と想像とは違って、
自分自身について考えてしまう映画だった

世の中って
言わなくていいこと
であふれてる

本音を隠しておけば、あるいは気づかないふりをしておけば
最高に幸せ!とは言わないまでも、平和に生きていけるんだと思う

もしかすると、隠すつもりはなくても
自分の本音がわからないってこともあ

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偶然と想像

偶然と想像

まず、タイトルが良い

偶然と想像小さな幸運の予感

偶然にはラッキーな響きがあるし、
想像は自分だけの幸せを膨らます感じがする

私にとってはドライブマイカーに続いて、
濱口竜介監督作品2作目

ロングラン上映記念で、濱口監督と占部房子さん、河井青葉さんのトークがあるというので
平日だけどちょっとだけ頑張ってル・シネマへ

久しぶりにほぼ満席で観る映画
これもまたよし

3つの短編からなる映画

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音楽と家族と未来と

音楽と家族と未来と

CODA(コーダ)という言葉を知らなかった。

Children Of Deaf Adults
耳の聴こえない両親に育てられた子ども

CODAの高校生が主人公の映画「コーダ あいのうた」

素直にいい映画だろうなと思えたし、
アカデミー賞3部門ノミネートでもしかしたら、、
というミーハー心にも押されて映画館へ。

主人公のルビーの置かれた環境とは違えど、
進路に悩む姿、家族との関係
きっと多く

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アカデミー賞

アカデミー賞

観た作品が作品賞と助演男優賞を受賞、
これは嬉しい

今振り返って印象的なもの

明るい家族
仲の良い両親
主人公ルビーの才能を見い出し、優しく厳しく導く先生

自分の思い出と重ね合わせてみたり

温かいあの頃を思い出させるのはホットココア
たまに飲むホットココアはおいしくて嬉しかったな

自分で買うのはたぶん初めて、のココアパウダーを買って作ってみる
あの頃飲んでいたココアのメーカーはわからない

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don't look back  そしてギネスビール

don't look back そしてギネスビール

私にとってはシェイクスピア、舞台俳優のイメージ、な
ケネス・ブラナー
の監督作品
アカデミー賞脚本賞受賞

ベルファスト

いい映画だった

ケネス・ブラナーの自伝的作品
モノクロ映像が大半で、少年の目から見える北アイルランド紛争当時の様子が描かれている

こんな時に観たから重ねてしまう、戦争に巻き込まれる人たちや故郷を終われた人たちのこと
どんな選択をしても、故郷への思いは変わらないし、故郷であ

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