ツナ缶

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ツナ缶

noteには小説やエッセイを投稿します。フォローやいいねをして頂けると、嬉しくなって大草原を駆け回ります(空想で。 *ツナツナツイッター*(https://mobile.twitter.com/writer_tsunakan

マガジン

  • つなわたり-PINK-

    blogでほそぼそ更新しておりました、ツナ缶的ゆるゆるエッセイ「つなわたり」のPINK版。

  • 【短編小説集】サイケデリック

    Webライター・ツナ缶が書いた、短編小説をぼこぼこアップしていきます。

記事一覧

オリンピック、人は1人では生きていけない、割れた10本の爪

なんか、これから時間が空いた時は日記を書いてみようかなぁ、と思う。 アーティストさんが書いた日記がたまに回ってくるんだけど、なんか読むのおもろい。人の生活や心を…

ツナ缶
2年前
2

【急募】リアリティ

なぜ私はここまでホラーに惹かれるんでちょ? そんなことを考えてみると、やっぱり恐怖という感情にリアリティがあるからだと思う。 そもそも私が映画を見たり小説を読ん…

ツナ缶
5年前
6

ホラーが大好き。

私はホラーが大好きだ。 ホラー映画はもちろん、小説、マンガ、アニメ、絵画(怖い絵、という本なんてページを開くだけで最高にたぎっちゃう)、イラスト、キャラクター、…

ツナ缶
5年前
6

喉なんか乾いていないのに、温かいミルクティーをついつい買ってしまう話

ここ最近外出をすると、喉は乾いていないのに 温かいミルクティーをついつい買ってしまう。 辺りが暗くなり始めた17時頃 風よけも何もない平らな駅に ただぼうっと突っ立…

ツナ缶
5年前
14

瞳の中のほくろ

洋服屋さんのバイトで知り合った「おさむくん」という名前の男の子がいる。 彼は学生で、有名な大学とか通っちゃってる。かなり頭はいいけれど、口癖は「性格を変えたい…

ツナ缶
5年前
9

恋愛コラムニストの憂鬱

東京のカフェっていうのは、どこもかしこも基本的に椅子が高すぎる(or低すぎる)というのが私の中で定説になりつつある。 パスタランチを頼んだらワンプレートで、パスタ…

ツナ缶
6年前
15

【短編小説】タルク

 これまでもずっと、日記には秀平さんのことを書き続けてきました。ありふれた言葉ではありますが、彼と出会って私の世界は変わってしまったのです。 ああ、神様。あなた…

ツナ缶
7年前
16

進め、ゴーストバスターズ!!

真実の愛は幽霊のようなものだ。 誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。 byラ・ロシュフコー 皆さんは幽霊を信じますか? 信じないという人…

ツナ缶
7年前
9
オリンピック、人は1人では生きていけない、割れた10本の爪

オリンピック、人は1人では生きていけない、割れた10本の爪

なんか、これから時間が空いた時は日記を書いてみようかなぁ、と思う。
アーティストさんが書いた日記がたまに回ってくるんだけど、なんか読むのおもろい。人の生活や心を覗くって、たのしい。
ので、なんか真似してみようかなと思った。

↓日記







2021年の8月頭は、東京オリンピックが開催中で、しかし私の家にテレビはなく、選手の皆様の生き様も、ネットニュースのぼそぼそした文章とぺらいアイキ

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【急募】リアリティ

【急募】リアリティ

なぜ私はここまでホラーに惹かれるんでちょ?

そんなことを考えてみると、やっぱり恐怖という感情にリアリティがあるからだと思う。

そもそも私が映画を見たり小説を読んだり、音楽を聞いたりするのは「自分が経験したことがない生のリアルを体験する」という目的がある。(ような気がする)

アクションものやロマンティックな映画もたまーに見るけれど、映画の登場人物に感情移入しようとする、そのステップが意外に面倒

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ホラーが大好き。

ホラーが大好き。

私はホラーが大好きだ。
ホラー映画はもちろん、小説、マンガ、アニメ、絵画(怖い絵、という本なんてページを開くだけで最高にたぎっちゃう)、イラスト、キャラクター、音楽、インテリア、アクセサリー…エトセトラ、エトセトラ。

中でも大好物なのがホラー映画。
ホラー映画を鑑賞することは、私の中の数少ない趣味の1つでもある。Amazonプライムで新しく追加されたホラー映画は絶対に見る。ホラーであれば、洋画も

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喉なんか乾いていないのに、温かいミルクティーをついつい買ってしまう話

喉なんか乾いていないのに、温かいミルクティーをついつい買ってしまう話

ここ最近外出をすると、喉は乾いていないのに
温かいミルクティーをついつい買ってしまう。

辺りが暗くなり始めた17時頃
風よけも何もない平らな駅に
ただぼうっと突っ立っていると
自分が冷たい
油粘土になった気がして
生きた心地がしない。
そもそも私は本当に生きているのか?
ようわからん。

(どうでもいいけど、触ると手が臭くなるよね、油粘土。)

そんな時、全然喉なんか乾いていないのに
温かいミル

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瞳の中のほくろ

瞳の中のほくろ

洋服屋さんのバイトで知り合った「おさむくん」という名前の男の子がいる。

彼は学生で、有名な大学とか通っちゃってる。かなり頭はいいけれど、口癖は「性格を変えたい。」

とにかく何を話してもネガティブリーな感じで繊細、恋愛も本当に不器用なご様子で、境遇とは相反し、たいそう悩み多き青年やった。その姿はみるからに現代版「太宰治」って感じやったんで、私は勝手におさむくんと呼んでる。

 おさむくんは背

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恋愛コラムニストの憂鬱

恋愛コラムニストの憂鬱

東京のカフェっていうのは、どこもかしこも基本的に椅子が高すぎる(or低すぎる)というのが私の中で定説になりつつある。

パスタランチを頼んだらワンプレートで、パスタは握りこぶし1つ分(もしくはそれに満たないかくらい)、その横に黄緑、赤紫のレタスが折り重なって横たわっていて、それは上品なレモンドレッシングで味付けされている。

一緒に出てきたアイスティーのコップはやたら背が高くて細く、細かい氷でうん

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【短編小説】タルク

【短編小説】タルク

 これまでもずっと、日記には秀平さんのことを書き続けてきました。ありふれた言葉ではありますが、彼と出会って私の世界は変わってしまったのです。

ああ、神様。あなたの存在も、彼と出会うまでは信じていました。しかし、あなたへの信仰は、私の中に宿った生々しい恋心の前で脆く崩れ去ったのです。

私は品行方正な両親の下で育てられ、自分と同じように人を愛することを学び生きてきました。

美しい言葉達や、心をそ

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進め、ゴーストバスターズ!!

真実の愛は幽霊のようなものだ。

誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。

byラ・ロシュフコー

皆さんは幽霊を信じますか?

信じないという人もいれば、見たことがあるという人もおり、はたまた「呼び寄せ可能やでー」という人もいる…人によって幽霊の存在の仕方って、ホントに色々ですよね。

noteのトップに持ってきた言葉は、私が好きな名言の中の1つです。24時間テレビのテー

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