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バイリンガルニュース  テック 400-449

449 02.11.2021
2-FreeBritney

(Hulu社 ドキュメンタリーFramingBritneySpearsを公開:歌手BritneySpearsの財産·生活の後見人を務めている父親に対する法的闘争を取り上げ、多くの著名人による謝罪の声を引き起こし、大きな話題→ネット上では2019年からFreeBritneyのハッシュタグ運動が展開)


448 02.04.2021
1-フェイクニュースラベル

(MIT social mediaなどでニュースの見出しと一緒に表示されるフェイクニュース対策の事実確認ラベルの効果的なタイミング調査:被験者2683人に対して、事実·虚偽の記事ヘッドラインを提示し、事実/虚偽と書かれたラベルをヘッドラインを読む前、読んでいる最中、読んだ後に表示する、ラベルを見ない4つのグループに分類→ニュースを真実/虚偽に振り分け、1週間後再振り分け→ヘッドラインを読んだ後にラベルを見たグループが最も効果的で、振り分けの際の誤り率が25.3%減少、ヘッドラインを読む最中にラベルを見たグループは8.6%の減少、読む前に見たグループは5.7%の減少)


447 01.28.2021
3-炭素回収賞

(ElonMusk 最も優れた炭素回収技術に送られる賞のために1億ドル寄付するとTwitter上で発表:carbon caputure / carbon sequestration炭素回収/炭素隔離は、CO2を回収し、炭酸塩鉱物に変換させ、大気中に侵入させないように石化貯留する技術→セメント工場・バイオマス発電所などに設置されている既存の技術では最大80%の削減が可能だが、それに伴い運用コストが40%以上も増加)


440 12.03.2020
3-人工知能AlphaFold

(Google DeepMind社 AI AlphaFoldが、アミノ酸配列を用いたタンパク質構造の予測に成功:2020年11月のCriticalAssesmentOfStructurePredictionタンパク質構造予測チャレンジで他のMicrosoft社・Tencent社など約100のチームを上回る成績を獲得→AlphaFoldは、アミノ酸配列からわずか数日でタンパク質構造を予測し、各予測の信頼性も提示可能→生物学·医学の分野において重要な進展となる可能性 DNA deoxyribonucleic acid:RNA ribonucleic acid転写されアミノ酸配列に翻訳後、機能的タンパク質構造を生成)


438 11.19.2020
1-良くないねボタン

(Twitter社KayvonBeykpour いいねボタンに代わる形で、dislike良くないねボタン·downvoteダウンボート制の検討を発表→有害な言動への対処策の一環であり、良い言動を奨励し、有害な言動を抑制する方法の1つとして検討)

4-フィルターバブル社会
(ComplexityScienceHubVienna homophily·social balance theoryという社会学的概念2つを取り入れた数学モデル開発→現代社会のように社会的接触が急激に増加すると、社会の断片化·フィルターバブル化が進むのは避けられないと判明:人間は社会的ストレスの最小化を追求→意見交換·協力が可能な社会的段階から小さな泡の中で同じ考えの人々が集まり泡を超えた建設的コミュニケーションは不可能な段階へ変化→民主主義·協調性に対する脅威となる可能性 Homophily:他者と意見食い違い・議論しない時幸せになる傾向 social balance theory社会バランス理論:友人同士の仲良さを確認したがる人間の傾向)


436 11.05.2020
2-選挙誤情報

(Facebook社NickClegg 米大統領選挙に関連する誤情報を拡散しているとして警告ラベルをつけた投稿が1億5000万件、選挙妨害行為としてFacebook·Instagramで削除された投稿は12万件、承認プロセスを満たせずに却下された広告が220万件あったと発表)
米大統領選挙→ep395(2)


435 10.29.2020
1-Oculus独禁法

(Facebook社 OculusQuest2の販売開始後、Facebookアカウントが必須とわかったことで一部ユーザーがアカウント凍結などログインの問題が発生→FacebookのAndrewBosworthがへッドセットを買う前にFacebookアカウントがちゃんと機能しているか確認すべきと発言→MozillaのエンジニアがFacebookなしでOculusを使用する方法を見つけるために賞金1万ドルをかけ、その方法がネット上で拡散)
Oculus→ep123(6)


434 10.22.2020
1-アポカリプス菓子

(米 人気のTwinkiesは、大量の添加物で消費期限がないという都市伝説が広まっているが、進化生物学者のColinPurringtonが8年前のTwinkiesを実食→中のクリームが茶色く変色し、かたくなり、甘さがなく、腐った銀杏のにおいがしており、箱の中で最も変化していたものは、プラスチックを吸い込み、蜂の巣のようなミイラ状態に変化→Twitter上で写真を見つけたウェストバージニア大学菌類学チームが分析→封をする前に混入した菌がTwinkie内の空気を使い果たし、真空状態になり、成長が止まった可能性)

2-ながら学習
(イリノイ大学 スマートフォンなどデジタルデバイスをチェックしながら勉強するdistracted learningながら学習の複数の研究レビュー→ながら学習は心理学的·認知機能的·脳神経学的にも集中力·ワーキングメモリに影響→読解力·ノート取り能力·テスト結果·成績が低下すること判明→メール·オンラインショッピング·social mediaの利用などの複雑な作業は前頭前皮質を使用し、脳が同時に複数の複雑な作業をこなせないことが学習への影響につながっている可能性)


433 10.15.2020
1-反広告広告

(クリエイティブ会社MSCHF社 Anti-AdvertisingAdvertisingClub反広告広告クラブサービスを開始:TikTokに投稿されるオリジナルサウンド9つは、特定企業を批判する内容で、一定の再生回数を超えると報酬獲得→TikTokの検閲を揶揄するサウンドは5000回再生で10ドル、Amazon社の人権侵害·組合つぶしは5万回再生で100ドル、NFL national football leagueが選手の安全を軽視は10万回再生で200ドル、Tesla社の組合つぶし·超過労働は50万再生で1000ドルなど企業によって再生回数の下限が異なり、批判的な広告が広まる仕組み)


431 10.01.2020
2-監視ドローン

(Amazon社 家庭用監視ドローンRingAlwaysHomeCamを発表→価格は249ドル:異常な音を感知したり、家主が外出中に家の中を自動で見回る機能。通常は箱型のドックに収められ、飛行時にのみカメラが作動→今後は全ての撮影動画をend-to-endで暗号化するオプションも追加される予定)


430 09.24.2020
2-TikTok裁判

(ByteDance社TikTok 米市場での運営禁止に対し、米政府·DonaldTrump米大統領を相手に訴訟連邦裁判所に差し止めを申し立て→大統領選挙を6週間後に控えた段階で、何億人もの国民にTikTokを新規にダウンロードできなくさせるのは権限を逸脱と主張→Oracle社・Walmart社による米国事業の売却が決定したため、禁止措置1週間延期→中国政府はこの取引を承認する理由がないと批判)


429 09.17.2020
2-クリスエヴァンス

(米 俳優ChrisEvansのInstagramで男性器が映る投稿ミス発生→ファンたちが迅速に対応し、関連性の高いハッシュタグと共にChrisEvansの顔写真·子犬の写真を多数投稿→スクリーンショットが検索結果に表示されないよう対策)


428 09.10.2020
1-空飛ぶMulan

(映画Mulanが公開され、エンドロールで新疆ウイグル地区での一部撮影が判明→BoycottMulanのハッシュタグでボイコットの呼びかけが話題 主演女優LiuYifeiが香港デモにおける警察支持発言で物議 新疆では数年にわたりウイグル人·イスラム教徒100万人以上が再教育収容所に収容されている可能性)
中国規制→ep23(6)+27(5)+86(1)+127(1)+157(1)+172(1)+228(4)+280(4)+306(1)+310(3)+342(5)+367(1)+383(3)+420(3)

4-アグリゲータ調査
(Louisiana州立大学 個人向けに最適化されたニュースアプリがユーザーに与える潜在的影響を調査:被験者2434人に12日間、Googleニュースからのニュース記事を発信するaggregatorアグリゲータアプリを使用し、使用時間・閲覧傾向など把握→政治的な同調性が高いニュースを受け取った被験者は、アプリの使用時間が長く、信頼性が高いと評価する傾向→クリック数は増えず見出しのみを見るスクロール時間が増加し、中庸な内容の記事へのアクセスが減少→この影響は党派的ではなく、民主党支持者·共和党支持者の両方に同じように発生)


427 09.03.2020
4-いたちごっこ

(Microsoft社 AIを使用して編集·合成されたdeepfakeの特定に焦点を当てたMicrosoftVideoAuthenticatorをリリース→動画を分析し、人目では検知できない異常なフェーディング·境界のぼかしに基づいて、リアルタイムで信頼スコアを提供可能→将来的なdeepfakeの進化に備えて、デジタルハッシュ·証明書をクラウドコンピューティングサービスのコンテンツに添付する機能も導入)


423 07.30.2020
1-Amazon競合

(Amazon社 出資·買収提案を受けたスタートアップ企業20社以上が、機密情報の共有を求められ、その後に競合商品が発表されていたことが判明:Amazon社はAI用データプラットフォーム提供企業DefinedCrowdCorp社の株式90%を取得した後、同様の内容のA2Iを発表。LivingSocial社の株式を30%取得した後に同社の顧客に直接連絡して条件を提示し社員引き抜き→Amazon社は、機密情報を使用して競合商品を開発することはないと否定)


422 07.23.2020
4-読唇術AI

(印ハイデラバード視覚情報技術センター 会話の音声生成含め、ほぼ完璧に唇の動きを読むことが可能なAI技術を開発:様々な分野の6人が話すYouTube動画175時間分のデータを使用してアルゴリズムをトレーニング→唇の動き·ジェスチャーを3Dで解釈し、それを音声デコーダーを使用してメルスペクトログラムの視覚的表現に変換→赤ちゃんの発話練習·聴覚障害者·音のない環境でのビデオ会議·音声の修復·遠距離での盗聴監視·発声障害者の音声生成にも応用が期待)


420 07.09.2020
3-新法律

(中国 香港に導入した新しい国家安全法により、香港などでの民主化を支持する行為が違法とされ、その適用範囲は国内だけでなく国外のすべての人に及ぶこと判明→Google社·Facebook社·Twitter社·Zoom社·Telegram社·LinkedIn社などの多くのテック系企業が、国家安全法の全容を確認している間は、香港当局へのデータ提供を停止すると発表→香港政府は企業が政府の要求に従わない場合、従業員を逮捕する可能性があると示唆→既に一部の人々は過去の投稿·いいねを削除し、香港の民主化を支持していた痕跡を消去)
中国規制→ep23(6)+27(5)+86(1)+127(1)+157(1)+172(1)+228(4)+280(4)+306(1)+310(3)+342(5)+367(1)+383(3)


419 07.02.2020
1-軽量VR

(FacebookRealityLabs VRヘッドセットをサングラス並みに小型で軽量にできる新技術を発表:これまでのヘッドセットは分厚い屈折レンズを使用し、焦点を合わせるためにレンズとディスプレイとの距離が必要で、ゴーグルが分厚く重量化→新技術では、薄いホログラフィックレンズを使用し、光の反射を利用して距離を稼ぎ、軽量化を実現→現時点では3Dプリンタで作成したフレームにレンズをはめ込んだ段階であり、光源·ディスプレイドライバーの組み込みなど、商品化までに数年かかる見通し)

2-誹謗中傷ダメージ
(東京大学 12−18歳の青少年6403人を対象に、ネット·social mediaでの誹謗中傷·いじめの経験によるダメージの度合いに影響を与える要因を調査→感情を同定·理解·表現·制御·利用する力と定義される感情的スキルの高さとメンタルヘルスの健全さが必ずしも連動しないこと判明→感情的スキルの高さが他者の感情を理解する能力に結びつく場合、攻撃してきた相手の意図について考え込む可能性があると推測)


418 06.25.2020
2-WWDC2020

(Apple社WWDC2020 新しいMacOS Big Sur·AppleSilicon·iOS14などが発表:iOS14:メール·ブラウザのデフォルト設定変更、Androidのようなホームスクリーンのカスタマイズ、Siri·電話着信の非フルスクリーン表示、アプリの使用頻度に基づく自動ソートなどが新機能 App clips:アプリのインストールなしに一部機能を利用可能 新しいMacのチップではiOSアプリの使用も可能)
iOS→ep5(5)+7(6)+77(5)+297(3)+375(1)


414 05.28.2020
1-罰金おばあちゃん

(オランダ 孫の写真を親の許可なくsocial mediaに投稿した女性に対し、GDPR general data protection regulation違反であるという判決:女性の娘が、女性がPinterest·Facebook上に投稿した孫3人の写真を削除するように再三要請→女性側は拒否→女性が娘の訴えに応じず写真を削除しない場合、罰金1日毎に50ユーロ·最大1000ユーロが科せられる可能性→通常は家族間の問題にはGDPRは不適用だが、social media投稿は第三者拡散リスク·公共性がありGDPR適用)
GDPR general data protection regulation→ep374(1)

2-ツイートゼロ返信
(Twitter社 ツイートを投稿する際に、返信できる相手を制限できる機能をテスト→返信を許可する相手を全員·フォローしているアカウント·タグ付けしたアカウントのオプション3つから選択可能→米自由人権協会は政治家が特定の国民をブロックすることは憲法違反の可能性を指摘)


413 05.21.2020
3-DMTエルフ

(JohnsHopkins大学 DMT dimethyltryptamineを摂取したことのある人をFacebook·Reddit·薬物関連のオンライン掲示板上で募集し、2561人を対象に調査→エイリアン·その他の存在からメッセージを受け取る69%で、接触相手は、存在60%・ガイド43%・精神39%・ヘルパー34%などと回答。DMTを摂取する前に無神論者であった人の半分以上が、摂取後に無神論者ではなくなったと回答 DMT:植物·動物の体内で自然に発生する化学物質で、アマゾンの部族の儀式ではDMT含むayahuascaアヤワスカを摂取)
DMT dimethyltryptamine→ep318(3)+369(5)


410 04.30.2020
1-メキシコフィルター

(Netflix社 映画Extractionのアクションシーンと実際の出来上がったシーンを比較する動画を公開→出来上がったシーンに黄色いフィルターがかかっていることが物議→黄色いフィルターは、ハリウッド映画で高温·危険な状況を表現するために使われることがあるが、ネット上ではdeveloping country filter発展途上国フィルターと揶揄)

3-のっぽの時計
(Amazon社JeffBezos 2018年からテキサス西部の山中に、1万年間正確に動くとともに、長針が一年ごと、短針が100年ごとに動き、1000年ごとにカッコウが出現する仕組みの巨大な時計を建設中→現在までに4200万ドル 1986年に時計を発案した発明家DannyHillsは時計のデザインに耐久性·保全性·透明性·進化性·スケーラビリティといった必須要件を設定)


408 04.16.2020
1-ZOOMボット

(MattReed ZOOM会議の大量参加から逃れるため、ZOOMbotを開発→Githubで公開:AIの音声認識·テキスト読み上げ機能を活用し、カメラの前に座っている自分の顔写真を組み合わせて、会話に参加すること可能)


407 04.09.2020
3-5G放火

(英 5Gの電波が免疫機能を低下させ、新型コロナウイルスにかかりやすくなるとの誤った情報が拡散し、KeriHilson·AmirKhan·WoodyHarrelsonなど有名人もツイート→5G電波塔20箇所以上が放火される被害が発生→Facebook社·Twitter社·YouTubeなどのプラットフォームは英TrustedNewsInitiativeと協力してデマの拡散を抑制する対策を実施)


405 03.26.2020
4-進次郎構文

(意味のない文章に深い意味があると誤って解釈する人ほど、エッセンシャルオイルの使用を効果的とみなす傾向:AmazonMechanicalTurkで集めた被験者1202人·大学生グループを対象に、性格の特徴·名言の受け止め方による嘘への騙されやすさ·努力が必要な認知活動を好む傾向を調査→エッセンシャルオイル使用者は嘘に騙される傾向が高く、宗教を信じる傾向も強く、女性が大幅に多い傾向)


404 03.19.2020
1-武漢作戦

(中国 武漢在住作家WangXiuyingが、武漢でのパンデミックによる隔離生活を詳細に綴ったエッセイがLondonReviewOfBooksのサイトに掲載→武漢の子供たちが休校中に使用しているAlibaba社アプリDingTalkに関する話が話題:DingTalkに対する一つ星の評価が増えれば増えるほど、AppStoreからアプリが削除されるという噂が拡散→一晩で1万件以上の1つ星がつき、アプリの評価が星4.9から1.4に急落→DingTalkはこの状況に対しオンライン上でコメント·動画を通じて呼びかけ)


402 03.05.2020
3-悪役iPhone

(映画KnivesOutの監督RianJohnsonが、動画インタビューで、映画の悪役はカメラの前ではiPhoneを使えないという、Apple社のproduct placementのポリシーを明かし、話題)
iPhone→ep7(6)+17(2)+26(1)+297(3)+337(2)+397(1)


401 02.27.2020
1-ニセ論文工場

(微生物学者/リサーチインテグリティコンサルタントElisabethBik 2016-2020年にかけて発表された科学論文400件以上がニセモノである可能性が高いとTwitter上で指摘→中国の大学·病院で働く医師によるもので、特に山東省の機関が半数以上。論文はwestern blottingの画像が同一であるなど、捏造·不正行為が散見され、書き方から画像まで極めて類似しており、ペーパーミル論文工場による代理で作成された可能性。特定の学会誌からの発表で査読済み→今後も多数の問題論文が発覚する可能性)

2-広告パブコメ

(米連邦取引委員会 雑誌広告·ネットの口コミ·インフルエンサーの広告に関して、見かけ上は個人の意見だが実は広告である可能性のあるものについて、パブリックコメントの募集を開始 米FDA food and drug administration食品医薬品局が、医薬品のインフルエンサー広告が消費者に与える影響に関する研究を開始することを発表)

4-人類皆帽子世代
(YouTuber DenisSharyaev 100年前にニューヨークで撮影された動画を4Kの60fpsに変換+カラーに加工して公開:元の動画は1911年にスウェーデンの映像会社SvenskaBiografteatern社によって撮影→色付けにはGAN generative adversarial networksを活用したDeOldifyを使用し、フレーム補間·解像度向上にはGoogle社のDAIN depth aware interpolation·TopazLab社のGigapixelAIが利用 DAIN:元々存在しないフレームを合成してフレームレートを増加可能な技術 GigapixelAI:機械学習を用いて解像度を600%まで向上可能)
GAN generative adversarial networks→ep330(4)+345(4)+355(4)+361(5)

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