見出し画像

【たまに映画】『嘘を愛する女』この男の正体は。

■ 『嘘を愛する女』作品情報&予告

長澤まさみと高橋一生が共演し、恋人の大きな嘘に翻弄されるキャリアウーマンの運命を描いたラブサスペンス。オリジナルの優れた映画企画を募集する「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」の第1回でグランプリを受賞した企画を映画化した。食品メーカーに勤める川原由加利は、研究医である優しい恋人・小出桔平と同棲5年目を迎え、公私ともに充実した日々を送っていた。そんなある日、自宅で桔平の帰りを待つ由加利のもとに、警察が訪ねてくる。桔平がくも膜下出血で意識を失っているところを発見されたのだが、桔平の所持していた運転免許証や医師免許証はすべて偽造されたもので、職業も名前も全てが嘘であると判明したのだ。ショックを受けた由加利は桔平の正体を突き止めるべく、私立探偵の海原匠と彼の助手キムに調査を依頼。やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ未完成の小説が見つかる。その内容をもとに、いまだ病院で眠り続ける桔平の秘密を探るため瀬戸内海へと向かう由加利だったが……。「ゆうちょ銀行」など数々の人気CMを手がけた中江和仁が長編映画初メガホンをとった。(上記リンクより)


■なぜ嘘をついた?仕事に真面目すぎる男の戒め。

予告などの宣伝を見ていて、設定がとてもキャッチーだったので気になっていた一本。

勝手に想像していたストーリーとは違ったが、仕事に真面目で不器用な男の過去への戒めと未来への葛藤がそこにはあった。この男の正体は映画を観てもらえたら。ネタバレしたら、面白くない映画になるので。

ちなみに、付き合っている彼氏や彼女が【職業も名前も全てが嘘であると判明した】ということが起こったら、自身はどうするだろうか。

それでも彼氏や彼女を信じることができるのか?本当のことを知りたいと思うのかどうか。

由加利は桔平の過去を知るために諦めず探偵と探す。その諦めない気持ちはどこからきていたのか。5年間の嘘に対する怒りと情けなさか、愛している桔平を信じる気持ちか、真実をはっきりさせたいだけか。

新しいことを知るって、普通は嬉しいことだと思う。
でも、知っていることが全て嘘かもしれないことを知ると、
そのあとの、新しいことを知るとは、怖しい体験になるかもしれない。

新しい情報や物事を知ることも、普通は刺激があり学びがあると思う。
でも、そこに嘘の情報が真実として伝わった場合、
そのあとの、新しい情報を知るとは、怖しい体験になるかもしれない。
真実とは軸がずれているものとなっているかもしれない。

「嘘」という言葉は、概ね悪いことが含まれるものだと思う。
でも、全て正しいことだけを知れば、それでいいという訳ではない世の中に、なんとも難しく感じる。


【コメント・スキWelcome!】
最後まで読んで頂きありがとうございます
コメント欄で気ままにやりとりしましょう

【お仕事・執筆・登壇などDMへ!】
info@unlocktokyo.jp

【ギフトプレゼントにもおすすめ!】

++【たまに映画】前の記事はこちら++


皆様からのサポートは、新たな企画アイデアをアップデートし、新たな価値を提供する取り組みに活用させて頂きます。