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FP30周年記念公演内容

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とても良い内容なので、投資家だけでなくものづくりをやっている人にも読んでもらいたい内容です。 ダボス会議・インダストリー4.0・ハイパーポピュリズム・マイケルオズボーンなどなど … もっと読む
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竹中平蔵氏が語ったこと〜ダボス会議篇〜

昨日、FP30周年記念公演を聴講してきましたもちろん最前列で。最前列好きなんです。前の人邪魔にならないし、喋ってる人の顔が見えやすいので。
公演したのは、小泉内閣で大臣を務めた竹中平蔵氏そして日本銀行名古屋支店長衛藤公洋氏でした。

竹中平蔵氏が語ったことダイジェスト主に語ったことは4つです。

1)ダボス会議
2)トランプ大統領
3)乱気流のこと
4)偏西風のこと

いずれの話もわかりやすく、身

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竹中平蔵氏が語ったこと〜トランプ大統領篇〜

ツイッターだけの発信で一喜一憂トランプ大統領は就任後から今までほとんど纏まった演説をしてきていません。基本的にツイッターで発信しています。その度に市場やマスコミが反応しているわけです。

日本語での140文字は、ある程度意味のあることを呟けますが、アルファベットの140文字は「あいつ嫌い」ぐらいのニュアンスしか伝えることができません。それなのに、周囲は過剰に反応しているのです。

トランプ

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竹中平蔵氏が語ったこと〜経済の乱気流〜

経済の乱気流と偏西風乱気流と言うのは、トランプ大統領やブレグジットを生み出した「ハイパーポピュリズム」に代表されるような、「予測不能の自体」を指します。偏西風と言うのは、第4次産業革命といった、動く方にしか動かない世の中のことを指します。

乱気流の予測予測できないのが乱気流ですが、既に発生している事案から今後の課題は見えてきます。まず、ハイパーポピュリズムが生み出した「ブレグジット」の影響はEU

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竹中平蔵氏が語ったこと〜経済の偏西風〜 その①

マイケルオズボーンが第4次産業革命(Industry4.0)として上げる5つの要素人工知能

ロボティクス

IoT

ビッグデータ

シェアリングエコノミー

について、これらのおかげで47%もの仕事が消えるといわれています。

例えば、「教師」と言う職業形態はギリシャ時代から変わっていません。しかしながら、東進ハイスクールのようにインターネット授業で成功している事例もあります。東進は東大生のう

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竹中平蔵氏が語ったこと〜経済の偏西風〜 その②

「オリンピックまでには」のモメンタムが生み出すものオリンピックは世界的にも特別なイベントです。世界の7割の人がオリンピックを見るといわれています。つまり、人々はそれほどオリンピックに対し高揚感を抱いているわけです。

行政・企業などもその高揚感の中「オリンピックまでには」といった巨大なモメンタムが働きやすくなります。オリンピックは大きな節目になります。

自動走行は現実になるか着々と自動走行が現実

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竹中平蔵氏が語ったこと〜経済の偏西風〜 その③

なかなか文章にならないのでここからはメモ書きのように綴っていきます。

ホリエモン曰くスマートフォンのすごいところは、電話と思わせてPCを持たせている。デジタルプラットフォームの入り口なんだ。

ビッグデータはアマゾンとグーグルにあるエストニアは強制的に政府がデータを集めている。ビッグデータを利用した社会作りの雛形になっている。

イギリスは公のデータはすべて公開している。例えば地下に何があるかな

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