専門性が欲しくて陶芸研究所へ入所した過去
大学を卒業してすぐ、
中学校で美術の非常勤講師を
1年したことがある。
当時、まだ22歳の自分と
14歳〜16歳の中学生とは
歳も近くて
先生というより
ちょっと歳の離れた姉みたいな
そんな存在だったと思う。
大学の研究室に残りながら
非常勤講師をしていた私。
今思えば、「研究生」という名の
モラトリアム時代だった。
社会に出る前に
「美術教師」という職業を
体験させてもらった感覚。
でも、あのときの私は
自分には「足りない」と思っていた。
子どもたちに教える