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僕の回復を祝ってくれている気さえした

口の大がかりな手術を受けたのは昨年3月。
それからもう10か月の時間が流れたことに驚く。

昨日、受診日。
結果は極めて良好。
口の中の欠損部分は医師も驚くほど回復をしていて、もしかすると将来的には装具をつけなくてもよくなるかもしれないとのこと。
いやぁそんなうまい話はないでしょと思いつつ、これまでの奇跡を思えば、もしかすると…はあるかもしれない。
僕は諦めない。

県下最大の大学病院ということもあって、とにかく待ち時間が長い。
昨日は耳鼻科の受付に「本日予約多数」と掲げられ、さらにビビる。
ところが、いつも2時間は待たされる診察が昨日は20分で呼ばれたり、40分待ちはあたりまえの会計も10分ほどで終わったりと異例ずくめ。
いったいどうしたというのだ?

次の診察は半年後。
今は想像もできない、セミがうるさく鳴く汗だくの7月だ。

続いて、実家の消防点検に立ち会う。
もう1年以上も無人の実家は、何かあるたび僕が出動することになる。

点検時刻まで30分あったから、近くの町中華へ。
以前から店の存在は知っていたが、ショッピングセンターの一角という立地もあって、どうせ適当な店だろうと高をくくっていた。
ところが昨年、神戸の名店を紹介する本に「天津飯が絶品の老舗」とあるのを見て、どうにも気になっていたのだ。

頼んだのは、もちろんその天津飯。

えっと、言葉にならないとはこのこと?
そもそも天津飯自体これまでの人生で2回ほどしか食べたことがないが、卵の下にはべちょっとした飯というのが王将での記憶。
それがなんというかホロホロ飯、醤油の主張がない優しいトロトロ餡、空気を多く含んだフワフワ卵。
いやぁ、めっちゃうまいって。
さすが神戸、町中華のうまさはちょっとした誇りだ。

消防点検は13時~17時の間というアバウトな指定。
どうせ結構待たされるのだろう、もしかしたら16時過ぎるかもと思っていたから、PCまで持ち込んで仕事する気満々。
ところが、なんと13時になると同時にピーンポーン。
ドラフト1位で指名されるとこんな気持ちなのだろう(たぶん違う)。
PCを開く余裕さえなく立ち会い終了。

20分で呼ばれた診察、10分で終わった会計、0分で回ってきた点検。
全部で6時間近くを見込んでいた一連の行事が30分で終わるだなんて。

なんかもうすべて、僕の回復を祝ってくれている気さえした。

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(2024/1/19記)

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