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人事評価制度への「過剰な期待」のリスク
日本やベトナムでいろいろな企業様の人事評価制度の作成のお手伝いをしていてずっと思ってきたことがあります。
それは
「人事評価制度を導入したからといって、目に見えて従業員のモチベーションが上がった、とは、ならないよなぁ、、、、
ということです。
逆に「パンドラの箱」ではないですけど、人事評価制度を導入する前より不満が吹き出しているケースすらあるよなぁ、、と。
もちろん、これは、あくまでも私
ベトナムにおける「報・連・相」ちょっと考察
先日、あるベトナム人の方から「報・連・相」の「報告」と「連絡」の違いはなんだ?と聞かれました。
なんか、20年近く前に人事の教育セクションで働いてた時に、その定義、勉強したなー、と思いつつ、調べてみると、結構、人によっていうことが違うんですよね。
最大公約数的にいうと
報告:与えられた特定のタスクについての進捗や状況を主に上司に伝える
連絡:報告よりも、もう少し日常業務的なことも伝える
ベトナムで人事を行う上で1つ気を付けることを挙げてください、に対して
ベトナムの人事制度についてセミナーなどでお話しさせていただいて、その後の懇親会などでよく聞かれるのが、やはり、
「ベトナムで人事を行う上で気を付けることは何か?」
というご質問だと思います。
まぁ、これはあげるとキリがないですが、1つだけ言えと言われたら、いつも
「あなたの従業員が、あなたがその方に期待している成果が何で、それを実現するための手段(行動)はこれだ、ということを私が質問した時
人事制度は組織のOS。経営課題に紐づく制度変革を─SmartHR人事制度改定プロジェクトの全容
2024年1月、SmartHRでは人事制度の大幅なアップデートを行いました。
人事制度改定を担当したのは、2023年7月に発足した人事制度ユニット(2024年1月より人事制度部)。約半年をかけたプロジェクトを牽引してきた斎藤優衣さんと、人事管理本部を率いる豊田聡さんにその全容を聞きました。
人事制度、こう変わりました(2024年1月〜)─まずは今回、人事制度がどう変わったのかを簡単に教えてくださ
【「労働生産性」についての誤解】
ベトナム人事労務コンサルティングのアジアゲートベトナム代表の豊田英司です
ベトナムにおいて、「周辺諸国に比べて労働生産性が低い」ということが話題になることがあります。
(参考記事)ベトナムの労働生産性、日本の4分の1・シンガポールの10分の1 統計総局報告
これをもって、「あれ?ベトナム人てそんなに働かないの?」とか「ん?手先が器用なんじゃなかったっけ?」というようなことを言う方がいます。
ベトナム商工会様で「ベトナムの人事評価制度の基礎」講演をさせていただきました。
2024年2月6日(火)19時よりハノイ市内にありますHotel du Parcにて
日本商工会議所(JCCI)ハノイ支部・工業東部会にて、
「ベトナムの人事評価制度の基礎」
というタイトルで1時間ほどお話しさせていただきました。
当日はテト休日の直前にも関わらず40社弱のご参加をいただき、とても嬉しかったです。
(資料の一部です)
ちょっと、内容を盛り込みすぎて、早口になってしまったと
みんなで考えるベトナム人事マネジメント 第92回:経営参画意識を高めて、離職を防ぎましょう
こんにちは。ベトナム人事労務コンサルティングのアジアゲートベトナム代表の豊田英司です。
ベトナムでは概ね2月前半〜中旬にかけて、旧正月である「テト休暇」となり、国中、お祝いムードとなります。
一方で、この「テト休暇」が終わった後から、4月くらいまでが、ベトナムの転職のラッシュ期間となります。
これにはいくつか理由がありますが、主要な理由としては
と、いうようなことが考えら
【結局、人事評価の基本の基本は「”成果とプロセス”を”質・量・期間”で分析する」こと】だと思う、というお話
【結局、人事評価の基本の基本は「”成果とプロセス”を”質・量・期間”で分析する」こと】
ベトナム人事労務コンサルティングのアジアゲートベトナム代表の豊田英司です
ベトナムでは毎年1月から給与改定を行う会社が大半なのはご存知の通りです。
が、実際にそれが給与として支給されるのは2月初旬の給与支払日、ということで、1月のこの時期が「ラストチャンス」という感じになります。
そして、毎年、この時期