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『手当たり日記』お休みします
『手当たり日記』をお休みします。
先週から、何日かギリギリで更新をしたり、日付を超えてからの更新をしていましたが、ついに日記を書く時間と、体力と、精神力が尽きました。原因は、平日(たまに休日)の仕事量と、週末の家族のケア、介護作業が、身体的に負荷になってきたことです。毎日あったことは、箇条書きでメモし記録をしていますが、それを日記として膨らませることができません。明日こそは、明日こそは、と思ってい
『手当たり日記 98』 信頼される大人 2024年2月15日
2月14日の日記。
6時ごろ起床。花粉症と睡眠不足のせいで、目が重くて眠い。1時間で朝食も摂り、コーヒーを淹れてボトルに注ぎ、準備を済ませて家を出た。今日は水曜日で、取材先の会社がノー残業デーらしく、早く現場を上がれる可能性がある。可能性があるだけで、だいぶ心の負荷が減る。
電車に乗り込んで、本を開いて読もうとするが、頭がぼーっとして集中力が切れてしまう。取材現場や、プロジェクトのメンバーと仕
『手当たり日記 97』 記録の暴力と喪失のはざま 2024年2月14日
昨日、2月13日の日記。天気は晴れ。
朝6時半にアラームが鳴る。アラームを止める。眠すぎる。もう少し寝てしまおうか迷う。資料の準備なんて多少手を抜いてしまってもいい、と一瞬思うが、邪念を振り払い眠い体を起こした。着替えて顔を洗い、キッチンでコーヒーを淹れてボトルに注ぎ、朝ごはんを食べる。1時間半ほどで資料の準備を終わらせて、8時15分ごろに家を出て会社に向かう。
アシスタントとして働かされてい
『手当たり日記 96』 祖母と散歩、祖父の誕生日 2024年2月13日
昨日、2月12日の日記。天気は晴れ。寒さが少し和らいだ。
朝、看護師さんが帰る音で起きた。祖父の部屋をのぞいてみると、いっぱいに入った点滴が吊るされている。母から、点滴の必要性を聞いてから複雑な気持ちだ。今祖父は、点滴を打たなければ、口から何かを食べるエネルギーも、そして、息をしたり瞼を持ち上げたりするエネルギーを持ち合わせていない。僕らは、食べるという行為をどう考えているだろうか。健康を重視し
『手当たり日記 95』 老いる祖父母と父の変化 2024年2月12日 (4000文字)
昨日、2月11日の日記。
三連休の中日。もともと友人との約束があったが、家族の手伝いを優先するためにキャンセルさせてもらっていた。昨日の夜、母と話し込んでいたら、深夜2時くらいになってしまったので、朝は10時過ぎまで寝ていた。6、7個ストックしてあるシリアルの中から、すでに封が開いているものを見定めて、豆乳をかけて食べる。湯を沸かしてコーヒーも淹れた。祖父がだいぶ前にたくさん買っておいたものらし
『手当たり日記 94』 祖父の兄妹 2024年2月11日 (4000文字)
昨日、2月10日の日記。
実家に行く日。昨日飲んだ疲労回復のことばのおかげか、クエン酸の働きのおかげか、寝起きがあまり辛くない。とはいえ、9時過ぎくらいまで寝ていた。ゆっくり起きてコーヒーを淹れて、ラジオを聴きながら朝食を食べた。ラジコで空気階段の踊り場を聴きながら、陽を浴びながらぼーっと過ごした。できるだけ早く実家に行ってしまった方が、親は助かるのだろうが、なかなか身体が動かない。平日の疲れを
『手当たり日記 93』 本と、たけえランチボックス、ラムネとクエン酸 2024年2月10日
昨日、2月9日の日記。
朝、6時くらいに起きて、コーヒーを淹れて、シリアルを食べながら、会議の資料の準備。作業を始めると案外集中できて、思ったよりも早く終わった。朝、集中するスイッチが入れられる習慣がつけられると、できることが増える気がする。まあ、すくなくとも今の取材のスケジュールだとそうは行かないけれど。平日は毎日朝6時に起きているので、編集期間に入っても、早起きする習慣は崩さずいたい。前に家
『手当たり日記 92』見慣れない景色から、あの人たちとの交差へ 2024年2月9日
家から取材先へ直行の日。昨日夜に滑り込みで購入したコーヒー豆の封を開けて、コーヒーを淹れる。朝、美味しいコーヒーが飲めるというだけで、気分が上がり、起きるのが楽しみになる。逆に、ここ2週間ほど、美味しいコーヒーなしでよく朝早く起きれたもんだ。頑張った。昨日のリモート打ち合わせで、取材先に伝えた諸々の変更にはきっと納得していないだろうなと思って、胃が痛くなる。変更が生じたのは僕のせいではないが、それ
もっとみる『手当たり日記 91』 雪にしか宿らない魂に優しい場所 2024年2月8日
朝7時に起きる。取材に行くための起きる時間よりは少し遅い。会議は表参道のオフィスで10時開始なので、資料を作る時間は2時間はある。ベッドに座って眠い目をこする。少し手を抜いて資料を作れば1時間くらいで終わるだろうから、もう少し寝るか、と誘惑にかられるが、思い直し、深呼吸をして立ち上がった。着替えを済ませて、顔を洗い、髪をセットして机に向かう。
効率よく資料を作るにはどこから考えるべきか、と頭を働
『手当たり日記 90』 雪靴の音、鍵の音 2024年2月7日
一昨日の日記で、1日前のことを書いてしまったため、1日ずれ始めている。今日も昨日のことを書く。どこか1日飛ばしても良いとは思うのだけれど、その犠牲となるその日に悪くて、結局毎日律儀に書いてしまいそうだ。
前の夜に大雪が降った次の日。朝、大雪を言い訳にしようと思って、いつもより少し遅めに起きた。40分くらい遅めに起きただけなのに、たっぷり寝たような体感があった。いいことなのか、どうか。40分遅めに
『手当たり日記 89』 目に映る雪、叩き固められる雪 2024年2月6日
昨日のはなし。
朝6時起き。眠くてどうしようもない。暖房もタイマーでバッチリついているが、朝スッキリと起きられなくなってきた。しかも、夜中に仕事の夢をいくつもみて、ガバッと起き上がることもしばしば。昨日は、いけない寝坊した、と思って飛び起きたらまだ朝の3時過ぎだった。6時にかけたアラームのスヌーズが何度かなって、15分くらい経ってから起き上がる。シリアルを食べて、飲むヨーグルトを飲んで、数日前作
『手当たり日記 88』 女々しくて寂しくて何が悪い 2024年2月5日
昨日の日記が3000字を超えそうだったので、途中でストップして一旦投稿した。今日は昨日書ききれなかったことから始めます。
昨日の夜、祖父が僕が作った昔ながらのナポリタンを食べてくれた後だったか、その前だったか、忘れてしまったのだけれど。母が吸い飲みで祖父にお茶をあげているとき、うまく飲み込めず咳き込んでしまった。嚥下力が低下してきていて、体勢によっては飲み込むのが難しい。昨日もむせたり、咳き込ん
『手当たり日記 87』 小さな声でさんきゅー 2024年2月4日
昨夜、12時過ぎまで日記を自分の部屋で書いて、手足が寒くなってきたので母がいるあたたかいリビングに行って、テレビをぼーっと眺めていたら、風呂から上がった父が入ってきた。僕がまだ風呂に入っていないのを見て、「まだ入ってなかったのか。湯船のお湯抜いちゃったよ」と言う。僕が、ひどいなー、とかなんとか言うと、「シャワーにしろ」などと返してきた気がする。僕が作った料理だろうが、何だろうが、食事どきに食卓にや
もっとみる『手当たり日記 86』 はちみつきな粉餅とぜんざい 2024年2月3日
昨夜、家に着いて荷物を下ろすと、自然と「やっと週末だ」とひとりごちてしまった。今夜はゆっくり寝られると思うだけで、体の緊張が少しぼぐれた。前の晩、風呂を洗ったのに、結局湯船に湯が溜まるのを待てずにシャワーで済ませてしまっていた。だから、今日はそのまま「風呂自動」ボタンを押して少し待てば風呂に浸かれる。昨日の自分ありがとう、と思った。ジップロックに入れたスマホを風呂に持ち込み、音楽を流しながら長めに
もっとみる『手当たり日記 85』他人の人生に踏み込む 2024年2月2日
昨夜は、家に帰ってから始めた会議の準備が終わらず、数時間でも寝て作業を再開しようと思い、風呂に入って、2時くらいに布団に潜り込んだ。6時に目覚ましをかけて寝たのだが、眠りが深かったのか、眠りを落ちたと思ったら、すぐに6時のアラームが鳴った。寝不足でまぶたが重たい。15分ほど自分自身を起こそうと唸って、やっとのことで起きる。
今日は気温が低くて寒い。寒すぎて体が震えてしまう。急いで着替えて、暖かく