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生活リズムを整えて、生活習慣病リスクを減らそう

こんにちは。「wellreco(ウェルレコ)」スタッフの管理栄養士 武井香織です。

「つい遅くまでゲームに夢中になってしまった」
「明日は休みだから夜更かししちゃおう~」
「ストレス発散にオールで宴会だ!」
など、睡眠不足で生活リズムを崩してしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
楽しい時間を持つことは精神衛生上とても大事なこと。
趣味や友人、家族など周囲の人と楽しく過ごすことも生活を豊かにします。

でも生活リズムの乱れが続くと体に負担が続き、じわじわと生活習慣病のリスクがあがってしまいます。
そこで今回は健康な体作りのための「正しい生活サイクル」のポイントをご紹介します。


睡眠不足は健康の大敵

睡眠不足になると、体のさまざまな機能が乱れてしまいます。
「自律神経」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
「自律神経」とは
・心臓や内臓を動かす
・体温を保つ
・発汗を調整する
など、生命活動を司っています。
人間が意識せずとも命を維持できるのは「自律神経」の働きのおかげなんです。

睡眠不足になると、この「自律神経」が乱れてしまいます。
それにより
・食欲を司るホルモンのバランスが崩れて過食になり、肥満につながる
・インスリンの働きが低下し、血糖値が上昇し高血糖リスクが高まる
など、生活習慣病のリスクが上がってしまいます。

睡眠は健康のためにとても大事な要素なんですね。
でも、長く寝ればいいというわけではありません。
睡眠は不足でも過剰でもなく、6~8時間ほどの睡眠時間を確保しましょう。

「体内時計」に合った正しい生活リズムを

「自律神経」の乱れが生活習慣病リスクを高めるとお伝えしましたが、睡眠を含めた生活リズム全般を整えることもとても大切です。

動物には「体内時計」と言われる「時計遺伝子」があり、「朝になれば目が覚めて、夜になると眠くなる」というように、太陽の動きにあわせて生活を送るような機能が備わっています。

また消化管や肝臓はこの時計遺伝子により、生活のリズムに合わせて食べ物を摂るタイミングを予測し、消化酵素を分泌して食事を受け入れる準備をしていると言われています。

このような体に備わった自然のサイクルに逆らうと、体調の不調につながり生活習慣病を招きやすくなります。
日中はしっかり体を動かし活動量を増やして、日没後はリラックスという生活リズムを意識して整えましょう。

ストレスを抱えず快適な日々を

ストレスも体への負担を高めます。
強いストレスを受けた時も自律神経のバランスが崩れやすくなり、ホルモン分泌が不安定になったり、血圧や血糖値のコントロールにも影響を及ぼします。

またストレスによる二次被害として、ストレス解消のために甘いものや高カロリーのものをたくさん食べたり、タバコの本数が増えたり、不眠に悩まされたりと生活習慣の乱れにもつながります。

忙しい毎日をお過ごしの方も多いかと思いますが、好きなことやリラックスする時間を見つけて、ストレスを溜めすぎないようにしてくださいね。

まとめ

ストレスの原因そのものは人によって千差万別です。
また適切な睡眠時間も厳密には個人差があります。
そのため「自分に合った対策」が重要になります。

自分の心と体の声を聴いて、「朝起きた時疲れが残らずスッキリする睡眠時間」や「心がリラックスしやすい状況」など、まずはご自身が心地良くいられることは何かを知り、生活習慣病リスクを減らすために自分に合った「生活リズム」の整え方を見つけてくださいね。

これからも健康的な生活習慣のサポートとなる情報を発信していきますね。
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