売上が伸びるということは、
それだけ顧客に向けての訴求力が高まっているとも言えます。

どのように訴求力＝欲望を高めていくかは事業成長に不可欠になります。

その欲望がどういう要素で成り立っているのか、
その欲望がどういう循環で生まれてくるのか、
を体系立ててまとめています。

欲望の見つけ方はルネ・ジラールの世の初めから隠されていることをわかりやすく解説しつつ、欲望について解説してくれています。

ルネ・ジラールの世の初めから隠されていることは、
ピーター・ティールが学生時代に読み、
影響を受けたことで知られています。

また本書では興味深いことが記載されています。
「人は真似をする生き物」という内容です。


どうしても仕事はクリエイティビティが優先されて傾向があります。
一方で、どれだけ真似するところから進化させることが
市場から求められていることでもあります。

結果的に、
TTP戦略が最近ではTTPS戦略に変わってきている流れとも言えます。



欲望の見つけ方では、
ランボルギーニがいかにスパーカー生産に乗り出したときに
すでにあったものから作ったからこそ事業の垂直立ち上げが
可能であったこと内容も記載されています。