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ビジネススキル「数字を読み解く」

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。

いつもNOTEを読んで下さる皆さんありがとうございます。フォローやスキ・コメント頂けると励みになります。

私は今仕事でレストランのマネージャーをしており10月から新しい職場で業務改善やスタッフ教育を主にしようとしています。

その中でタイトルにもある「数字を読み取る分析する力」が大事だと考えているので記事を今日書かせて頂きます。

定数定量を意識する

ビジネスは、数字やその分析(定量分析)なしには成り立ちません。

実際に、感覚では「何となく行けそうだ」と思っていた新規プロジェクトが、数字を精査してみたところ、実は無理筋だったということはよくある話ですし、部下からの報告について「何かおかしい」と思って調べたところ、報告されていたデータが間違っていて実態を反映していなかったということもしばしば起こるものです。

正しい意思決定をしたり、多くの人を納得させる上で、「数字を正しく使いこなすこと」はビジネスパーソンの必須条件と言ってよいでしょう。

しかし残念ながら、「数字」や「計算」というものに苦手意識を持たれている方も少なくありませんし、数字という者に関してどうして良いのか解らないという方も多くいらっしゃいます。

ビジネスに数字は必須!!!

「自分は数字が苦手」と広言する人は、「自分は経営の素養がありません」と言っているようなものです。

それでは若いうちはなんとかなっても、結局どこかで行き詰ってしまいます。幸い、数字に苦手意識がある人でも、適切な手順(ステップ)を理解し、それを踏んでいけばある程度は効率的に目的を達成することができます。

基本的なステップを押さえることが結果につながることを、しっかり理解しておきましょう。

ビジネス数字力とは

ビジネスパーソンに必要な数字力には、「数字を作る力」「数字を読む力」の2つがあります。

実務担当者として最前線で活躍している場合には、さまざまなデータを集め、意味のある数字を作る力を高めることが重要になります。

一方で、マネジメントする側、もしくは意思決定をする側になったときには、他部門や部下から提出された数字を瞬時に読み解く力が求められるでしょう。

数字を作る力と読む力は、表裏一体の関係にあり、同時にレベルアップしていくことが望ましいと言えます。

この2つの力のうち、数字を作る力を身につければ、数字を読む力はある程度までは自ずとついてくるので、まず意味のある「数字を作る」考え方を紹介していきます。

数字力を高めるステップ

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ビジネスにおけるさまざまな検討を進めるときは、常に数字や事実が重要視されています。そのため、「まずは数字ありき」と気持ちが急いてしまうせいか、やみくもにデータ集めに走ってしまう例が少なくありません。

しかも、データなどを集める作業の前に十分な検討がなされないため、無駄な作業が増えてしまう……。

経験値の中で悪戦苦闘の経緯は、皆さんの周囲でも見受けられるのではないでしょうか。

これをプロセスに分解してみると、以下のようになります。

(1)とりあえず、データを集めてみる
(2)そして、とりあえず、エクセルなどにデータを入力し、表やグラフを作ってみる
(3)そして、指示を出した上司に何かを伝えたいのだが、何を伝えてよいかわからない……伝えたとしても伝わらない
(4)そその堂々巡り

こうした状況は、若手だけが陥るわけではなく、経験のない分野について検討するときなどは、ベテランのビジネスパーソンでもやってしまいがちです。

どんな場合でも精緻に踏まなくてはならないというものではありません。それぞれの検討の中で、状況に応じて省略してよいステップ、逆に重きを置くべきステップなどがあります。


とはいえ、今自分はどの段階にいるのかを意識することで頭の整理ができることは間違いないので、常にこのステップを意識していただきたいと思います。

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