3代目やなぎや@スマホのない時代の旅人

死ぬときに「楽しい人生だったな…」って思いたいので、ピザ屋の店長して、バックパッカーし…

3代目やなぎや@スマホのない時代の旅人

死ぬときに「楽しい人生だったな…」って思いたいので、ピザ屋の店長して、バックパッカーして、ダイビングのインストラクターして、大道芸人して、公認会計士になって、…と色々な事をしてきました。これからも色々します! 今は、主に”スマホのない20年前のアジア旅”のお話を書いております。

マガジン

  • アフガニスタン旅行記1 【王からの手紙 編】

    【ワクワク&おもしろ系】アフガニスタンに行った時のバックパッカー旅行記を、まとめております。

  • 【旅エッセイ】マレーシア人のプリングルスヤンキーの話 まとめ

    【ワクワク&ハートフル物語】海外放浪の旅の途中で出会った、謎のマレーシア人”プリングルスを車内でバリバリ食べてたヤンキー”の話です。

最近の記事

  • 固定された記事

【自己紹介】嫁も知らない!3代目やなぎやの”ユニークなこれまでの歩み”と”これから”

  はじめまして。3代目やなぎやと申します。  2023年8月現在、noteには20年前のアジア旅の話をいくつか投稿致しておりますが、100人を超える方にフォロー頂いていること、また、たくさんのスキを頂いていること、大変うれしく思っております。  いつもありがとうございます。  今回は、旅人としての3代目やなぎや以外も含めて、自己紹介をさせていただければと思います。 ※ 今、最後まで書いてからここ書いてますが、  この記事の内容を45文字以内で書くと、    「”面白

    • 【旅エッセイ】機内食を欲張った結果、初インドの1泊目が病院だった話

       【後日追記】  この記事は、皆様のおかげでたくさんのスキ❤️を頂けた記事でした。いつもありがとうございます😭 初めてインドへ行った時の話。  多くの旅人も同じかと思いますが、「インド」と言う国は旅人にとっては、「よく騙される」「いやな想いをする」等の噂があり、私も大変身構えていた。  ミャンマーからカルカッタへは、飛行機で移動をしたのだが、ダッカで1泊して、翌日にダッカーカルカッタ間を移動する便だったため、この日はダッカまでの2時間ほどのフライトだったのだが、機内食が

      • 【王からの手紙 完】不思議な儀式の末に、アフガニスタン旅になぜ来たのかを思い出した。

         アフガニスタンでの2日目の朝、王様の2人の息子であるゼリフとハニフが来た。しばらく話をしたのち、ゼリフ(兄)が、友人の警察署長を連れてきてドキドキしたり、ご飯食べたりしていた。そんな中でハニフ(弟)が居ない…どこ行ってんだ? この話は、以下を読んで頂くと、より楽しめます。お時間のある方は是非ご覧いただければと思います。 この話中に出てくる「王様」は以下のものとなります。 ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありません。昔の旅の情緒

        • 【王からの手紙8】アフガニスタンでお邪魔している家に警察署長が来た。

           アフガニスタンの初日の夜をジャララバードで迎えた。その夜は、”少し前まで戦地だった場所に自分が居る”と言う事実と、その場所で”守られている”と感じていることの、恐怖感と安心感と同居する不思議な感覚の中で、私は眠りについていた。 【後日追記】  本記事にてたくさんスキを頂けたようです。  いつも皆様ありがとうございます。めっちゃ嬉しいです。 この話は、以下を読んで頂くと、より楽しめます。お時間のある方は是非ご覧いただければと思います。 また、文中に出てくる王様の話は、以

        • 固定された記事

        【自己紹介】嫁も知らない!3代目やなぎやの”ユニークなこれまでの歩み”と”これから”

        マガジン

        • アフガニスタン旅行記1 【王からの手紙 編】
          9本
        • 【旅エッセイ】マレーシア人のプリングルスヤンキーの話 まとめ
          5本

        記事

          【王からの手紙7】アフガニーとジャパニーはドーストなんだってば!

           王様のハウスキーパーと思われる、4か国語をあやつる(でも私の分かる言語はない)カーリーと言う男と、言葉を使わないコミュニケーションを図り、少しずつ状況が分かってきた中で、夜中に「ご飯」と言って夜間外出へ連れていかれた…どうなるのだろう。 この話は、以下を読んで頂くと、より楽しめます。お時間のある方は是非ご覧いただければと思います。 また、文中に出てくる王様の話は、以下のものとなります。 ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありませ

          【王からの手紙7】アフガニーとジャパニーはドーストなんだってば!

          放浪の旅から帰って20年以上経っても、私の中に残っているもの

           すでにいくつか私の投稿を、お読みいただいている方はお気づきの方も多いかと思うが、私の投稿は、 「20年前に行った旅を、旅から20年経過した今時点で、思い出しながら」 書いている。  そう、「思い出しながら」書いているのだ。  20年前の記憶なので、正直なところ、旅のすべてを思い出せるわけではないため、書く時に少し苦労はしており、  「何を書こうかなー、今日は○○の話にしようかな★」  とか、選べる状態ではなく、ほぼ思い出した順に書いている。  という事は、「旅から2

          放浪の旅から帰って20年以上経っても、私の中に残っているもの

          【王からの手紙6】謎の男との言葉が分からない不思議な会話

          王からの手紙に導かれたどり着いた1軒の家。そこで出会った「カーリー」と名乗る男は、4か国語をあやつる秀才だったが、そのいずれも私の理解の出来ない言語だった。アフガニスタンの初日の夜をそのよく分からない男と2人で迎えようとしていた。 この話は、以下を読んで頂くと、より楽しめます。お時間のある方は是非ご覧いただければと思います。 また、文中に出てくる王様の話は、以下のものとなります。 ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありません。昔

          【王からの手紙6】謎の男との言葉が分からない不思議な会話

          【王からの手紙5】王からの手紙に導かれた先で出会った男

          この話は、以下を読んで頂くと、より楽しめます。お時間のある方は是非ご覧いただければと思います。 ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありません。昔の旅の情緒を伝える目的で投稿をしておりますので、あらかじめご承知おきください。  「王からの手紙」を使って、  「あっちだーーーー」  とみんなが指さした方向へ、多くのアフガン人に連れられ向かった。道中で様々なことを話しかけられていたが…何言っているのか分からない。 実は、良い人と悪い

          【王からの手紙5】王からの手紙に導かれた先で出会った男

          【王からの手紙4】アフガニスタンのジャララバードで「王からの手紙」を使ってみた。

          【後日追記】 いつもありがとうございます!!! 皆様のおかげで本記事は、たくさんスキを頂けた記事となったようです。 めっちゃ嬉しいです☆  この話は、以下を読んで頂くと、より楽しめます。お時間のある方は是非ご覧いただければと思います。  ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありません。昔の旅の情緒を伝える目的で投稿をしておりますので、あらかじめご承知おきください。  掘っ立て小屋で、パスポートにとりあえずハンコをもらい、アフガニスタ

          【王からの手紙4】アフガニスタンのジャララバードで「王からの手紙」を使ってみた。

          【エッセイ】サイコロを振って、公認会計士になった話

          「”何をやるべきか”ではなくて、”何をやらないのか””何を捨てるのか”を決めましょう。」      私が仕事でよく言う言葉。  「#あの選択をしたから」の記事を書いてみようと色々考えていた時に、この言葉が思い浮かんだ。  人生はよく言われるように、選択の連続で、その選択をした結果、今があるのだが、選択をするときに、選ばれなかった選択肢は、人生のアナザーストーリーとなり、想像することはできても、永遠にその結論を見る事が出来ない。  だから、私は選択をすると言う事は、  「

          【エッセイ】サイコロを振って、公認会計士になった話

          【王からの手紙3】アフガニスタンへの入国の想い出は、「おっさん」と「見た事ないイミグレ」

          ※ この話は、以下の話を予め読んで頂けると、より一層楽しんでいただけます。ぜひ、ご覧ください!(上が古く、下が新しいです) ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありません。昔の旅の情緒を伝える目的で投稿をしておりますので、あらかじめご承知おきください。  ――多分、今、顔めっちゃ引きつってる感じがしてるし、不安そうな表情してると思うけど、他の乗客に見られない助手席でよかった。  私以外の他の乗客や運転手の方にとっては日常の移動なのか

          【王からの手紙3】アフガニスタンへの入国の想い出は、「おっさん」と「見た事ないイミグレ」

          【王からの手紙2】パキスタンにある本当の治外法権エリア、”トライバルエリア”の話

           パキスタンにて「王からの手紙」を手に入れ、アフガニスタンへの道が開けたので、ラワールピンディから国境近くの街、ペシャワールへと移動をした。 ※ この話は、以下の話を予め読んで頂けると、より一層楽しんでいただけます。ぜひ、ご覧ください! ※ 今回のコラムは、避難勧告が出ている国、エリアへの渡航を推奨するものではありません。昔の旅の情緒を伝える目的で投稿をしておりますので、あらかじめご承知おきください。  ペシャワールからアフガニスタンへの道へは、1つ難関があった。 「

          【王からの手紙2】パキスタンにある本当の治外法権エリア、”トライバルエリア”の話

          【王からの手紙1】ラワールピンディで王様みたいな人に出会った時の話。

           「汝はなぜアフガニスタンを目指す?」  目の前の王様のようなオーラを出している男が、私に尋ねてきた。  つい10秒前には想像もしていなかった突然の問答に、常にこれを自問自答してき、出していたはずの回答が、無限に頭の中を駆け巡ったが、頭から発せよと命令された言葉達が、緊張して締まってしまった喉を通過できない。  この質問に誤った答えを出せば、私はアフガニスタンに招かれざる客人となり、訪問のチャンスはなくなってしまうのかもしれない。  そう思うと、ますます喉に力が入って話せ

          【王からの手紙1】ラワールピンディで王様みたいな人に出会った時の話。

          【エッセイ】墓参りに行ったら、なぜ「正直で表裏ない性格だから」と言って平気で人を傷つける人が居るのか。を解明できた。

           「サバサバ系だから」「裏表ないから」「毒舌だから」のような事を言いながら、人を傷つける人がいる。ずっと謎だったのだが、墓参りに行ったことをきっかけに、ようやくこの人達の思考が分かった気がした。  盆に、お墓参りに行った。  盆の墓参りは、「ご先祖の霊をお迎えに行く」等の目的があるそうだが、私は、お墓の前で亡くなった祖母のことを思い出していた。  …そう言えば、幼い頃、よく祖母に「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」と言われていたな。  今、大人になって、祖母に話されていた

          【エッセイ】墓参りに行ったら、なぜ「正直で表裏ない性格だから」と言って平気で人を傷つける人が居るのか。を解明できた。

          【旅エッセイ】世界一何もない首都でミステリーツアーしたら、本当に怖い想いした。

           ラオスの首都ビエンチャンは、「世界一なにもない首都」と言われているのをご存じでしょうか。いまだに言われているので、今もそうなのかと思いますが、私が行った時も何もなかったです。  街中を歩いていて見かけた信号機は2台、3階建てがMAXで4階建ての建物は見かけなかったです。  そんなビエンチャンでの一日。  数日ビエンチャンで過ごしたが、雰囲気はゆっくりしてて好きなのだが、特段見るべきものもない。と言うか、お気に入りの場所が見つからない…噂に違わぬ「何もなさ」だな。  

          【旅エッセイ】世界一何もない首都でミステリーツアーしたら、本当に怖い想いした。

          【旅エッセイ】突然目の前に止まった車に恐怖したら、淡い青春物語が始まった話

           ブォーン!キィーーーー!   甲高いブレーキ音で私はハッとし、顔を上げると私の3mほど先に黒い車が横付けで止まっていた。   音に驚き、ビクッと震え上がった身体。足が止まり、何が起こっているのか分からず、私はただその黒い車を見つめていた…  ここは、マレーシアのマラッカ。  2008年に「マラッカ海峡の歴史的都市群、マラッカとジョージタウン」として世界遺産に登録されており、今は観光客も多く訪れる街のようだが、当時はマレーシアの地方都市で、ゆっくりまったりとした時間が流

          【旅エッセイ】突然目の前に止まった車に恐怖したら、淡い青春物語が始まった話