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子どもの前で「高いほうがいい」はやめてくれ。


そういえばね、「消しゴムは高いのを選んでください」って先生が言ってたよ。

きのう、小1息子とお風呂に入っているとき、突然こんなことを言ってきた。

は?
なんだそれ。


私「それ、だれが言ったの?」

息子「書写の先生。高いのと安いのがあったら、高いのを選びましょうだって」



言わんとしていることはなんとなくわかる。

要するに、質の悪い消しゴムを使うとうまく消せないことがあるから、なるべく質の良い消しゴムを使いましょうってことだろう。

とくに、書写の授業では4Bから6Bの濃いえんぴつを使うので、低学年ではうまく消せない子が多いはず。

それを気にして、なるべく質の良い消しゴムを選んで欲しいと伝えるため、そのような発言をしたのだろう。

質の良い消しゴムとはどういうものなのか、小学1年生にうまく伝えるのは難しい。

でもね、先生。
その発言は"高けりゃいい"って聞こえちまうよ。

消しゴムに限らず、高いから良い品というわけではない。
安くても質の良い品はたくさんある。


"高いからいいモノなんだ"

安いのではなく、高いのを買いなさいと言われたら、子どもはそう捉えてしまうかもしれない。

その一言で、子どもたちがそういうふうにとってしまう可能性について、教育者たる先生がなぜ想像できなかったのだろうか。
とても残念に感じた。



きのう息子の話を聞いて、モヤッとしたので記事にしてみた。

そして、子どもへの発言には気をつけようと、改めて心に誓った。

以上、おわり。

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