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「生活習慣病」投稿ウラ話②~病気をして明らかになる家族の本音~

「#哲学」応募作品の中で『「生活習慣病」投稿ウラ話』が先週、特にスキを集めたそうです。
皆様の支援のおかげです。
深く感謝いたします。
ありがとうございます。

お礼に私の好きな言葉をお届けします。

「おいしくて体に悪いものを食べて病気になるか、まずくても体に良いものを食べて健康でいるか。食べ物も人間関係も同じ。」
(美輪明宏)


「病状説明」は修羅場


ご存知のように、入院すると必ず、主治医から「病状説明」が家族、親族、または後見人にあります。

入院と言っても、本人が自分で動けて、日常生活に支障がなければ、「もう、退院しましょう」と穏便に終わることが多いです。

問題は、脳卒中を発症して、麻痺や高次脳機能障害の後遺症残存、認知症が既往としてある場合です。

大半の家族などはパニックになります。

中には、働き盛りで病に倒れ、子どもがいる場合は、生活がかかっているので、キーパーソンの奥さんは、「どうにか働けるようにしてください」と懇願されることもあります。

また、本人と家族が絶縁状態にある時は、病状説明は、家族は出席せず、電話で済ますこともあります。

中でも問題になるのは、退院後の転帰先です。

それは、在宅か施設か、在宅も誰が介護するのか、独居になるのか・・・。
結構、もめます。

特に、在宅復帰になると大変です。
老々介護や家族が病気でとても介護できる状態じゃない時は、病状説明は「修羅場」になります。


病気になる前に必要なこと


 
これは私自身の意見です。

1.健康診断

まず、会社勤務の人であれば、定期健康診断を受け、異常がある場合は、速やかに精密検査を受けて、異常があれば、早期発見・早期治療を心がけることです。

私は、検便で異常があり、精密検査を受けた結果、大腸にポリープがあることが分かりました。

今は、小さいポリープであれば、内視鏡で切除することができ、日帰り可能です。

もしくは、市町村のがん検診を受けた方がいいですね。


2.経済的問題の考慮

病気をするとお金がかかります。
入院費だけで、高額な金額になることもあります。

日頃から、貯金や民間の医療保険加入というもの考えた方がいいでしょう。
経済的に困窮している場合は、病院のソーシャル・ワーカーに相談することをすすめます。


3.アドバンスト・ケア・プランニング(ACP)

簡単に言えば「終活」です。

救急搬送され、主治医から必ず、延命処置をどうするか聞かれます。
食べられなくなった場合、胃瘻造設を提案される場合もあります。

病気になる前に、自分の意思を書面で準備する、日頃から家族に話しておくことも必要です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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