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帰宅前、父が思い出の品と写真をいくつか持たせてくれました。今はなきW.-Germanyと印刷されたノートの中は私の拙い旅行記。ライン川下り、パリ、スイス、リヒテンシュタイン、ニーチェの生家、グリンデルワルド、ユングフラウヨッホ、ミュンヘン、ハイデルベルグ、メスキルヒにハイデガー…
明けましておめでとうございます。新年早々おめでとうということが憚られる出来事が続き、どうか1人でも多くの方が無事に安全にと願う年始となりました。今日から雨で寒い日が続きそうです。どうか冷酷な雨ではなく、少しでも恵の雨に変わりつつ早く止みますようにますようにと願うばかりです…合掌。
18:16分に迎える今夜の満月は、ネイティヴアメリカンによれば「ビーバームーン🦫✨」そして双子座の満月です🌕家族の絆がつよいといわれるビーバーにちなんで、家庭や愛にまつわる願い事や感謝をすると良い日だそうです✨いつもありがとうの気持ちを込めて🌝✨(画像は2016年NASA🚀より)
春学期以降、その時々つぶやいたり流せる思考がなくあまり更新できずにいました。また少し落ち着いたので観劇レビューなどしていきたいと思います。直近で観劇が叶った素晴らしい舞台ふたつ。生身の人間であることの痛みや苦悩、生と死、何よりその根底にある愛について、変わらずに考え続けています。
突然の大雨
世界はちゃんとわかっている
どうか
総てのかなしみが
あらわれ
流され
総ての苦しみ
遣り場のない心が
ほんの僅かでも
消炎されますように。
祖父の形見の灰皿を手に、お線香の代わりに焚いたお香が燃え尽きるまで手の中に握りしめたまま、黙祷。物質の記憶、今はなきひとのぬくもり、想い出。早朝の朝陽が嘘のように、雲が立ち込めている。空が、世界が泣いている。総ての理不尽なかなしみ、苦しみのない世界を希求することこそ私の哲学です。
薄青色の空に、
少し満ちかけた
月がはんぶん🌛✨
大切な人のことを
そっと想います。
あなたにも、
みえるといいな✨
今年初めて植え替えながら育てたマダガスカルジャスミンがひととおり咲き終わり、これで終わりかなとふとさみしく思っていたら、どうやらまだ終わりではなかったようで、感動した朝。植物は美しく、賢く、正しく、その生を全うしていて、ゆえに頼もしく、日々私を励まし、大切なことを教えてくれます。
ピンク色の夕暮れ
夜明け
早朝の初夏の匂い
雲ひとつない青空
新月
13:31には、金環皆既日食
とっても特別な空🌝✨
皆様にも素敵なことが
ありますように。
雲が静止し、驚くほど空が凪いだ朝。
私も静止し、驚くほど心が凪いだ朝。
世界の時間が止まった瞬間。
今朝までのすべてが
やさしく肯定される。
すべてを肯定せよ、と
天空から先哲たちが語りかける。
全肯定することこそ
力であり 愛である。
知への愛によって
今日も生きる。
ジレンマはジレンマとして受け止め、これをストレスとして自分の思考から排除しないことが大切だというのが、哲学にも共通する思考ではないかと思っています。解決の術のないことを考えるのは苦しいことですが、その苦しみもまた、解決を求めるための契機や動機なのだと考え、受け止めたいと思います。
それでも愛用のPatagonia製品はまだPFCフリー製品ではないのでしょうし、ここ数日の雨で着用していたトレントシェルがほぼ完全に雨粒を弾くのを見つめながら、肉眼では見えない世界で一体何が起こっているのだろう、私が歩くたびに路上にはPFCが流れ落ちているのか、というジレンマも…
哲学はもちろん理論であり思想でもありますが、同時にこの世界に生きる上では実践されなければならない、そしてほんの僅かでも、ほんの少しでも、何かが、誰かが、よりよい状態へと促されなければ意味がない、というのがノンポリ・リベラル・無信仰という不届者を自負する私なりの持論であり実践です。
Patagoniaは15年以上の歳月をかけ現在PFCフリーに対する取り組みの最終局面にあるそうです。食品にも取り組んでいて、先日偶然にもキャンプ用品の売り場でスパイスを見つけ改めて食への取り組みも知りました。全てのものがそうなるにはまだ時間がかかるでしょうが、消費は投資でもある。
選択の余地があるのなら、私はPatagoniaを愛用してきました。「永遠の化学物質」と呼ばれるPFC(ポリフルオロ化合物)は、撥水加工や焦付き防止加工の調理器具によく使用されていますが、言葉の通り永遠に消えず、地球上を汚染し、環境のみならず生命の体内にも無限に残留するといいます。