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教育的課題をどのような視点で見るか

何から言えばいいのか分かりませんが、先日報道された記事に関してつらつらと書きます。

ひとまず、教育業界で、このような現状が起こっていることを受け止めることからです。

この現状に対して、学校に行けてない子どもについて、学びに繋がっていない子への支援を対策例としてあげているようです。
大事なことではありますが、それよりも先に改善することがあるはずです。

  • 欠席日数による不登校基準の撤廃

  • 「学校に行くのが当たり前」という見方を無くす

  • 行政と教育委員会が連携して、子どもの居場所が学校以外に確保され、子どもや家庭に合う教育機会の選択肢を充実させる(そこへの援助も拡大させる)

  • その選択肢を行政と教育委員会が積極的に発信しする

つまり、「長期欠席」「不登校」という分類を引き起こしている原因を解決し、子どものニーズに対して、社会や大人が変わり、支援の幅を広げていくことです。

そうすれば、「不登校」という言葉はなくなるでしょう。


いじめについては、子ども同士の関わりや接触機会が増えたことが影響していると言及していますが、果たしてそうだろうか。

例えば昨日まで数人と関わる生活をしていた子が、今日から何十人と関わるようになったとして、それがいじめの認知数の増加と直接結びつくのだろうか。(可能性はなくはないかも。)

よく考えると、大人でも相手を傷つけてしまうような言動はあるでしょう。

その原因は、相手への嫉妬心だったり、自分と価値観が合わなかったり、決めつけだったり、などなど。

またその原因は、相手を一方向から見て判断したり、相手の言動の背景を考えられてなかったり、自分と人は同じ考えを持っているor人と合わせないといけないと思い込んでいたり、などなど。

つまり、主観のままに言動している、今までの経験による決めつけみたいなもので物事を考えているのだろうと思います。

それを変えるのは、自分が今いる環境と、自分がどう舵を切るか、だろうと思います。

特に、目や耳に入る情報や視点。人と関わる範囲や繋がり。
それを少しずつ広げること、数を増やすことです。

そして、子どもたちは大人以上に環境からの影響を受けるのではないかと思います。

  • 身近にいる大人がどんな姿でいるか、言動をとるか。

  • 物事を考えるときに違う視点を持つ、相手の立場に立つ機会が普段からあるか。

などなど。

子どもは、自分自身の舵の切り方が十分に備わってない子もいるので、それを身に付けるにはやはり周りの環境をよりよくすることです。

コロナ禍の生活によって、行動範囲が制限時間されたり、マスク着用で非言語コミュニケーションの要素が減ったり、というのもあるかもしれませんね。

その他諸々ありますが、ここまで。


ここで書いたことも、僕自身の視野の狭さが影響しているのかもしれませんが、子ども自身を色眼鏡で見るべきではないのは確かかなと思います。

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