ゆっきー舎

自称小説書き♬ いろいろライター/図書部:自作の小説、読書会の報告、書評/味部:作って…

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自称小説書き♬ いろいろライター/図書部:自作の小説、読書会の報告、書評/味部:作ってみる派。スローチープ派/考える部: 入管問題・難民問題に取り組んでます。世界の端っこを、ちょっぴりでもいいからマシにしたいと思っています。

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  • ゆっきー舎 味部

    ぐりとぐらのように、お料理すること、食べることが好き♫作ってみた記事中心。高級グルメ志向無し。「スローチープ」を提唱。安い材料+ちょっと手間=楽しく作って美味しく食べる♬

  • ゆっきー舎 考える部

    入管問題、被収容者の支援のこと、世界とか人権のことを考えます。 「ネコマンガで世界の端っこをちょっぴりでもいいからマシにする」を目指します。

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絵本『もりのなか』の読み聞かせ方について、みなさんの意見を聞きたいです

この文章は、読書イベント「本と、おしゃべりと、」で、参加者の方からいただいた相談について考え、皆さんの意見を求めたいと思って書いています。相談は、マリー・ホール・エッツ作『もりのなか』という絵本の楽しさがどうしたら最近の子どもに伝わるか?というものです。 良かったらこの文章を読んでいただいて、ご意見をいただけるとありがたく思います。 ※トップの絵は読み聞かせに関連する絵がないかな、と検索してやまもりのこめさんのイラストをお借りしました。ステキなイラストを共有可能にしていただ

    • 私の推しマンガ家、成田美名子を熱く語る!

      成田美名子というマンガ家について 2022年11月6日、足立区立舎人図書館にて行っている「本と、おしゃべりと、」の番外編「舎人の中心で推しへの愛を叫ぶ」を開催する。そこで参加者は、自らの推しを語ることになった。 私は、成田美名子を私の根幹を作ってくれた漫画家!として強く推したい! 成田美名子は1960年生まれ、2022年現在62歳、1977年デビューなので活動歴はすでに活動歴45年! 活動拠点が月刊LaLaなどの少女誌だったので恋愛を扱うことが多いが、実は彼女は、

      • 2022年も「本と、おしゃべりと、」開催します♫

        読書イベント「本と、おしゃべりと、」は2022年も引き続き開催しますよ〜♫ 新年初回のテーマは「私の好きな小説」! 小説という以外フリーテーマです♫ 最近読んだものでも、思い出の一冊でも、ぜひ気軽に紹介してください。 申し込みやお問い合わせは 舎人図書館 : 03-3857-0771 まで ちなみに2021年12月は有川浩の『植物図鑑』を課題本にしてオンラインでおしゃべりしました。 普通の女性が行き倒れのイケメン男性を拾うというファンタジーかラブコメのような始

        • オンラインで「本と、おしゃべりと、」 12 /17告知

          こんにちは♫ 読書イベント:「本と、おしゃべりと、」は12月17日、オンラインで開催します。 今回は、課題本についてみんなでおしゃべりする回です。 お題は有川浩の『植物図鑑』! 参加希望の方はこちらへ♫ 以下はツイッターであげた告知マンガです♫ まずは冬にちなんだネタから。 続いては今回扱う『植物図鑑』にちなんで、舎人図書館のキャラを使った二次創作告知マンガ、第一回です。 続いて中編♫ 続きを書いたらまたあげます♫ 「本と、おしゃべりと、」は今回はオンライ

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          交錯する感情! 美味そうなメシ! 予想しにくい展開! 見どころてんこ盛りな『タスキメシ』を解説!

          足立区立舎人図書館さんと共同で行っている読書イベント「本と、おしゃべりと、」の11月のお題は「〇〇の秋を感じさせる小説」! ゆっきー舎小柳は食欲の秋とスポーツの秋を両立する作品として、額賀澪著『タスキメシ』を紹介しました♫ 1・作品概要『タスキメシ』は駅伝などの長距離走に取り組む若者たちの喜びや挫折、苦悩や憧れを、さまざまな料理や調理シーンと並行して描いています!と、言ってもなんだかさっぱりわからないと思うので、まずは相関図を書いてみましたよ〜♫ しかし!! 本作はハッキ

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          「オンラインで、本と、おしゃべりと、」で『バスカヴィル家の犬』について語り合いました♫

          2021年10月30日、足立区立舎人図書館さんと「本と、おしゃべりと、」のオンラインイベントを行いました。 今回のテーマは、コナン・ドイル著シャーロックホームズシリーズの一冊、『バスカヴィル家の犬』です! 名探偵シャーロックホームズと医師ワトスンの名コンビが、ホームズを出し抜くほどの頭脳を持つ敵とどう対峙するのか? バスカヴィル家の魔犬伝説は事件にどう関係しているのか? といった点が見所です! なお、イベントはみんなで読後感想を語る趣旨なので、この記事はネタバレ全開です。

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          イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード2

          脊柱管狭窄症で苦しんでいたRさんからペルシャ料理を教えてもらうシリーズです。皆様からいただいた募金によって、2021年10月にRさんは無事腰の手術を終えることができました。今は回復期間中ですが、手術ができたおかげで痛みはかなり緩和できている様子です。 とはいえ、扉絵みたいに飛び跳ねるような動きができるわけではないのですが、こんなふうに元気になってほしいな、という願いを込めて、エピソード2をお送りします。 1・ルビヤポロ(インゲン豆ご飯)ルビヤポロはインゲン豆の炊き込みご飯

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          様々なルーツを持つ人達と、多国籍な料理を楽しんできました♫ in名古屋

          約1週間、名古屋に行ってきました♫ 主目的はイラン出身のRさんの脊柱管狭窄症手術の入退院に立ち会うことでしたが、仮放免者を受け入れるシェルターに宿泊させてもらったので、さまざまなルーツを持つ方との交流もできました。 この記事では仮放免という言葉を多用します。仮放免者=犯罪者と思う人もいるかもしれませんが、それは正しくありません。詳しくは記事の最後に記載しますので、ぜひ最後まで読んでください。 では、料理の話を始めましょう。 1・Rさんが振る舞ってくれたペルシャ料理Rさん

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          辻村深月著 『ツナグ』の読後感想♫

          久しぶりにゆっきー舎図書部の記事更新です♫ 辻村深月の『ツナグ』が「本と、おしゃべりと、」のお題になったので、この本を読んで私なりに思うことを書きます。 ゆっきー舎は足立区立舎人図書館さんと共同で「本と、おしゃべりと、」という読書会を開催しています。 「本と、おしゃべりと、」は、比較的リアル開催にこだわる読書会です。基本的に物語(小説、絵本、児童書など)を扱っていて、物語や登場人物から受けた感動を緩く語り合う場所です。(啓蒙書やビジネス本は基本的に扱いません) 昨年度

          辻村深月著 『ツナグ』の読後感想♫

          ぼくらがなぜ「入管」に怒っているのか知ってほしい シリーズ3

          「コレが公務員が言うことか?」シリーズも3回目。2回目に引き続いて、2019〜2020 年に入管が行った「仮放免制度の濫用」に関連して、今回は入管職員の対応に怒りを覚えたことを中心に書く。 入管はそれぞれの事情を無視した「全件収容主義」を主張しており、難民申請者も収容対象となっている。 しかし、そもそも収容=拘束は送還準備のための一時的なものとされている。難民申請者は送還してはならないと難民条約で決められいるから、本来なら国際法上収容対象になるはずはない。 この種類の話

          ぼくらがなぜ「入管」に怒っているのか知ってほしい シリーズ3

          イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード1

          イラン出身のRさんにペルシャ料理を習うシリーズ、いよいよレシピ紹介を始めます‼️ エピソード0で企画の経緯を説明していますので、良かったら見てくださいね。↓ https://note.com/yukki_sha/n/nd43f8b6af365 いよいよレシピです!「ホレシュ」はシチューのような煮込みで「バデンジャン」はナスなので、ホレシュテ バデンジャンは日本語でナスの煮込み! つまりナスが主役!の料理です。 まず、①Rさんに教えてもらったレシピ(サッパリ味)を書きま

          イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード1

          イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード0

          この記事はイラン出身のRさんにペルシャ料理を教えてもらい、ゆっきー舎がレシピ化する過程を書いていきます。 今回はエピソード0、導入編でレシピ紹介はありませんが、この企画を始めた成り行きを書いているので、とりあえず読んでもらえると嬉しいです。 ここで、Rさんの情報を記載します。(この情報の後にもマンガは続きます♫) ・Rさんは在留許可がないことで入管施設に収容されていましたが、日本が在留許可を重視しない時期に来日して、日本で約30年生活しています。家庭の都合や出身国が戦争

          イラン出身の仮放免者Rさんにペルシャ料理を習う! エピソード0

          五輪が迫る今こそ読むべき 『東日本大震災から10年 災害列島・日本 49人の写真家が伝える"地球異変"の記録』

          ゆっきー舎・考える部は、入管や難民問題を扱った書籍を何度か紹介していますが、今回は日本で近年起こった災害を映した写真とその解説が記載された本を扱います。 3.11から10年ということもあるけど、当初「復興」を掲げた五輪が、いつのまにか「復興」を叫ばなくなり、コロナ禍で無理に進められていることに疑問を感じ、今こそ読むべき本だと思って紹介することにしました。 1・震災当時の写真だけでなく直近の画像も多く、さまざまな事実が見えてくる少し前に、今回紹介する『東日本大震災から10年

          五輪が迫る今こそ読むべき 『東日本大震災から10年 災害列島・日本 49人の写真家が伝える"地球異変"の記録』

          雑にガレットを焼きながら、日本の調理史に思いを馳せる日曜の朝

          以前ガレット について書いた記事を読まれた方から「オシャレですね」と感想をいただいた。 最初はガレットミックスなどどいう初心者向けの粉を買った私だが、ちゃんと蕎麦粉選んで買うようになり、メインディッシュやスイーツとしてのガレットも何度も作ってみた。 そうこうするうちに、いつの間にかそれなりにガレットを生活に取り入れることに成功した。 そもそも蕎麦は好きだし、中年のオッサンとしては血液サラサラ効果がある蕎麦粉は、日頃油っぽい料理をしがちな自分への免罪符になる、気がする。

          雑にガレットを焼きながら、日本の調理史に思いを馳せる日曜の朝

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          ぼくらがなぜ入管に怒っているのか知ってほしいシリーズ2  入管は制度を濫用してストレスを与えることを得意としている!

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          バルサミコ酢擬人化キャラ、バルサ美子 ぼんやり誕生!

          ちょっと間があきましたけど、バルサミコ酢編、ようやく完結です。 (「バルサミコ酢編」なんていつ始まったんだ?っていうツッコミは無しで  ( ´∀`) ) と、話を進める前に、 【前回までのあらすじ】 バルサミコ酢って高そうだけど、安いのもあって、意外と使いやすいですよと訴える、バルサミコ酢編第1話↓ バルサミコ酢でいろいろ作って、自称バルサミコサーになった第2話↓ で、今回はいよいよバルサミコ酢編完結です。 さて、ゆっきー舎小柳がバルサミコ酢について、

          バルサミコ酢擬人化キャラ、バルサ美子 ぼんやり誕生!