みやざき

noteは頭の中の整理整頓のために使ってます。 映画、読書、散歩、写真が好きです。

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最近の記事

ひとつの節目を迎えました。

はじめてお年玉を弟に渡したり、親戚のちびっこ兄弟たちに僕ら兄弟の幼き日の面影を重ねてしみじみしたりと、今年の正月はひとつの節目を感じる機会がなにかと多かったです。 ちなみに去年の正月は、帰省とともにインフルエンザで寝込み、完治してすぐ鳥取に帰る。といったちょっと残念な寝正月になってしまったので、今回は無事に正月を迎えられてホッとしました。 さて年末に入る前にPolyAPIの存在を知って、3D空間に絵を書いてスマホで共有できたら面白いだろうなと思ったので、UnityとVuf

    • 祭りは見るより参加するほうが楽しくて、熟練者のアドバイスはすごくためになる。

      ちょうど先週から僕が住んでいる地区内で皿踊りの練習がはじまった。 皿踊りがどういう踊りなのかいまいちピンときてないけど、どうやら10月にある皿祭りのときに披露する踊りらしい。 今回初参加の僕は、そばにいた皿踊りマスターである祖母に教えを乞うと、「まずは足の動きを覚えよう」とアドバイスをもらった。 なるほど。足の動きの他にも、手の動きと両手に二枚ずつ持った小皿をカチャカチャ鳴らしているけど、とりあえずそれらは気にしなくていいんだ。 さらに踊りの流れを数分ほどでざっと教え

      • 感情は自分事だけど、技術はそうとは限らない話

        この前任天堂の本を読んだとき、『枯れた技術の水平思考』という言葉が書かれてあった。 "枯れた技術"は、最先端の技術ではなく、すでに広く使われ、安定して使える技術のことを指し、"水平思考"は、その技術を今まで無かった用途で活用することを指している。 最新技術にとらわれることなく既存のもの同士の組み合わせでも、アイディア次第で人を驚かすことができ、任天堂はその体験をとても大切にしている。 つまり、任天堂が売っているのは『ゲーム機』ではなく、『ゲーム機を通した体験』である。

        • 感覚を言葉に起こすこと

          好きな漫画のひとつに『アオアシ』があります。 今まで読んだサッカー漫画の中で1番好きで、毎月1冊ずつ読むのが楽しみになっています。(現在14巻読了) 僕自身は小、高校のときはサッカー部に所属しており、当時なにも考えずに走り回っていたことを若干悔やみつつ読み進めていますが、僕にとって『アオアシ』は漫画よりもむしろ感覚的に先生に近いです。 正直僕は、論理的に話すことが苦手で「なんでそう思うの?」と聞かれても、うまく言葉にできずに黙ってしまうことが多々あります。(「だってそう思

        ひとつの節目を迎えました。

          鑑賞者を置き去りにする映画であれば、それはすごく観てみたい。

          小説を読むときは、文章から風景を想像しながら読んでいる。 そのためおもしろかった小説は特に、自分が想像した世界を壊されたくない気持ちが強く、たとえ小説が映画化されていても、予告などを見てなんか違うと感じたら、映画は観ないでおこう。となる。 そういうスタンスでいると、あるとき「映画は映画でまた違う良さがあるよー」と教えてくれた人がいて「そうか、まったく別物と割り切ればいいんだ。」と納得しつつ、好きな作家である伊坂幸太郎作品を観てみた。 だけどやっぱりうまく割り切ることはで

          鑑賞者を置き去りにする映画であれば、それはすごく観てみたい。

          VRの世界を体験した話

          先週はじめて『Oculus Quest』を体験した。 もはやすごすぎて「すごい」の一言に集約できるんだけど、 これは、たまには気分を変えて、いつも食べているアイスとは違う種類のものを選んで買って食べてみると、思いのほかおいしかった。 という感動よりもはるかに大きくて。 住み慣れた日本を飛び出し、東南アジアをバックパックひとつで旅しているときに感じた、異なる文化にふれたときの衝撃よりももっと根本的な部分の話で。 別のアイスでも、別の文化でもなく、それぞれを形作るため

          VRの世界を体験した話

          言葉は定数?それとも変数?

          プログラミングを勉強していると変数という単語がでてくる。 変数と聞くと、数学にでてくる「x」や「y」を思い出すけれど、プログラミングで扱われる変数は、しばし『箱』のようなものと例えられ、その箱の中には、文字列や数値などの値を入れたり、別の値に書き換えたりすることでできる。 この変数とは『箱』のようなものと聞いたとき、日常生活の中で使う言葉もまた変数なのかもしれない。と思った。 もちろん辞書を引けば、明確に言葉の意味が定義されているため、変数というより、定数なのでは?と思

          言葉は定数?それとも変数?

          有田の陶器市がめちゃくちゃおもしろい

          4/29~5/5まで有田陶器市が開催されています。 地元の人情報では、土曜の27日からはじまる!?らしいので、28日に足を運んでみると、商品が軒先に出され早くも販売がはじまっています。通りにはチラホラと観光客らしき人たちもいました。 しかし、自分たちの店舗を持たずにテント出店の人たちは、まだまだ組み立てたり、商品を出したりしている途中だったため、その日は昔ながらの街並みを軽く楽しみ、日をあらためた今日再び会場に足を運びました。 会場といっても陶器市は、上有田~有田まで続

          有田の陶器市がめちゃくちゃおもしろい

          いつも両手は空いている

          ある日、雑談形式でやりたいことを話し合ってたとき、頭の中にあるイメージをうまく相手に伝えきれていないことが、歯切れの悪さやその人の表情から読みとることができた。 だからそのとき、僕が想像していた脳内イメージに近く、相手がピンときそうな「水族館みたいな…」や「Google検索みたいに…」といった例えを話すと、「それならもっとこうしてもいいよね」と相手ものっかってきたので、わかりにくい話でも相手になじみのあるものに例えることで、大まかなイメージを互いに共有できるとあらためて気づい

          いつも両手は空いている

          選んだ言葉が同じとき

          「好きなものってどんどん増えるよね」という言葉を聞いたときの違和感を長らく放置しておくと、ふとしたときにその違和感の正体に気付くことがあった。 その人の場合好きなものは『増える』ものらしいが、僕にとって好きなものは『更新される』といい表したほうがしっくりくる。 『増える』の言葉には、好きなものはずっと好きである。というポジティブな前提が含まれている。 その一方で『更新される』の言葉には、好きなものはずっと好きとは限らない。というネガティブな前提が含まれていることがわかる。

          選んだ言葉が同じとき

          将棋から人生の教訓が学べる

          ここ数日、スマホアプリの将棋をちょいちょいやっていた。 1から40とレベルが上がるにつれてコンピュータが強くなっていく仕様だが、わりと10ぐらいで勝てなくなったので思い切ってレベル40と対戦することにした。 当たり前に負け続けてもはや何連敗したかも分からない。 でもレベルの高い相手と指すと、自分の指し手に対するコンピュータの判断がものすごく的確なことに気づく。 逆にそれさえ分かれば、あとはコンピュータの指し方を取り入れるだけでレベル10程度の相手には簡単に勝てるようにな

          将棋から人生の教訓が学べる

          自分の拠り所とそれが更新される楽しみ

          大学生になって映画を観たり本を読んだりすることが増えた。 その中でごく稀に、何度でも味わいたくなるような作品に出会うことがあった。 映画『ショーシャンクの空に』や茨木のり子の『一人は賑やか』という詩が僕にとってのそれにあたり、他にも今読んでる司馬遼太郎の『峠』は、割と読み始めてすぐに「これは何度でも読み返そう」と思わせる作品だった。 これらの作品で共通している点は、自分の理想とする生き方やあり方を映像あるいは言葉によって示してくれるところと自分で自分が分からなくなったとき

          自分の拠り所とそれが更新される楽しみ

          僕たちは表現するための『方法』に縛られすぎていたのかもしれない

          シェアハウスで一緒に住んでいる友人が映画『インターステラー』をオススメしてくれた。 彼曰く、めちゃくちゃおもしろいらしいけど、正直あまりそそられることもなく話を聞いていた。 だけど『インセプション』と同じ監督が手がけていると話してくれたあたりで少し興味が沸いた。 『インセプション』は以前観たことがあったからだ。 実際に映画を観て思ったけど、 つくり手の『伝えたいこと』 それを表現するための『方法』 さらにそれを実現するための『表現技術』のうち 音楽、読書、絵画など

          僕たちは表現するための『方法』に縛られすぎていたのかもしれない

          何を話したかはあんまり覚えてないけど、とにかく楽しかったってことは異様に覚えている時あるよね。

          ずいぶん前に友達3人でバーに行ったことがある。 ある程度お酒も入り、気分も良くなってくると誰が言い出したかは忘れたけれど、それぞれ好きな漫画やアニメをオススメし合おうという話になった。 ひとりは荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』について語り、最近ジョジョバーに行ったことを楽しそうに話してくれた。 別の友達は『機動戦士ガンダム』がおもしろいと言い、その話にバーのマスターが「連邦軍とジオン軍が正義対悪ではなく、正義対正義の戦いなんだよね。」と割って入ってきたときなんか

          何を話したかはあんまり覚えてないけど、とにかく楽しかったってことは異様に覚えている時あるよね。

          ストレングスファインダーに課金した結果

          去年の11月、2年ぶりに人生2回目のストレングスファインダーを受けた結果【運命思考】が【成長促進】に変わっていただけに終わったけど、順番も大事らしいと教えてもらったので、その後課金してみた。 34の資質すべての順位を知ることができたので公開しますね。 上位には『人間関係構築力』と『実行力』が多く 下位には『影響力』が固まっている 今回課金することで下位の資質を見られましたが、思ったり考えたりしていることって、自分が気づきとして納得できれば、それで満足しちゃうので(河原で

          ストレングスファインダーに課金した結果

          届けることの難しさ

          【代表展の振り返り part2】 実は代表展に参加するにあたって、制作、展示の他にやりたかったことがもうひとつあって、それが造った作品を届けるという販売です。 きっかけは、僕がなにかしらの展示会に足を運んで、いいなと思った作品の中に欲しいなと思う作品もあって、僕がそう思ったように、今回の代表展で欲しいと思ってくれる人がひとりでもいれば、その人のための導線を確保しとくべきだと思ったからです。 あと、製作する立場から考えても、作品制作費が少しでもまかなえれば、負担が減るし、

          届けることの難しさ